from: ジャニス†さん
2007/03/18 18:16:15
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ハジマリ 7ー1
シンの職場にサヤカが配属されてきたのは一ヵ月前だった。サヤカは主婦だったがスレンダーで若々しい感じである。シンは研究室の主任をしていた。二人は机を並べ
シンの職場にサヤカが配属されてきたのは一ヵ月前だった。
サヤカは主婦だったがスレンダーで若々しい感じである。
シンは研究室の主任をしていた。
二人は机を並べて仕事をしていてシンは毎日親切にサヤカの指導をしていた。
「サヤカさん、今度の土、日を利用して富士山のキャンプ場へ行くんだけど一緒に行ってみない?」
「キャンプですか、楽しそうですね。行ってみたい」
キャンプのメンバーは男性は前田課長とシン、女性は野村とも子とサヤカである。
リーダーは前田課長である。
from: ジャニス†さん
2007/03/23 23:02:08
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「ハジマリ 7ー7」
後片付けを一通り終え、とも子とサヤカがお手洗いに行った時、軽くあくびをしながら、とも子が言った。
「シンには感謝よね。山に来て何が困るっていったらこれしかないもの」
「ホント。近くにコンビニとかあるわけじゃないですもんね」
サヤカが答えると、とも子が急に真顔になって言った。
「ねぇ、ひょっとしたらだけどシンのこと好きなの?」
突然の問いにサヤカは一瞬、何も言えなかった。
「そ、そんなこと。私は結婚してますし」
「あらあ、それでも男と女よ」
とも子はサヤカが想像もしない意外な言葉を口にしていた。
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