時はすぐに過ぎていってしまう

だからオイラ、いつもの1957年型で走るんだ

遅いさ、馬力もないさ、でもトルクは太くて・・悪路には強いんだよ

こっちのほうが、神様に近いような気がする

本当に生きているような気がするんだ

1980年からこっちが好いって誰がいったんだ？・・・嘘っぱちさ・・

照れ隠しなんだよ

1960年型が好きなんだ

もうすぐ　夜が　明ける

青い　闇　の　中　を　・・1960年型で走ろう

皆　追い越していくさ・・・

でも、オイラ・・196じゅう　え～と　2年型がいいんだ。

ポンコツで、ガラクタ寸前で・・・・でもそっちのほうが好いんだ

どうせ　独りぼっちで　走りつづけるんなら・・・

　　青い闇の　中で　夜明け　を　待ちながら
　コーヒーを　飲んでる　野良猫に～　　　　　　　　訳詩　　夏野