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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年09月25日 18時19分27秒

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    キリギリス…それは弾き語りストの憧れ


    素直になれなくて2009…
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    Chicagoの曲名じゃないが〝素直になれなくて…〟
    損をしている人はけっこう多い。

    思い込みのはげしい人、自分の非を認めない、
    自意識が強くて自尊心が強い、人の言うことに異論を唱えたがる、
    小心さを晒したくない、意味のない自信過剰さ…など
    素直になれない人の性格のパターンはいくつもある。

    かくいうAMA-G'もそんな一人だ。
    それが原因で随分と損な人生を生きてきたと後悔するばかりだ。

    素直な性格の人を見るにつけ、その時ばかりは
    とてもいい心持ちになるのに
    いざ、自分が同じ立場にたった時、理性よりは習い性の悪い性質が
    真っ先に顔を見せ、自己嫌悪に一直線のまっしぐらだ。

    ことアコギに関しても、
    かれこれ四十年も付き合ってきたのに
    この性格が災いして、まともにここまで来ていれば
    もちっとは、マシな弾き手になったろうにと、ほぞを噛むばかりだ。

    たいした実力もないのに大層なことを言う人。
    いる、いる、いる…
    ウンチク語りの半可通に限って口ほどにもないのは世の常。

    だめだ、だめだ、これだから俺はいつも中途半端なのだ。

    他人のすご技とバカテクの歌唱を見せられて
    内心、嫉妬と気恥ずかしさで居たたまれなくなること自体が
    みじめな負け犬の遠吠えであることが分かっていながら
    その人に、心からの拍手を送れない自分という人間の
    小ささがたまらなく〝嫌い〟だ。

    三つ子の魂、とはよく言われるが、
    生まれ持った性格の七、八割がたは
    どうやっても矯正はしきれないものだ。

    後悔先に立たず…ともいうが
    いまこの時代まで生きてきて、どれほど来し方を猛省したとしても
    たとえば、もしも過去に立ち戻ることができたところで
    後悔していた全ての言動を修正しきれはしない。

    人を羨ましく思ったり、やっかむ暇があれば
    黙々と好きな歌とアコギに精出す方が良い。

    人に聞くのが苦手、頼み事をすることができないから
    人知れず、Netや雑誌で情報を手に入れて
    なるほどとひざ叩きで、自分の無知を恥じている。

    面と向かっては言い出せないのに
    PCを通してなら痛みを感じなくても済むなんて
    いかにも姑息な小市民らしいセコさだ。

    あくまでも自分の世界の中で完結している間は
    大勢に影響がないからさして意識もしないが
    いざ、表に出で、人前で演奏しようものなら
    見事にハラハラとそのメッキが剥がれ落ちてくる。

    何事も経験と言おうか、恥のかき捨てと言おうか
    なにほどのこともない自尊心など吹っ飛ぶような
    恥ずかしい経験をしてしまえばいいのだ。

    多くのストリートミュージシャンは
    ある意味、鉄面皮とも思える自意識過剰さで
    人前での場数をこなして、やがてひとかどの
    〝音楽屋〟になっていく。

    やり直しの効かない一度限りのライブというものは
    やはりそれなりの緊張感ゆえに
    その1回分は自宅の練習の数回分に相当するようだ。

    体験してみて分かったのだが、
    ライブ用に練習をして、仕上がりの精度を高めて
    一度でもステージにかけた曲というものは
    ライブが終わってから弾いてもすいすいとやれる場合が多い。

    プロのミュージシャンで
    年間に数多くのライブをこなしている人たちは
    それだけ、実力と度胸と、謙虚さが身につくのではないだろうか。

    一方で、
    カバーやコピー専門のアマチュアの幸せなところは
    やる気になったら実に数限りない曲を弾き語れることだ。
    観客のこともメンバーのことも、何も気にしないで。

    事実、
    ワシのように
    70年代フォークとかアメリカン・アコースティックミュージック
    に偏った志向を持つ人間でさえ、
    手持ちの楽譜を飽きるまで弾き語ろうと思ったら
    あと10年分の在庫はあるのじゃないか。

    楽譜の数の多寡ではなく
    好きな曲を繰り返し繰り返し弾くだけでも
    残された時間はあまりにも少ない。

    もしも、
    この世が、あるいは日本が
    完全なる女性上位の国になり
    政治や経済などすべての生産活動を
    女性たちが担うようになり、
    男達が自らの好きな事だけに専念できるような
    〝純度100%のイタリア男ワールド〟が現出したら
    ワシは、アコギの弾き語りスト以外は何も望まず
    ただもひたすら、6弦と両手を駆使して、
    「アコギな世界」にのめり込み、没頭するだろう。

    キリギリスは夏の間中、フィドルばかりを弾きまくり
    なにひとつ将来の蓄えのための準備をしてこなかった。

    世のアマチュア・アコギ弾きの多くは
    あのキリギリスの姿を別な意味で羨ましく思う。

    使命感と気高い職業人としての誠実な勤労意欲に溢れた
    蟻さんたちがせっせっと経済生産活動を展開してくれている間に
    ワシらは、ひたすらアコギを弾きまくる。

    腹が空いたら蟻さんの家に行き
    少しだけ食糧をお裾分けいただき
    再びあの丘の上にとって返し、アコギを弾き続ける。

    迫り来る冬の時代を考えなくていいか、だって?
    背に腹は替えられないから、蟻の家の前で物乞いするか、って?
    いいえ、そんなことはしません。

    働き蟻、兵隊蟻、何より女王蟻の前で
    たっぷりと弾き語りライブを披露すればよいのです。
    そして、そのお礼は、推して知るべし。

    だから(なにがだからだ!)
    これからも、
    寸暇を惜しんで、寝る間を削って
    アコギの弾き語りストとして道を
    ただひたすらに往きたいものだ。

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