写真は史跡国泰寺跡（国指定）のサクラの見所時期の紹介です。　

国泰寺は江戸幕府が建立した寺院ですが、本邦の北東部に位置し、国家安全・領主家安泰の祈祷寺院として、表鬼門を守護する位置にあります。

　江戸は京都を意識した、家康による世界的計画都市とされています。　
家康は京都に負けないサクラ。延暦寺に匹敵する寛永寺を表鬼門に設けたとされています。

　史跡の整備が計画されていますが、京都にまけない江戸のサクラをうけつぎ、延暦寺ー寛永寺ー国泰寺の鬼門守護をコンセプトにすえて、全国からの信仰をあつめる史跡整備をめざすべきと、考えています。

　釧路市阿寒町にあった炭鉱。閉山は1970年。記念碑は1980年8月15日に建立された。閉山後10年を記念するもので、建立後30年を迎えたことになる。

　揮毫は芳野雲泉師。背面に「雄別炭砿想いでの記」が記載され、保存状態もよい。サクラの苗木も成長し、柵で区分けされて整備状態も悪くない。

　「雄別炭砿は大正九年に開発され（略）三千有余の従業員と二千五百戸の・・・」と背面には記されている。

　厚岸は北海道東部に位置する。内陸深く湾と汽水湖を擁し、湾口には大黒島、小大黒島が配置された自然港湾。

　江戸時代は、太平洋岸で有数の良湊として知られていた。

　町は、湖南と湖北に二分され、渡船が唯一の交通手段であった時代が長い。大橋が建設されて、集落の勢いにも変化。湊で発生した集落は鉄道で生まれた生まれた集落に押されているかの感もある、が。

　その鉄道依拠の集落から景観を一枚。今の集落は、港でもなく、鉄道でもたよらず、国道４４号線が主力となりつつある。

「Re:夕焼け」
素晴らしい夕焼け！！
見とれてしまいました（＾＾）

　春採湖畔からの夕焼けです。

　月曜日、９月２７日。しばし見とれていました。残照があざやか。

　浜風が、粉塵や靄をとりのぞいてくれるからでしょうか。この地の夕焼けは、江戸時代に旅した仙台藩士によって、記録に残されました。

　明治は啄木がその鮮やかさを短歌に残し、１９６５年に釧路十景のひとつに選ばれました。

　このマチの夕日。その美を演出するのは、きつい浜風ではないでしょうか。