①宗務広報　100401号　平成22年4月1日
能忍寺（北海道天塩町）、宗門へ返還される
これまでいわゆる正信会の者に占拠されていた北海道天塩郡天塩町の天塩山能忍寺が27年ぶりに宗門側に返還されました。　

これは、同寺元住職・辻満道が、本宗の教義及び信仰の根幹をなす金口嫡々唯授一人の血脈相承を否定する異説を唱え、管長に対し誹毀讒謗をしたことについて、前非を悔いてお詫び申し上げたいと申し出たものであります。

同人は、昭和57年9月16日付の擯斥処分が有効であること、したがって、同寺の占有権限のないことを認め、同寺兼務住職・宮脇正能師に対し同寺を明け渡したものです。
なお、同寺は、今後宮脇正能師が業務住職として職務を執行し、占有管理をしてまいります。
以上

②宗務広報　100401-2号　平成22年4月1日
覚知寺（北海道名寄市）、宗門へ返還される
これまでいわゆる正信会の者に占拠されていた北海道名寄市の北海山覚知寺が28年ぶりに宗門側に返還されました。　

これは、同寺元住職・小平慈周が、本宗の教義及び信仰の根幹をなす金口嫡々唯授一人の血脈相承を否定する異説を唱え、管長に対し誹毀讒謗をしたことについて、前非を悔いてお詫び申し上げたいと申し出たものであります。

同人は、昭和57年4月5日付の擯斥処分が有効であること、したがって、同寺の占有権限のないことを認め、同寺兼務住職・駒井専道師に対し同寺を明け渡したものです。
なお、同寺は、今後駒井専道師が業務住職として職務を執行し、占有管理をしてまいります。
以上

近日中に両寺共に新住職が任命され宗教活動が再開されるとの事です。
現在もなお、擯斥僧侶により不法占拠されている寺院が全国に多数あり、一日も早くすべての寺院が返還されることが望まれる。