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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年02月12日 20時04分56秒

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    野外礼拝堂でワンマンショーだ、の巻


    ☆(⌒杰⌒) AMA-G'です

    というのは、
    大学図書館のそばに小さな林があり、その中に野外礼拝堂があったのです。
    コンクリ造りの舞台はA牧師が説話するスペースで、参列者はその舞台に向かって階段状の座席に座るのでした。
    林の中の開けた場所にある、その礼拝堂の真ん中に立ち、空を見上げると、いつもざわざわと木々を鳴らして風が吹き過ぎました。

    ある夏の夜に、AMA-G'はその舞台でYAMAHA FG-240を抱えて歌を唄っていました。何かのきっかけ、何かのイベントのおまけ、いきかがり上の成り行きで、弾き語りしたんだろうか。
    そうだ、思い出した。イベントの効果音としてアコギを使ったんだ。

    林の中は天然の音楽ホールのようで、気の向くままに覚えているフォークの名曲を弾き語ると、我ながら良い心地になりました。
    楢や白樺など天然の樹々を残したままの礼拝堂には灯りらしいものはなく、
    譜面代にくっつけたローソクの炎が揺れていた。
    月明かりがスポットライト、樹の幹が音を跳ね返すモニター代わり。

    石の座席に座った知り人たちは、静かに自分の歌声を受け入れて、帰りもせずに残ってくれていました。
    後にも先にもあんなことはもうない。昨年夏のライブはまったくウケもせず、ただ、淡々と用意した歌を弾き語っていただけ。

    人に聞かせて喜ぶのはある種の自己満足。聞いてくれる人がいるから歌う、というけど、「歌いたい」という欲求と「人前で」という動機はまったく別物。ある時ある場所で歌っていたら、たまた通りかかった人が耳を傾けて、そっと静かな拍手をしてくれた。これが理想。

    あの頃、唄っていたのは何だったろうか。
    高石ともやとナターシャセブンや拓郎…アメリカの古い歌を和訳したものや、加川良の二枚目のアルバムかJohn Denverあたり。
    まだ千春がレパートリーではなく、Doc Watsonなど弾けるはずもなく。ただ適当に、自分のギターと声に酔っていた。マイクがなくてもYAMAHAは良く響き、林にこだましていった。アコギならではのシチュエーション。
    ※Pho.出典「Live in Hokkaido」

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