(時差）を　超越して、、、

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昨夜　クリスマスは　夜勤でした。いつものように　盆も暮れも　クリスマスもない。

だけど　クリスマスに　一人の夜じゃなくてよかった。

夜勤の始まり、、、夕方4時半までに職場へ　愛車となったブルーの車が我が身を

職場へと運んでくれる。4時半ごろ　担当ナースの申し送りがある。こよいは　施設長だ。

体重は　みたところ30キロのないんじゃないかなあ？　マッチ棒のような華奢な体で

北海道から　単身出てきてくれた。　理事長の頼みをこころよく引き受けて、

どこか　大きな病院の看護師長を長年やっていた人だとか、

オンコール制度を取り入れたい＝＝＝夜看護師がいつでも　ピッチで体調不良の人が

でた際に対応してくれる。順番に　担当を決めて　夜じゅうPHSを手元に置いて

ベッドから落ちたり、高熱がでたり　急変したりした時、夜勤者がオンコールすれば

必要な時、職場まで来てくれる。　介護士が判断しなくても済む。

看護師の支持で　応急処置をすることもあるけど　とにかく　病気にかんして

判断してくれる看護師がついていてくれるのは　一番心強い。

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年末年始は　看護師も　休みたい。当然　施設長のオンコールの日は増えてくる。

無理がたたって　細身の身体は耐え切れず　毎冬2月ごろぶっ倒れる。

しかし　彼女は　長年夜勤もしてきた人だから　夜勤者へ声をかけてくださる。

眠れる時は　横になってやすめなさいよ。　夜勤者にとってこの声掛けはありがたい。

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遅番者が二人と夜勤で　夕食と　寝るためのお世話を　19時半までに終える

遅番が帰ったあと　昨夜は　褥瘡対策委員会に所属しているみーすけが書記にあたって

いたので　会議議事録を作成し（パソコンに打ち込めばいいので簡単だ。）

終わって　1回目のオムツ交換をして　終わったのは夜の9時半、

寝る前に眠剤をのみたい方が二人いるので　薬をもってお二人の所へ、、、・

無事にのんでいただき　そこから　次の仕事までは少し　暇な時間が訪れる。

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ユニット型老人ホームなので　家庭にあるようなキッチンがユニットに二つある。

そのうちの一つの冷蔵庫の前のいすが　夜勤者の居場所である。

これは　夜勤者にとっておのおの異なる。　居間けん食堂のようなフロアに大きなテレビがありその前に　ソファーがおいてある　テレビを見ながら待機してもよいのだ。

認知症の方は　ご自分が立てなくなっていることも忘れている方もいて

ベッドから立ち上がろうとする。転倒の危険のある方の足が床についたらセンサーがなるようになっている。

だから　ほとんどの夜勤者は　夜浅い時間はテレビを見ている

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みーすけはというと　キッチンの冷蔵庫とIH用のシステム流しの間においてあるいすに座って　真っ暗にして　少しだけの明かりのなか　自分が準備してきた

コーヒーを飲みながら　スマホで　ゲームをしながら　時をすごす。　音が大事なのだ。

　しーんとしているフロア　20人のお部屋が居間を取り囲むように配置されているので　耳を　さえわたらせている。

ガタツという音や　せき込んだ声などを聴き分ける　（すみませーん）

用事がある時ナースコールを押して用事をいえる人はほんのわずかしかいない。

（すみませーん。）　呼ぶかすかな声、　それを　探知して駆けつける。

来てほしい時に　できるだけ早く駆けつけると　惨事にならずに済む。

たいていの場合は　ちょっと　来てほしいだけなのだ。　眠れず、さびしいので

不安になっておられるだけの場合がおおい。

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しーんとしている真っ暗な広いフロアの片隅で　スマホを片手に　20人の方と一緒だからか？不思議な事に　すこしも　寂しくはない。

次女から　（メリークリスマス）と　メッセージがはいる。

おおーーーー、　心強い。　

長女はなにしてるんだろうか？　近況をしるために　フェイスブックをのぞいてみる

へーーー、海ほたるの朝日をみるため　夜中でかけて　車中泊するんだって。

考えただけで　寒くなってくる、

こんな調子で長い夜勤を無事終えて　朝9時に　早番者に　あとを託して　施設をあとに　家に戻り　お風呂に入ってから10時から夕方の4時までぐっすりと寝た。

そうそう　朝7時過ぎに　入居者のお部屋からきれいな富士山が見えて、、、、・

まだ　頭の白い帽子はまばらだったけど　おおーーー、くっきりと見えている。

おなかがすいているので　スープをあたためて　夜勤まかない食の朝食の白ご飯を

ラップに包んで持ち帰っていたので　それを　レンジでチンして　昆布の佃煮（

だしをとったあとの昆布と鰹節で佃煮にしておく。）


のせて　手作りの梅干しを一つポンと乗せて　食べる。生き返る。

PCをつける　おおーーーーーー、　夏野さんからの　メリークリスマスの音が

届いていた。

時差を飛び越えて　夏野あにきからの　エールが　みーすけの　強がっていた本当の

心をほぐしてくれた。

感謝しかありません。。


海ほたるからの朝日　ばっちり見たと　長女家族の写真がスマホに送られていた、

おおおーーーーー、ええもんやなぁ。