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†詩置場†

†詩置場†>掲示板

公開 メンバー数:5人

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from: ジャニス†さん

2007/02/21 04:44:45

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…で良かった。1

ああ、今朝も相変わらずの大渋滞。いや、いつもよりも酷いんじゃないかな?だって見渡す限り、飛行機、飛行機、飛行機、たまにヘリコプター…。まぁ、渋滞して


ああ、今朝も相変わらずの大渋滞。いや、いつもよりも酷いんじゃないかな?
だって見渡す限り、飛行機、飛行機、飛行機、たまにヘリコプター…。
まぁ、渋滞してなくても窓から見えるのは梅雨の曇り空だけなんだけど。

この時期の雲は灰色のシャワーみたいに窓の外を流れていく。
あと二週間も経てば梅雨も明けて真っ青な空に様々な形を模した雲が現われて、「あ、あの雲、ミッキーの形してるー!」
とか、一人遊びもできるからいくらかの退屈凌ぎになる。

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from: ジャニス†さん

2007/02/28 23:43:59

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「…で良かった。61」

「ま、俺の話は置いといて…その様子じゃ、まだ返事決まってないんだ?」

哲也があくびをこらえながら言った。


本日もそろそろ勤務終了…

「うん、なんて返事したらいいもんだか」


あれから二週間、私なりに吉成の心理を理解しようと、この半年を振り返ってみた。

しかし、どれをとっても突然のプロポーズに結び付くような出来事はなく、あの時『もう終わりにしよう』と別れを告げられていたほうが、すんなりと受け入れられていた気さえする。

今夜の私の返事次第では、別れが現実となってしまうだろう。


「あーやっぱダメダメ!返事なんて出来ないわぁ!」

「焦ることないんじゃん?…一生のうち、そう何度もあることじゃないんだし、もう一度よく話し合ってみるべきだよ。頑張れよ!お姉さん」

どこか自分に言い聞かせるように言って手を振る哲也が酷く大人びて見えた。

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