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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年01月08日 17時55分33秒

    icon

    2010年の一本目はBlue Bell W-250

    海外で好評を博したブルーグラス系オールド・アコギ
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    オールドアコギのすべてがビンテージであるわけではなく
    単なる〈USED Guitar〉というのもたくさんある。
    このあたりを混同して「ジャパン・オールド・アコギ」を
    無闇にビンテージと称しているケースも少なくない。

    謹賀新年。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'であります。
    寅年もガンガン書き込んでいきますので
    よろしく。

    というわけで、
    年明け一本目にNetオークションで落札・入手したのが
    標題の〔Blue Bell W-250〕です。
    ※Pho.参照。

    〔Blue Bell〕は、
    70年代に、Greco ブランドのエレキギターで名を馳せた
    「神田商会」がリリースしたアコギブランド。

    アコギのほかに
    フラットマンドリンやバンジョーなどを製造。
    ま、いわゆるブルーグラス系ユーザー向けの
    ブランドなわけです。

    アメリカ輸出用のもので好評を博したとかで
    高級機クラスはいまでも国内USED市場で
    かなりの高値で取引されてるようです。

    当然、
    国内向けのエントリーモデルも
    年代によって多く生産されている。

    製造時期により
    「富士弦楽器」「TAMA楽器」「木曾スズキバイオリン」などが
    それぞれ製作を担当。

    今回入手の〔Blue Bell W250〕は
    いわゆるエントリーモデルで、
    トップがスプルース合板、サイド&バックはともにローズウッドの合板。
    ネックはマホガニー。

    大学時代に
    学生寮の後輩・宝塚出身のK・Yの影響もあって
    ブルーグラスという音楽を識り、いまでもよく聞いているが
    かつて、どこかで手に入れたBlueBellのカタログを見たことがあり
    国産でありながらブルーグラス向けのそのラインナップに
    憧れのまなこを向けていたもんだ。
    ※たしか、いまでも家のどこかに
    このカタログが残っているかもしれない。

    MARTIN所有者のサイドギターとして最適などと言われるが
    ワシはMARTINをもっていないので
    あくまでも、
    その昔、憧れだったブランドの一本を手に入れたくて
    今回はNetオークションで競札したのです。

    指板はローズウッド。
    サイド&バックのローズウッドの柾目もきれいに揃っている。
    チューニングペグはBlueBell純正品が装着されてました。

    インレイなどの不要の装飾はできるだけ廃して
    当時の職人が本体の造りにこだわったものであるというのが
    この〔BlueBell〕のブランドコンセプト。

    もちろん高級機になれば
    それなりの風格を表現するインレイが施されているが
    オールドアコギの中には
    エントリーモデルでありながら
    偽りの素材で見てくれだけの装飾で目先をごまかしたものもあるらしく
    その意味で、〔Blue Bell〕の真摯なアコギ造りは評価されていいだろう。

    今回の一本…は、
    欲を言えば、
    12Fでの弦高設定値を現状の3ミリから
    あと0.3〜0.5ミリほどは下げたかった。

    しかし
    アコギ本体に打ち傷やほどほどの使用感があり
    すでに前の所有者によりサドルが削られていて
    もうこれ以上の〝弦高下げ〟は無理だった。

    「ウデ」が無いので
    弦高はできるだけ低いのに越したことはない。
    サドルを削りすぎると
    押弦でびびりが生じてしまうので
    そのあたりを加減しながら、
    鉄ヤスリで水平を保ちつつ削り
    細かい紙ヤスリで仕上げる。

    ネックの反り調整やナットの調整などは
    とても手が付けられないので
    自ずと、サドルを削って弦高を下げるしかないのである。

    高い弦高のままで弾いても、なんもいいことはない。
    弦高を下げるとテンションも下がり
    音質に変化が出るとも言われますが
    それを気にするほどの高級機を持っているわけでもないし
    それほどのテクニックもあるわけじゃないので
    も〜、できるだけ弦高は低いにこしたこたあないですね。

    さてと、
    今年一本目の〔BlueBell W250〕を弾いた印象はというと。
    コードを鳴らした時のまとまり具合が良いです。

    新品の〔エリクサー ライトゲージ〕が張ってありましたが
    低音弦はさほど響きませんね。
    ブルーグラス向けのアコギ弦というのも市販されていて
    基本ライトゲージでありつつ、低音弦が少し太めなもの。

    このBlueBellは16インチ幅、最大125ミリ厚のボディでありながら
    さほと低音が響かないのは
    合板ゆえか、ライトゲージゆえか、はたまた弱いテンションゆえか。

    ブルーグラス向けと聞いていたので
    もっと深く太い音か、と期待していたが
    少々肩すかしでした。

    シングルピッキングをスムーズにこなすには
    やはりあと0.5ミリ弦高を下げられればいいのだが…。
    これが、Netオークションの限界、ネック…。

    とかいいつつ、
    G→D→C→Gなどの
    開放弦混じりのローポジションコードを
    ややしばらくガシガシと弾きまくった。

    前所有者が
    ブリッジのピンを牛骨製に替えてくれてましたが
    こうした部品も、こだわってゆくと
    微妙に音質に影響するらしい。

    ナットとサドル、それにこの弦止めピンも牛骨製にするだけで
    高級感も増し、微力ながら音の響きも良くなるに違いない。
    牛には申し訳ない……。学生時代、身近に牛がいたので。

    単板のアコギを良い音で長く弾き続けていると
    〝エージング〟という現象が起き、
    木材の線維というか分子というかが
    同じ方向に揃ってくるため、いわゆる〝鳴る〟アコギになるらしい。

    アコギによっては
    長く弾き続けなくてもその〝鳴り〟を実現できる
    速成仕様のものもあるようで
    そうでなければ、
    入手したアコギをじっくりと弾きこんで
    音を育ててゆくには相当弾きまくらなければならない。

    ワシが持っている、
    35年くらい弾き続けている
    合板のYAMAHA FG-240などは
    合板でありながら、「枯れた」音質になっている。

    今回の
    〔Blue Bell〕で、手持ちのアコギは合計14本になったが
    身体が動かなくなるまで、
    あとどれだけ、こいつらを弾きこめるのか。

    ワシは
    いわゆる「活字中毒」の一人で
    家ん中、二カ所のトイレには
    単行本やコミックのほか数種のアコギカタログも
    常備している。

    文字を読んでいないと落ち着かない。
    何もしないで用をたすなんてもったいないという
    〝小市民貧乏症〟がいつも何かしらの活字を求めている。

    通勤途上の列車と地下鉄でも単行本を読み、
    月あたり約20冊を読んでいる。

    〝中毒〟という意味では
    完全なる「アコギ中毒」=〝アコ中〟でもあり
    暇さえあればアコギに触っている。

    カミさんに触る時間よりずっと長いし
    年のせいか、
    両手の指が攣ることがあっても
    〝アコ中〟からは抜け出せない。

    全国津々浦々の
    〝アコ中〟の皆さんは、
    年が明けても日々アコギを弾き続けていると思いますが
    アコギがらみの今年の目標は何でありますか?

    人それぞれで、多々あろうかと思いますが、
    ワシは一曲で多くの弾き語りをし、
    一本でも多くのアコギを手にして弾きたいと願うばかりです。

    身体の割に手の小さいワシにはその太さが合わなかった
    〔Eastman〕の購入は断念しました。
    替わりにどのブランドにしようか
    昨日もなじみのS楽器のN氏と立ち話してました。

    国産ハンドクラフトの〔K.Yairi〕は最近はややブームが落ち着いたものの
    著名人も多く使用しており
    品質も音質も上々と聞きます。

    まだ試奏したことがないので
    次回、この店の10万円台の数本を試奏させてもらおう。
    あるいは、高値安定・高品質の〔ASTURIAS〕を試奏してみるか…。

    〔Collings〕や〔SANTA CRUZ〕ももちろん素晴らしいが
    とてもとても手がでませんね。
    ああ、まったくアコギに関しては煩悩と欲望だらけで、
    新しいアコギも良いが、まずは手持ちを
    もっと弾き込むべきかとも思う。

    まだ少し先の話だが、
    5月の声を聞く頃には、今年も「ライブ」のシーズンになります。
    すでに5月に開催の南隣町のライブには、昨年に続き参加が決定。
    また、5月から9月まで毎月開かれる
    S市郊外の森の中のライブにもレギュラー出演の予定です。

    加えて、
    去年、身内の不幸で参加辞退した
    「神宮土俵フォークライブ」にも参加申込みをしたいし
    思いがけず観客からおひねりいただいた夏の牧場ライブにも
    ぜひとも参加したい。

    ライブオフシーズンの今は、
    そうした春以降のライブ用に、
    新しい演奏曲を仕込んでいるところです。

    先日も久しぶりに
    30分50円のカラオケで3時間ほど
    たっぷり歌ってきましたが
    時々はそうして、きっちり声を張りながら喉を鍛えないと
    声量はキープできないでしょう。

    今年のライブシーズンまであと四ヶ月。
    毎日、雪降りのこの季節ではあるけれど
    過ぎゆく時は早足で、「アコギな世界」は2010年も
    〝なまら、アクティブだぜい!〟





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    kuni ルパン

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