＜はたらけどはたらけど猶（なお）わが生活（くらし）楽にならざりぢっと手を見る＞。石川啄木の有名な短歌である　文学を志し職を転々とした啄木は、貧しい暮らしのなか、肺結核で死去した。一九一二年、二十六歳という若さだった。それから百年以上たった今、再びこの歌が強いリアリティーを持ち始めた

急いては事を仕損じる

七転び八起き　　あきらめない体力が必要です。

辻井伸行さんは、生まれたときから全盲のピアニストである。普通は譜面を見て覚える曲を辻井さんは録音テープを聴いて学ぶという。見えない鍵盤をたたいては「天から降る」と評された独特の美しい音色に織っていく。天才や奇跡という安手の形容は寄せつけず、努力や鍛錬というありきたりの言葉では足りず、感嘆の吐息をもってしか語ることのできない人生もある。音楽に、文学に、その他の分野に、視覚障害を乗り越えて自分の道を歩む人がたくさんいる。頭が下がる。

『蓼（たで）食う虫も好き好き』
辛（から）い蓼を好んで食う虫がいるように、人の好みというものは、様々で、一概には言えないものだ。『蓼虫（たでむし・りょうちゅう）」は、一般に、ホタルハムシなどの甲虫とされる。

人生いろいろ

寺山修司の詩文集「思いださないで」のなかに、時計の一節がある。〈時計の針が／前にすすむと「時間」になります／後にすすむと「思い出」になります...〉。思えば人は、前後どちらにも針の動く時計を携えて人生を歩いている◆つらい出来事は「後にすすむ」針に託し、身は「前にすすむ」針に託す。振り向けば、耐えられそうになかった悲しみもいつしか歳月の彼方に霞んでいる。

「天知る・地知る・子知る・我知る」の言葉があります。与えられた仕事に誠心誠意、心を尽くして取り組んでいれば、きっとどこかで誰かが見つめています。たとえ誰に認められずとも、自身の働き方を一番見ている自分がいるはず。

〈苦しいときほど人間がもっとも人間らしくなるときはない〉
作家・山本周五郎はエッセー「人生の冬自然の冬」でそう書いています。
「つまづいて転んだままのびてしまう人を見ると、見ている者までが脱力感におそわれる。これに反して、転んでも転んでも起きあがってゆく人を見ると、こちらまで勇気づけられる」ともあります。
「どんな状態になっても人間はひとりではなく、いつも人間同士の相互関係でつながれているということであろう」と言っています。

韓国のことわざに「往（い）く言葉が美しければ、来る言葉も美しい」とある。日本の「売り言葉に買い言葉」の裏返しだが、前向きなのがいい。言葉にせよ行為にせよ、身から出たものは自分に返る。そんな因果応報の教えと思われる。

「No Rain, No Rainbow」
雨が降らなければ虹は出ないという意味ですが。
もう一方、辛く苦しい時が過ぎれば、きっと明るく楽しい出来事が待っているという意味だそうです。素晴らしく勇気を与えることわざに会い感激しました。日本語でいえば、「苦は楽の種」

人生でもっとも輝かしいときは、いわゆる栄光のときなのでなく、落胆や絶望の中で人生への挑戦と未来に成し遂げる展望がわき上がるのを感じたときなのだ。　　　 ギュスターヴ・フローベール

愛するとは、自分の幸せを相手の幸せに重ねることである。

継続は力なり

受験生のときに父が書いそっとて机の上に置いてくれたメッセージです。

為せば成る

大切な人が居なくなったなら泣けばいい。悲しめばいい。だけどその人の存在から逃げて忘れようとすることだけはしないでほしい。だって忘れられることはどんなことよりも悲しいことなのだから

沈黙は金　余計なことを言ったために嫌な思いをして以来　座右の銘にしています。

勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て
山本有三の名言です。

頑張ってる姿は、誰にも比較なんてできないくらい素敵なもの
土屋アンナ

夢を見るから、人生は輝く　　　　　　モーツァルト