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†詩置場†

†詩置場†>掲示板

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  • from: ジャニス†さん

    2009年09月30日 19時16分43秒

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    命の現場より


    21日より3夜連続放送された
    フジテレビ ニュースJAPAN
    「ペット産業、ペット流通の裏側」


    日本のペットが危機に直面している様子を取材して下さいました。

    纏めて下さった方がいますので
    原文を小出しにしてアップしたいと思います。



    ▼第1夜
    ショーケースの子犬は夢を見るか

    1-1
    8週齢未満の子犬販売について

    日本のペットブームでは、幼い子犬や子猫が人気の中心となっている。
    人間の欲望によって、深刻な危機に直面している小さな命の現実に迫った。

    午前0時過ぎの東京都内、飲食店が立ち並ぶ通りの中で、まばゆいばかりの照明のついた一軒のショップ。

    ショーケースには、まだあどけない子犬と子猫たちがいた。

    ここ数年、深夜営業のペットショップは増加している。
    店の前にいた人は「超かわいい」と話していた。


    東京の繁華街にある一軒のペットショップは、午前2時まで営業している。
    一番若くて、生後35日のダックスフントの子犬がいた。
    乳離れして間もない子犬や子猫に引き寄せられるのか、真夜中のペットショップには、ひっきりなしに客が訪れていた。

    都内にある別の店でも、展示されている主役は、やはり子犬や子猫で、真夜中にたびたびショーケースから出され、客の手に抱かれていた。
    深夜にもかかわらず、しつこく遊びを仕掛ける客のほか、ショーウィンドーのケースを叩いて眠っている子犬を起こそうとする酔っ払いの客も少なくない。
    そんな時でも店員は注意せず、黙認している。

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コメント: 全20件

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 09時49分25秒

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「Re:命の現場より」

そうすれば、
当然、悪質な業者から購入する人は居なくなって、業者だって商売なんだから環境を正すしかないはず。


殺処分を減らす(なくす)ことは
動物嫌いな人にとっても、自分たちの税金を使ってまで処分する必要がなくなっていいでしょ。



そして、無責任な飼い主。

映像の中で、孫を連れて子犬の処分を依頼してた男。
あんな人がいるから、子供がまともに育たないんだな、と思った。

あんな小さなうちから、生き物の命を軽々しく扱うことを見せつけられて育った子供って・・・。

心が痛まないのかな?
何度も繰り返して、麻痺してしまうのかな?

でも、それじゃ
愛護センターで処分作業をしてる人たちに失礼だよね。


持ち込んだ人に自分で処分(ガス注入のスイッチを押す)させればいいじゃん!と思ったけど

そーすると、
センターにも連れて行かずに、その辺に捨てる人が増えるよね。

ホント、難しいね。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 09時37分02秒

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「Re:命の現場より」

ペットの基準
ペットと呼ぶからには
人間の生活あっての「ペット」
なのかもしれない。

でも、
命には代わりない。



命の基準も凄く難しい。

外国の、、
捕鯨に反対する有名な国だって
日本人が鯨を食べるって聞いたら
凄い勢いで抗議するんだろうけど

彼ら、カンガルーは食べるのよね。

それは勿論、
ペットとして飼われていたものではないけど、それを見たら分かるように、国レベルでの認識が違うわけだから、日本がすぐにイギリスに追い付くのは難しいんだろうな、って思う。


だからまず、日本ではペットショップやパピーミルの規制を厳しくすることが最初だと思う。

国も規制が出来ないなら
せめて繁殖業者の施設を消費者が自由に見学出来るくらいにすればいいのに・・・

消費者が繁殖元を把握するくらい
生き物を飼う人にとって当然の権利だと思う。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 09時17分22秒

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「Re:命の現場より」

凄いなーと思ったのは
熊本市の取り組み。

凄い、とゆーか
やれば出来るのね?と。


1人1人の意識の問題が一番だけど
誰もやらないこと(しなかったこと)を一番に始めるってことは
とても勇気の要ることだと思う。

熊本市の愛護センター
リーダーが呼び掛けてくれただけで
実に数千頭の犬が救われた。

それこそ、地域によって愛護センターに持ち込まれる犬や猫の数は違うだろうから、いきなり殺処分数がゼロになることには繋がらないだろうけど
見方を変えれば、全市(町、区)×1000頭の犬・猫が救われるってことになるのね。


熊本市だって、センターの全員が殺処分に反対じゃなかったかもしれない・・・
けど、1人の呼び掛けから
変わろうと思えば変われるもんだ

そーゆう取り組みこそ
先頭に立ってやってくれる人が居るって、凄く嬉しいことだ。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 08時40分02秒

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「Re:命の現場より」

出来ることなら、
信頼できるブリーダーさんから購入するか、
愛護施設で殺処分を待つばかりの
犬や猫を飼ってあげてほしいけど

なかなかそうもいかない。


成犬や成猫よりも
子犬や子猫のほうが
どうしたって目につくし

見た目の問題だけじゃなく
成犬や成猫がなついてくれるか
ってゆー不安もあるし、
何よりも子犬や子猫たちより
短い時間しか一緒にいられないもんね。

お別れが早いのは寂しいし。



私の家族は、近所の良心的なブリーダーさんから犬を買ったけど
それはたまたま近所に、そんな店があったとゆー偶然から。

なかったらきっと
ペットショップで購入してただろうな


そのブリーダーさんは
小型犬の繁殖をしていて
常に40〜50頭の犬がいるんだけど
必要時以外はケージに入れないの。
(繁殖期は別だけど)
寝る時とか、体調の悪い子たちだけね。

小型犬だから出来るのかもしれないけど、毎日、数匹づつ交代で散歩させて、爪や体毛の手入れもチャントしてる。

当然っちゃ当然だけど
口では簡単に言うけど
凄いことだよね。

うちの3姉妹ですら、2つあるトイレを1日に2〜3回掃除して
毎日、2度の餌やり
3日おき順番の爪切り
週に2回のブラッシング×3←これも短毛だから2回で済んでるけど

それに病気になる子だっているし
病院連れてくだけで、時間的なロスが大きいと思うもの・・・。


家族が購入したワンたちは
健康チェックやシャンプー、爪切りも(暴れるのでw)そこでお願いしてます。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 07時55分38秒

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「Re:命の現場より」

犬、猫の生体販売をいきなり禁止にするのは、難しいと思う。

需要があるから供給があり
それに携わる仕事に就いてる人も沢山いるもんね。


ペットショップに行くと、、
(全てではなく、悪質な業者と取り引きしていると言われる店)
ここで笑顔で働いている人たちは
自分たちが販売している犬や猫が
どんな場所で、
どんな方法で繁殖されたのか?
とゆー現実を知っているとは思えないんだよね。

けど、
中には知ってる人もいるんだろう



購入した人が最後まで責任を持って面倒を見るとゆーのは大前提なんだけど

飼った犬が、すぐに病気になったから、と愛護センターに持ち込む人もいる。

劣悪な環境で繁殖されたことで
生まれつき病気にかかりやすい犬を安易に購入し、実際に病気になったからと捨てる。

凄い悪循環。


勿論、安易な気持ちでなく、純粋に犬・猫を家族として迎えたい人にとっても、この現状は最悪。

知らないから買ってしまう。

個人では悪質な業者か否か
確かめるのは難しいかもしれない
けど、知ってるのと知らないのじゃ気の持ちようが違うと思うの。


もしかしたら、、
自分がペットショップで購入した犬がそうかもしれない。

それでも責任持って育てられるのか・・・


でも、そんな優しい人たちが
短い期間でペットと別れる羽目になるのは嫌だな。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 07時27分00秒

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「Re:命の現場より」

三夜に及ぶ、この放送

25日にニュースJAPANを降板した
滝川クリステルさんの企画したものらしい。


犬の殺処分を放送する番組なんて
そうあるもんじゃない。
動物愛護に関心のある彼女、
最後に思い切ったことをやってくれたな、って感謝してます。


殺処分の方法について、
まだ二酸化炭素ガスでの処分を「安楽死」だと思っている人が多いのが現実。

映像では、ある程度、短縮されていたんじゃないかと思うけど
実際は、もっと長い時間
苦しみ抜いて死んでいく。

最後まで鳴き叫び、目を見開いたまま息絶えた犬の映像が
頭に焼き付いて離れません。
処分方法を知っていても見るに耐えない映像でした。

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from: ジャニス†さん

2009年10月01日 06時26分42秒

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「Re:命の現場より」

3-4

飼育放棄で持ち込まれる動物が後を絶たない、全国の動物愛護センター。

殺処分を待つのは、まだ幼い子犬や、白内障の老犬。
雑種に混じって、かつては人気者だったゴールデンレトリバーやシェパードなどの大型犬がいた。


収容期間は自治体によって異なるが、飼育放棄の犬は短いところでは1日以内。
大半は引き取り手もなく、殺処分される。


年間、31万匹の犬猫が殺処分されている。

ペットブームの裏側にある現実。


殺処分は毎日のように、日本のどこかの愛護センターで行われている。


<第3夜 最終回 完>

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from: ジャニス†さん

2009年10月01日 06時13分23秒

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「Re:命の現場より」

3-3

子犬を持ち込んだ男性は「悪いね、いつも処分してもらって申し訳ない」と話した。
怯えて震える生後2ヶ月の子犬たち。

飼育放棄の動物を引き取る自治体のトラックに子犬を持ち込んだのは、孫娘を連れてきた男性。
悪びれず、1匹につき2000円の手数料を払った。

子犬を持ち込んだ男性は「もう面倒見られないということ。かわいそうだ、ハハ、もうしようがない」と話した。

別の男性が持ち込んだ猟犬のセッター。
大きな腫瘍ができているのに、満足な治療が受けられず苦しんでいた。

洋服を着たまま捨てられたシーズーは飼われて10年目だった。

段ボールの中には、生まれて間もない子犬たち。


このあと、彼らには過酷な運命が待ち受けている。

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from: ジャニス†さん

2009年10月01日 05時58分04秒

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「Re:命の現場より」

3-2

1999年、熊本市の殺処分数はおよそ1000頭だったが、取り組みの効果で2009年4月以降、「殺処分数ゼロ」を続けている。


熊本市動物愛護センターの松崎正吉所長(獣医師)は「いろんな『命のカタチ』があるんですけども、愛護センターの場合は、まだまだ生きられるのに人間の手で処分せんといかんというのがですね、やっぱり・・・。(おかしいなと思って?)うーん・・・、嫌だったし」と話した。

動物園の獣医だった松崎所長が中心となって「殺処分ゼロ」を目指し、問題のある犬でも、再教育で穏やかな性格に変えていくなど、さまざまな努力を続けている。
同時に、飼育放棄する飼い主に対しては、厳しく指導、引き取りも拒否する姿勢で臨んできた。

こうした取り組みの一方で、最後まで犬を飼う責任を果たさない人が今も少なくない。

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from: ジャニス†さん

2009年10月01日 05時40分53秒

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「Re:命の現場より」

第3夜 最終回
全ての犬に安息の日々を・・・殺さないで!

熊本市の取り組み、不要ペット回収など・・・
そして最後に、殺処分を報道して下さいました。



3-1

年間、約30万頭の犬や猫が殺処分されている現実と、それを変えようという試みを取材しました。

今回、企画の趣旨に賛同していただいた動物愛護センターの協力を得て、殺処分の現場を撮影しました。


早朝、1頭づつ表に連れ出されていく、およそ60頭の犬たち。
熊本市動物愛護センターでは、毎朝の日課となっている。
秋田犬、雑種、ダルメシアンなど、さまざまな犬種がいる。

犬や猫の「殺処分ゼロ」の方針を掲げる熊本市。
収容している犬は、基本的に里親が見つかるまで育て上げる。
犬の譲渡会は毎週水曜日に開催し、この日は6頭の犬が里親を見つけることができた。

里親となった男性は「最初は小型犬にしようと言っていたのですが、大型犬は引き取り手が少ないと聞いたもんですから」と話した。
また、2週間前に行方不明になった飼い犬と対面を果たした男性もいた。
男性は「ジョン!(飼い犬ですか?)もう13年間、飼っていて雷の時にいなくなって。(怖くて逃げちゃったんですね?)はい」と話した。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 05時12分54秒

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「Re:命の現場より」

2-6

現在の日本の動物愛護法では、虐待の定義が曖昧なため、一部の悪質なブリーダーに対応する場合でも、行政は指導を繰り返すのがせいぜいで、処罰を科すことはほとんどない。

これに比べ、海外ではどのように対応しているのか、イギリスのケースを取材した。

185年の歴史を持つ動物虐待の取り締まりなどを行う専門機関、いわゆる「アニマルポリス」RSPCA(王立動物虐待防止協会)。

全国に400人以上いるスタッフは市民からの通報を受け、虐待などがないか調査を行う。
監視官は現場で、水や衛生状態といった11の法律項目をチェックする。
1つでも満たない場合、飼い主に注意や警告を出す。
それでも改善が見られない場合について、バートル監視官は「刑事告発することもあります。罰金が課せられたり、一定期間、動物を飼う資格が剥奪される場合もあります」と語った。


日本では、動物虐待の認定基準を明確にすることなど、出来ることから早急に実行していくことが必要となる。


<第2夜 完>

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るる

from: ジャニス†さん

2009年10月01日 00時01分46秒

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「Re:命の現場より」

2-5

日本全国から業者が集まる犬と猫の競り市場。
ブリーダーの男性は産まれた子犬をここで売りさばき、利益を上げているという。

ブリーダーは「(生後)40日くらいが一番人気あるの。これが4万〜6万といったところかな」と語った。


動物に関する政策提言を行っている地球生物会議ALIVEの野上ふさこ氏は、ブリーダー業者の問題点とについて「ブリーダーは誰でも、なりたい人がなれます。ブリーダーは『免許制』にして、それなりにきちんとした試験を受けて、受かるっていうくらいに厳しくしないと、こういう悪質な業者を排除するっていうことは難しいと思います」と指摘した。


母犬の命を使い捨てにして、ひたすら産ませ続ける一部のブリーダー。

ペットショップの店頭に並ぶまでに、子犬たちが一体どのような道を辿ってきたのか。

今、私たちが知るべき現実がある。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年09月30日 23時32分13秒

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「Re:命の現場より」

2-4

また、歯が全然ない犬もいた。
松本さんは「お医者さんに診断してもらったら、確か5、6歳〜7歳だったと思うんですけど。たくさん出産すると、歯が、、カルシウムが溶けだしちゃって」と語った。

このブリーダーは必要な治療や手当てもせず、6歳前後まで年2回のペースで出産をさせていたという。

松本さんは「(産めなくなってくるとブリーダーはどんな対応を?)10匹くらいまとめてセンターに捨てたって。(殺処分するために?)この犬たちも、そういう『要らないグループ』に入ってたんですよね」と語った。

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from: ジャニス†さん

2009年09月30日 23時09分05秒

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「Re:命の現場より」

2-3

動物愛護団体のメンバーが「とにかく水がないっていうのは一番つらいと思う」と話すと、ブリーダーは「それはね、いわゆる繁殖用」と返した。
すると動物愛護団体のメンバーが「繁殖用だって言ったって、これは酷いよ。これは虐待だよ、虐待!」と話した。

更に松本さんたちを驚かせたのは、犬たちの健康状態だった。
ケージに閉じ込めたまま、運動も手入れもしていないせいか、爪が異様に伸びきっていだ。
片目が潰れたまま放置されているチワワの子犬もいた。

松本さんは「ケージの柵のところに足を引っ掛けて骨折とか、壊死して欠損したんだと思うんですが、ぷっつり取れている犬もいれば、ぶらさがっているような状態の犬もいました」と語った。

大半の犬が皮膚病など、何らかの疾患を抱えていたことから、松本さんたちは状態の悪い犬を一時保護して、里親を探すことにしたと言う。

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from: ジャニス†さん

2009年09月30日 22時09分56秒

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「Re:命の現場より」

2-2

管理が徹底しているブリーダーの一方で、問題の大きいブリーダーもまた存在する。


関東地方の、ある大きいブリーダー施設の内部映像を見ると、糞や尿が放置されたケージには、プードルやミニチュアダックスなどのペットショップで人気の小型犬が、およそ100頭いた。
繁殖だけを目的にした、通称「パピーミル」と呼ばれる状態だった。

ブリーダーは「もの(犬)を大事にしてないと言われちゃうからね。こうゆう汚いとこを見せると怒られちゃう」と話した。


動物愛護団体のリーダー・松本卓子さんは周辺住民から、悪臭がする、と苦情が出た問題のブリーダーを8月、仲間と訪問した。

松本さんは「フードの腐った臭いと糞尿のにおいが充満した感じで。(かなり?)はい。気持ち悪くなったボランティアもいました」と話した。

1日1回の水を加えたドッグフードは、30度を越す暑さの中で完全に腐敗していた。
手抜きなのか、ケージの給水ボトルは全く使用していなかった。

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from: ジャニス†さん

2009年09月30日 22時08分16秒

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「Re:命の現場より」

第2夜
子犬が生まれる場所・・・子犬工場

子犬を生産する工場「パピーミル」
一部の悪質な業者の実態に迫りました。



2-1

長崎県で600坪の敷地を使い、プードルを中心に繁殖させているブリーダー・加藤伸吾さん。

健康を維持するため、朝晩2回、必ず太陽の下で運動をさせ、夏場は暑さをしのぐため、毛を刈っている。

加藤さんは「うちはですね、年に1回しか産ませないです。2回産ませると子犬が弱かったりだとか。(親犬も子犬も弱ってしまうと?)そうですね」と語った。

責任を持って最後まで飼い続けてもらうため、加藤さんは子犬を競りに出さず、契約しているペットショップや飼い主に直接、販売しているという。

加藤さんは「(子供を産めなくなった犬はどうしますか?)そういう犬たちは里親を募集したりだとか、なるべく一般の人たちに飼って貰えるようにしています。(それでも里親が見つからない場合は?)最後まで面倒見ます」と話した。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年09月30日 20時52分56秒

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「Re:命の現場より」

1-5

実は日本でも、2005年の法改正の時に環境省が生後8週未満の販売規制を検討したが、ペット業界の反発などから断念していた。

環境省動物愛護管理室の安田直人室長は「非常に子犬とか子猫にたいする需要が高いとか、流通業界でどこまで対応出来るかということがあって見送った。規制をかけるということは、やっぱり権利を奪うということなんですよね、ある意味」と語った。


業界の利益を優先させて、小さな命の未来を犠牲にした国の判断。

なぜ、子犬は商品として扱われるのか。
その答えは私たち自身の中にあるのかもしれない。



<第1夜 完>

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るる

from: ジャニス†さん

2009年09月30日 20時26分09秒

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「Re:命の現場より」

1-4

かわいらしさで購買欲を誘うため、8週に満たずに販売される子犬たち。
それ故に問題行動を起こしたり、病気にかかりやすくなる可能性があった。


欧米の中でも動物愛護の精神が強いイギリス。

ペットショップで犬を売ることは法律で禁止されているため、犬を飼おうとする人は、ブリーダーや保護施設に行くことになっている。

ロンドン郊外でワイマラナ-犬のブリーダーをしているパッツィー・ホリングスさん。
日本では生後1ヶ月余りで子犬が販売されていると聞き、驚きと怒りを顕にした。

パッツィー・ホリングスさんは「どうしてせっかく育て上げた子犬たちを、そんなに早く売ってしまうのか、私には理解出来ません。一生を通じて精神的に影響を及ぼすことになるでしょう。生後8週までは一緒に生まれた仲間の精神的な刺激と母親の愛情が必要だからです」と話した。


イギリスでは子犬の将来を考え、法律によって生後8週に満たない子犬の販売を禁止している。

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るる

from: ジャニス†さん

2009年09月30日 20時01分16秒

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「Re:命の現場より」

1-3

ペットの行動と中枢神経の関係を研究している麻布大学獣医学部のコンパニオンアニマル研究室の菊水健史准教授は、深夜営業は科学的にも影響が大きいと指摘する。

菊水准教授は「発達期の動物というのは、夜、暗い時間に寝ると、その間に成長ホルモンというのが血中に分泌されるんですね。体の発達だけじゃなくて、脳の発達もおそらくは、何らかの影響を受けることになると思います」と語った。

強い光はダイレクトに脳を刺激するため、生活パターンが破壊されて障害が残る可能性があるという。

生後4〜5週で売るペットショップなどが存在するが、その影響について聞いた。

菊水准教授は「極端に怖がりになるとか、攻撃的になるとか、次の新しい環境に、なかなか馴染めない動物が、、犬ができてしまうと。ストレス過敏になってしまって、免疫機能も凄く崩される。8週までは(母親と)一緒にいるべき」と語った。

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from: ジャニス†さん

2009年09月30日 19時40分23秒

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「Re:命の現場より」

1-2

FNNの調査では、深夜営業のペットショップは少なくとも9店舗ある。

真夜中の光と騒音に長時間さらされて、子犬たちはいつも疲れているようにも見える。

現在の動物愛護法は、幼い時期の販売規制や、ペットショップの営業時間に明確な数字を示していない。
その結果、競い合うように深夜営業のペットショップが乱立している。


深夜営業ペット店の元従業員は「夜のお仕事をされている方が主に多かったです。ぬいぐるみのように、もうワンちゃんを買っていかれたりするんですよ。よく同伴の方とかですかね『買ってあげるよ』と言って、買ってあげて」と話した。

深夜営業のペットショップでは、子犬や子猫がブランドバッグなどと同様、単なる商品として扱われていたという。

深夜営業ペット店の元従業員は「生き物が生き物じゃなく見えてくるんですよね。『モノ』という感じで。仕入れ自体はオークションからきているものなので、もう非常に安いですね。それをやっぱり高い値段で、はやりに合わせて売る」と話した。

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