平成２１年賀状にもちいた写真。２００８年９月、祖母方の実家ゆかりの地をまわり、村松から五泉へまわりました。

　禅刹への道は豊かな杉並木。途中に漢詩と短歌の碑でつづる道つくり事業がすすめられていて、杉の木立はまたあらたな文化の蓄積をめざしていました。

　川の清流、茗荷の生育、麦ぬきのモテナシ。入り口の茶屋の風情も捨てがたく、散策を楽しみました。

　樹齢をかさねた杉の大木に寿齢を読み取り、その落ち着いたたたずまいを、しばし楽しみました。

日の出は早い。この光景が午前６時半。ちょうど起床時にお目にかかる。
　「カーテンを開けましょう、東の空が美しい」。起きだしながら、家人が申す。東雲というべきか、一首をモノにしたようだが。

　この地球上で、一番最初に２１世紀を迎えるのは、ニュージーランドの東の方だと聞いたことある。

　そのころから、「日本」「日ノ本」とは、よくぞ言ったとおもっているが、それにしても道東は日の出が早い。

　こちらはカメラで一枚。夜明け直前をお届け。それにしても惜しまれる、目の前のビル。移転直後は、建物がなかった。正月日の出も、この位置で撮影できたが。

　師走は、ここにも。釧路川に面したＭＯＯ＝フィッシュアーマンズ・ワーフ。師走の賑わいを引き寄
せている。幣舞橋のタモト、光があふれる。

　通りには新装のホテルがお目見えし、空地がひとつ埋まった。ホテルが増えたが、事務所は空き部屋
が目立つようになったというこのマチ。

　電飾された建物を、携帯のカメラで撮影し、記録に残す方が多い。通路の一角には「恋占い」の抽選
箱。中年、初老よりは若者の参集が似合う一角。

　宴会が始まる直前、その場所を訪れた。釧路川河口の夕日は名物ながら、日没のあとにも新名所つく
りが進んでいる。

「Re:釧路駅　歳末」
駅が素敵ですね〜〜

でもでも、まだ、足を踏み入れたことは有りませんが

一度は、訪れてみたい駅ですね。

　師走。まずはＸ’Ｍａｓメロディー。街にながれる。

　釧路市の表玄関も、師走の装い。エルミネーションでの装飾が始まった。往時は年間乗降客が２７０万人を記録した釧路駅。

　今年は「啄木来釧」百年であったが、もちろん啄木が降り立ったのは、この位置ではない。鉄道線が東の厚岸に延長された大正６年、この位置に移転してきた。

　民衆駅として改築されたのは、昭和３６年。近代的な建物にかわったが、人員削減の現在、建物のそこかしこに、空き部屋が目立つ。

　経営が国有鉄道から民営化されて、会社は「国鉄とは別会社」。　最大規模時代の国鉄を象徴する釧路駅に、電飾。