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†詩置場†

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公開 メンバー数:5人

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from: ジャニス†さん

2007年01月22日 10時25分39秒

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記憶†

あれは確か去年の五月新緑の降り注ぐ櫻並木君と手を繋いで歩いた君は新しい服を着てた木漏れ日がまぶしくて目を細めて仰いだ空は雲一つないただの青でポケット



 あれは確か去年の五月
 新緑の降り注ぐ櫻並木
 君と手を繋いで歩いた
 君は新しい服を着てた

 木漏れ日がまぶしくて
 目を細めて仰いだ空は
 雲一つないただの青で
 ポケットの中のコインが
 音をたてて弾んでいた

 君はときどき上の空で
 遠くをみつめてたけど
 春の陽気に浮かれた僕
 汗ばんだ手のひらさえ
 全く気にならなかった


 あの日とおなじ櫻並木
 風にながされた雨雲が
 ひとり家路を急ぐ僕に
 冷たい雨をもたらした

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from: ジャニス†さん

2007年01月31日 16時56分57秒

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「Re:記憶†」

リレー詩のお題『記憶』





季節は春

…といっても桜の花は散り葉桜の緑が眩しい季節
(あちこちに毛虫)





大好きな『君』とのデートに浮かれていた『僕』


見上げれば青空

『君』の新しい服はとても良く似合っていた

ポケットのコインさえ弾んでいた




肝心の『君』が
うわの空でボンヤリと空を見上げてたこと…

今ならその理由も解る





『僕』の恋は、あの時すでに満開の桜とともに散ってしまってたんだ

気付くのが遅かったけど

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