コメント: 全7件
from: ジャニス†さん
2011/04/23 06:34:37
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「Re:こわいゆめ」
身体がガタガタと震えて
その震えを止めようと
ゆっくり呼吸をするけど
実際には呼吸は荒く
更に震えが激しくなる
ふと足音がしなくなった
何人もの
畳を歩く足音が
ピタリと止まり
物音ひとつ聞こえない
私の心臓の音だけが響いて
外にまで
聞こえるんじゃないかと思った
人の気配も消えた
最初は眠っていたから
夢の中の私は
「今のは夢だったんじゃないか?」
と思い始める
ゆっくり身体を動かして
壁側を向いていた身体を
布団に潜ったままで
仰向けに戻した
また暫くその態勢のまま
耳を澄まし
何も音がしないのを確認した
緊張がほぐれ
身体の力が抜けて
呼吸も穏やかになった
続く。
from: ジャニス†さん
2011/04/23 06:14:20
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「Re:こわいゆめ」
ドアの外には1人じゃなく
何人もの人のいる気配がした
目が合った誰かは
ドアのすぐ外にいるのに
まだたくさんの足音が
私のいる部屋に向かって
進んでくる足音・・・
まるで足並みを揃えて
行進しているみたい
私は怖くて
もうガラスのほうを
見られないでいるはずなのに
さっき目が合った人が
色の濃い大きなサングラスをかけ
その奥の見えるはずのない目が
じっと私を見ているのが判った
また寒気がして
身体中の血が
サァっと音を立てて
引いていくのを感じた
私は引き戸から手を離し
クルッと背を向けて
自分の布団まで
転がるように走り
そのまま潜り込んだ
何故かそこまでは
一瞬で動けた
私以外の周りの動きが
スローモーションになったみたい
部屋の中には
私の他に動くものなんてないのに
私は頭から布団を被り
布団の中で丸まって
震えていた
自分の心臓の音が
スピーカーのように
色んな方向から聞こえてくる
そしてもう1つ
あの足音も消えることはなく
それどころか
どんどんこっちに近付いてくる
靴を履いたままの足音が
畳の上を歩いて
私のほうに向かってくる
私は変な方向で
布団に潜っている
引き戸のほうに頭を向け
部屋の角に足先を向け
身体は壁側に向き
くの字になって
引き戸に背中を向けている
なんて説明したらいいんだろう
続く。
from: ジャニス†さん
2011/04/23 05:50:29
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「Re:こわいゆめ」
引き戸の外の薄暗い辺りを
よく目を凝らして見ていたら
思った通りドアがあった
ドアの上部はガラスがはめてあり
透明と曇りガラスの中間の透け感だ
よく見ていると
その外側までが見える
引き戸が少しだけ開いているのに
不意に違和感を感じた
違和感というよりは
恐怖・・・。
目を反らしたいのに
何故か出来なくて
夢の中の私はそのガラスに
まるで何かが映るのを
待っているかのように
見つめていた
何かが映る前に
微かに物音が聞こえた
足音?
少しだけドアから目を離し
部屋を見回すと
両親も娘も
それまで遊んでいた猫たちまでが
寝息すら立てずピクリともせず
揃って眠っていた
みんなが両親たちのいる部屋に
並んで眠っていて
私が寝ていた部屋のほうは
隅っこに敷かれた布団と
部屋の真ん中辺りで動けずにいる
私だけだった
引き戸を閉めなきゃいけない
何故かそう思い
私は足音を立てないように
そっと引き戸に近付いた
そうしている間にも
私以外の誰かの足音が聞こえた
引き戸に手をかけ
閉めようとした瞬間
外のドアのガラス部分から
誰かが見ているのに気付いた
私は「ひっ」と
声にならない声をあげ
目を瞑って一気に閉めようとした
でも、出来なかった
引き戸は閉まらない
私が動けないんじゃなくて
引き戸はそこで固定されていて
開けることも
閉めることも出来なかった
ドアの外に間違いなく
誰かがいる
目が合ったはずだけど
今度は視界の中に
確実に人の姿を捉えるだけで
視点がガラスに合わせられない
続く。
from: ジャニス†さん
2011/04/22 17:33:01
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「Re:こわいゆめ」
見覚えのない部屋の隅に
布団を敷いて寝ていた
まだ新しい畳の敷かれたその部屋
どこかの旅館のようだ
10畳ほどの広い場所に
8畳の部屋が繋がっている
部屋には私が寝ている布団と
長座椅子が置いてあるだけ
私は広い部屋の隅に
とても不自然な形で
四隅の1つに足を向け
頭から布団を被っていた
布団から起き上がり
隣の部屋を見ると
そこにいるはずの両親がいない
ふと自分の足元を見ると
子供くらいの大きさの
(体のサイズが縮小された)
母がうつ伏せに寝ていた
父の姿がない
よく見たら
父も母と同じ大きさで
全く同じ態勢で
母とピッタリ同じに重なっている
体の厚みが感じられず
まるで段ボールで作った人型を
二枚重ねてあるようだった
私は両親をまとめて持ち上げ
隣の部屋へ運び
そのままの形で布団の上に置いた
長座椅子に目をやると
娘が寝ていた
娘のお腹の上には
我が家のちび猫が二匹
ウトウトとしている
娘が寝返りをうとうとしたので
猫たちが潰されてしまう!と
娘の寝返りを止めようとした
だが、間に合わず・・・
娘の寝返りに、
ちびたちが巻き込まれた
私の叫び声に
娘が驚いて目を覚まし
長座椅子が起き上がったけど
そこにちび猫たちの姿はなく
鳴き声にふと横を見ると
たった今、娘に潰されたはずの
ちび猫二匹がじゃれあっていた
ちび猫の周りには
母猫を含む三姉妹の姿も・・・
私が見たのは夢?
夢の中の私はそう思い
なんだかとても寒気がした
続く。
from: ジャニス†さん
2011/04/21 18:53:13
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「Re:こわいゆめ」
夕方、、
つい先程だけど
ご飯を少し食べたら
調子がよくなったので☆
毎度のことですが
どうやら身体は太いのに
私の血管は細いらしく
点滴の針がなかなか入らず
看護師さんによっては
もー自分でやりますっ!
と叫びたいくらい痛い
点滴しながら寝てしまうと
嫌な夢を見るからか
身体が勝手に動くようで
漏れて腫れることが・・・
今は腫れ過ぎて
左手親指の付け根辺りの手首で
点滴してもらってます
それで・・・
夢の話を書こうと思ったけど
書きたかった話は
少し長くなるので
怖い話ではないんだけど
短めで変な話を・・・
買い物をしていました
たぶんよく行くショッピングモール
いつもなら妹とか1人とか
お嬢とかの身内が一緒
のはずなのに・・・
友人が一緒でした
夢の中では
昔から仲が良かった様子
洋服を見たり小物を見たり
普通に買い物を終えた後
カフェに入りました
相手が誰かは
最初からわかっていましたが
カフェで改めて
向き合って座ることになり
カプチーノを飲みながら
マジマジと顔を見たんですが
やっぱり可笑しくて堪らなくて
「その髪型おかしいよね」
と大笑いしてしまいました
相手は顔を真っ赤にして
「いつもの髪型でしょ!酷い!」
と怒っていました
いつもそんな頭だったっけ?
夢の中だからか
本当の髪型が思い出せない・・・
でも絶対違うはず
三つ編みなんてしてないはず
いつもはどんなだったっけ?
夢では私の友人みたいだし
女の子みたいだし
三つ編みなんてしてるけど
その人、
芸人の有吉なんです
顔も喋りもあのまんま・・・
スカートはいてるし
着てる服も女の子だけど
有吉は有吉
それが三つ編みだから
物凄い違和感なんだけど
その髪型のどこが可笑しのか
自分にも判らないとこが
また可笑しくて堪らない
笑いながら目が覚めたので
相部屋じゃなくて良かったと
心から思いました
from: ジャニス†さん
2011/04/23 09:17:23
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「Re:こわいゆめ」
ふぅ〜っと息を漏らし
大きく深呼吸
もう一度息を吸い込んだ
その時
また物凄い人の気配がして
そう思った途端に
布団の上から
私の胃の辺りを
誰かに叩かれた
殴られたとか
そんな強い力ではなく
痛みもなかったけど
ぽんっ、という音が
胃の辺りから身体中に響いて
私は悲鳴を上げた
まるでホラー映画で聞くような
甲高い悲鳴・・・
自分の身体から
そんな声が出るなんて
信じられないくらいの声
悲鳴を上げ
布団の中で暴れた
もし周りに何かがいるのなら
それを追い払おうとするように
動かしていた足に
何かが当たった
固くて大きい
温かさも冷たさも感じない何か
私は布団の中から
それを蹴り出そうとするように
夢中で足を動かした
自転車を漕ぐような感じで
足元にある何かが
なんなのか判らない恐怖と
判りたくない恐怖で
悲鳴を上げながら
ひたすら足を動かした
とても疲れて
足の感覚がなくなってきた
もう声も出なくなった
代わりに涙が溢れて
止まることなく
次から次へと・・・
現実にも夢の中でも
こんなに泣いたのは
いつ以来だろう・・・
自分の涙で布団が濡れて
身体が冷えてきた
寒くて震えだすのに
それでも涙は止まらない
夢はそこまで。
本当に泣きながら
悲鳴を上げて暴れたようで
起こされたから
怖かった。本当に
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