１００年後の未来に残したいものでは到底ないガラクタが、家の中に一杯です。

祖父の趣味で集めたらしい焼き物（決して高価なものではありません）。
母が買いあさった着物類。一度も着たことがなく仕付け糸の付いたままのものが多数。
父のもの色々は、郷土博物館に預かってもらっていますが、分類の上個人情報に関わるものは返却すると言われています。

その他日常雑器の様々なものが、家の中に集積して層をなしています。
目にするたびに、すっきりしたいなぁと思います。

祖父のものは、連れ合いであった祖母から値打ちものと言われていた母が大切にしまい込んでいたものを、家を建てたのと同時に茶箪笥を買って飾り付け、以来そのまま。

だれも使わない、家族以外のものはおそらく何の価値も感じないであろうものがぎっしり詰まった家。
逃げ出したいなぁ。

１０年後のすっきりを目指してはいるものの、物惜しみが強い性格なのでなかなかはかどりません。
使わないものたちに、新たな居場所を与えて、慈しんでもらえる持ち主に出会えるようにしたいと思っています。
が、捨てずにすっきりの道は険しいのです。

１００年残す価値のないものは、可哀そうですね。