お遊びでＦＬＭのエクステンデッドサスペンションキットを購入してみました。

３ｒｄジェネレーションになりますが、だんだん悪い方向へ行っているようです。
フロントの変更があったのですが、そのフロントが問題。

ショックマウント下部がアームに干渉して入らないのは以前から継承していますが、
さらにクリアランスが狭くなっていて、スプリングのウケまで干渉する始末です。

ここはアーム側を大きく削るか、ショック側を削るかになります。

ロアーボールジョイントも、ボールが新作になりました。
２ｎｄ仕様の純正タイプのボールではなく、片側がロングネックになり、スペーサーが一個に変更されています。

また、ロアーアームのボール穴の面取りがキャスター角とキングピンアングルを無視した設計になってしまったので、ショックストロークの上限位置ではステアが切れない状況です。
直進状態のみフルストロークが可能です。
フルバンプ時にステアを切るようなことはないですが、
ジャンプでフロント片側着地なんかしたときには、ステアがロックしてしまうので、ハブが飛んでしまう可能性もあります。



処置として、
ボールリテーナーのボタンヘッドビスの頭を削り、ボールネックとスペーサーも削り、ボール穴のスロットも拡大してやっと動くようになりました。

あとは２ｎｄから続いている、ロアーアームとアクスルの干渉。
これはアームの外周を削って対処できます。

外国製品によくある、すり合わせて取り付けって言うより、他車からスワップするような感覚ですので、
見た目が気に入ったって言うだけで買ってしまうとハマると思います。
また、個体差も多く、同時に取り寄せたものはまた違う感じです。

なんだかんだと、見た目は別にして１ｓｔモデルの純正ボールエンド使用のほうが良かったんじゃないかな・・と。

↓　１ｓｔモデル



ダレにでも奨められるパーツではないことは確かですねー。
良い個体にあたれば違うんでしょうけど、ここまで付かないＢａｊａ用パーツは初めてです。

ショックのセッティングも甘くなるし、最後の詰めでさらに苦労しますが、見た目だけは迫力があります。

チャレンジ精神のある人限定。。。かな。