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from: chobiさん
2009/03/21 06:47:16
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「北の大地を歩く 松浦武四郎」展 市立釧路図書館
江戸時代。当時、きっての蝦夷地通と評された松浦武四郎の資料展が、市立釧路図書館で開かれています。
同館が所蔵する木版刷りの『久摺日誌』や『納沙布日誌』などが、発行当時の装いで公開されます。
松浦にとって蝦夷地調査で来島したのは6度。2008年は、最後の蝦夷地調査がおこなわれた1858年から数えて、150年目にあたっていました。そこで、館内に所蔵する松浦武四郎関係文献の悉皆調査を行い、その全容を会期中に展示入れ替えをしながら、公開しようとするものです。
「探検家」との称もありますが、蝦夷地調査の過程でつくられた記録は多岐、多数にのぼっています。
江戸時代のアイヌ社会から聞き出した情報は、アイヌ民族が文字による記録を行わなかっただけに、記録のこまやかさに注目と信頼が高まってきています。
また、小説や翻刻でとりあげられた刊行物も多く、市立釧路図書館が所蔵する文献だけでも百点に達しようかという量に達しています。
市立釧路図書館では、その公開を通じて、読書啓発につなげようと展示して、広く市民に公開したものです。
会期も残り少なくなりました。市立釧路図書館がすすめる「郷土行政資料」の地域への紹介としても、市民の間に関心が広がることが期待されています。
会場 市立釧路図書館 3F 郷土行政資料室
会期 2009年1月6日〜3月31日(無料)
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