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from: ジャニス†さん
2007/01/22 16:14:26
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リアリティ・バイツ
=現実は厳しい=
きっちんでみるくと
こーひーのばらんすを
気にしているあなた
を、
わたしはべっどの中
で、薄すぎるかーてん
に顔をしかめながら
待っている
空は今日もみず色で
わたしの嫌いな雨雲
なんて、どこにもみ
あたらない
毒林檎を食べたのは
白雪姫でわたしでは
ないから、
きすするたいみんぐ
を間違っても気にし
ない
足の先が昨日よりも
少し冷たい気がする
けど、
あたためてくれる人
が傍にいる
空き地に捨てられた
子猫は、びろーどの
毛並みを取りもどし
薄いかーてんと戯れる
こうしてまた薔薇色
の一日がはじまる
この晴れた空
真昼の空に月があり
星があることなんて
誰一人気づかなくて
もいいから
どこかで泣いてる人
が居ることなんてね
矛盾だらけの嘘でも
いいから、
もう少しだけ眠らせ
て
これはわたしの夢の
お話
コメント: 全1件
from: ジャニス†さん
2007/02/12 12:52:22
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「Re:リアリティ・バイツ」
リアリティ・バイツ
現実は厳しい―
私の好きな映画
ウィノナ・ライダー
イーサン・ホーク主演の
『リアリティ・バイツ』より
厳しい現実の裏で
ほんの些細な幸せを噛み締めたい
と云う、夢と空想のお話
水色の空の下、ベッドの中、微睡みながら
キッチンで貴方が私のためだけにコーヒーをいれてくれるのを待っている
カーテンに戯れる子猫は
空き地に捨てられていたことなど思いだせないくらい
美しい毛並みを取り戻した
冷たい足先もたいして気にならない
すぐ傍に何時でも暖めてくれる貴方がいるから…
でも、悲しいことに
厳しい現実を目の当たりにしてきた「私」は
空想の世界でさえ
これが夢であることに何処か気付いてしまうのでした
太陽に霞む真昼の月が
現実では「私自身」なのでした
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