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野山徘徊やウルトラマラソン

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  • from: ku-toさん

    2012年07月22日 12時12分59秒

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    熊野古道研修

    ◎写真:高山寺近くのテンプラ屋でおやつのヒラテンをかう会員、この後、仁王さんの前でヒラテンを分け合って食べる

     7月20日、私の所属している「語り部の会」の現地研修会を行いました。コースは闘鶏神社から稲葉根王子までの区間を歩きます。
    8時半頃から猛烈な雨が降り出し、あわや、中止、かと思いきや、それはもう、会の皆さん、神に仕える身、マイクロバスにて、闘鶏神社に着く頃は雨も止みました。8名の老老男男、頭は切れるし、口も切れる。足は達者とくりゃ、どうしようもないくらい始末に置けない(笑)
    **************
     壇ノ浦、源平合戦応援は、ど、ち、ら、にしようかなぁ〜と迷った「別当タンゾウ」赤ハチマキの平家鶏と、白ハチマキの源氏鶏を戦わせた事で有名、どちらが勝ったか?というと、言うまでもない、七羽戦わせ、白が全勝とはねぇ、平家びいきの私には悔しい!
     闘鶏神社は「新熊野(いまくまの)神社」と言われていたらしい、京の都から熊野三山お参りに来るが、田辺まで来て、もう歩けないわ、という人は、神社に参拝して「熊野三山にお参りした」という事になっていたらしい、社殿はコンパクトだが本宮大社と全く同じ造りになっている。なるほど、良く似ている。この日、境内では、祭りが近い(24日、25日)ので地元の婦人の皆さんが掃除をしてくれていました。
    **************
      其の後、栄町商店街の道標前を通ります。右、みいでら、左、くまのの文字、安政4年(1857)に建てられたもの、なるほど、近づくと意外に大きい、高野山の町石ぐらいの大きさやねぇ、私、小さい頃からこの近所?で育ったのに、まざまざと見たのは初めて、恐れ入ります。近世(江戸期)の頃の田辺は賑わったらしい、お伊勢に参った帰りに、熊野三山、西国と回るらしいが、江戸中期の1716年には田辺のお宿に6日間で4776人お泊りしているんだって、そのあと西国巡礼に行ったんだねぇ、今から、たった300年前のお話なんやで、
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     栄町の道標を、左くまの、の方へ歩きます。三栖口の踏切を通って、万呂の道標まで、真っ直ぐ行くのが、江戸期の熊野古道です。中世(平安期)の頃は、江川から川沿いに高山寺の下を通るんです。其の後、秋津王子を通り、万呂で江戸期の道と合流するらしいわ、私たちは、中世に道沿いにある高山寺に行きました。参道前にあるテンプラ屋さんでヒラテンを買い、皆に「熱いうちがうまいよ」とか言いながら分けてくれました。私の妻も、たまに買ってきてくれます。1枚100円也、子供の頃、5円やった。何やかや言いながら、仁王さんの前で、地べたに座り、手を油ベタコにして食べる様は、子供のよう(笑)
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     其の後、下三栖まで歩き、Vショップで400円の弁当を買い、三栖王子に登り、三栖王子跡の碑の石段に座り、眼下に左会津川を眺めつつ、いにしえ人は、この王子を、自分の顔が川面に映るので「影見王子」と呼んだらしいで、この丘で弁当食ったのだろうか、眠たくなる。ここからも分岐で、中世の頃は、山を越えて八神神社へ、近世は長野から長尾坂を越えて、捻子木から潮見峠を通りました。こちらの方が、険しいが近道なのです。この時代にも近代化やねぇ、
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     私たちは昼食の後、山を越えて、八神王子に降りました。そうです、桜で有名、清盛の友達「西行法師」が訪れます。あの有名な、「まちきつる、八神の桜、咲きにけり、あらくおろすな、三栖の山風」田中神社を見て回り、町教委の文化財専門員の方が合流して、説明を受けました。田中神社付近は川の中州だったらしいです。その後、稲葉根王子に向かう山越えをするが、途中で倒木が激しくやむなく戻り、現在の稲葉根トンネルを徒歩で行く、王子に降り立つ尾根にはかつて見張りの城があったらしい、今も城壁が残ってるんだそうです。う〜む、見たかったぁ、この王子の御子神は岩田神社に合祀されてるんです。4時に稲葉根王子でゴールインです。いやはやたのしい研修でした。
    *********
     お詫び:拍手していただいたhousi216さんを誤って
    削除してしまいました。お詫びします


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    sue yurichan kisyu

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