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†詩置場†

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公開 メンバー数:5人

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  • from: ジャニス†さん

    2007/05/11 08:21:31

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    式日


    「儀式」のことを古い言葉で「式日」と云うらしい。


    映画「式日」を観た。



    脚本・監督が映画「エヴァンゲリオン」の監督でもある
    庵野秀明。

    制作はスタジオジブリ

    原作が藤谷文子の「逃避夢」


    そしてキャストに原作者である藤谷文子、「スワロウテイル」や
    「リリィシュシュ〜」の作者であり監督でもある岩井俊二が
    『カントク』役として出演。



    精神を病んだ「彼女」が「カントク」と出会い、やがて心を開き自らを取り戻していく

    と云うストーリー。


    内容的には視覚重視の映像と捉えられるのも最もだと思う。

    少しストーリーに無理がある所と、まだ若い(であろう)原作者がやたらと難しい言葉を羅列していることに
    逆に違和感があった。



    実際に現実社会に存在する病んだ人たちの言動には
    やけに忠実で、その主人公が現実社会では有り得ない生活を送っている。


    映像を「芸術」と捉えた映画としては評価出来るし、
    「架空の物語」としての原作には共感出来るんだけど


    この作品を

    『内容の濃い考えさせられる映画』

    としては観られなかった。



    映像の捉え方は人それぞれ。

    作品の中にもあった言葉で言えば
    映像は観る人の癒しや単なる暇つぶしに過ぎない。

    創る側の意図とは裏腹に
    どんなに素晴らしい映画でも後にどう感じるかは、
    観た者の心次第だ。



    心の傷をおった人たちが
    現実逃避する樣を
    「簡単に美しく」造り過ぎていると思った。


    もっと非現実的なストーリーで美しい映像なら、こんな違和感はなかったのにな

    と思った。

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