梅の　声　を　きくことだそうです

　よく　和歌山　から　ここまで　来てくださいましたねえ・・・

　　と　おいしい　梅干し　を　つくることだそうです


　彼女は　そうして　　「あん」　を　つくるのだそうです

　きっと　彼女にしか　見えない　何か　を　みているのだけれど

　どう　言葉に　表していいのか　わからない

　　梅の声　なんか　小豆　の　声　なんか　聴こえるはずは　ないんだけど


　　「何か」　を　見ているんです

　　工場で　私は　機械　を　そのように　見ることが　あります

　　自分でも　何　を　見ているのか　分からないのだけど

　　・・・それは　　きっと　　若い奴ら　には　　絶対見ることの　できない

　　「何か」　を　みているんです・・

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　　「ターミナル」　に　続いて　　中古本　アタリ　連続　っす　！