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from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん
2010/05/06 09:33:32
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理想のアコギ探しに、楽器店での試奏を大いに利用しよう
S楽器の「 I 」氏、実はキリン麦酒のアサヒさんみたいなたとえがぴったりの人。
(分かるかなー、分かんないだろうなー(^◇^;))
★(⌒杰⌒) AMA-G'です
楽器店でアコギを眺めていると
よく店のスタッフに「よろしかったら好きなアコギ試奏できますよ」
と言われるよね。
時間があるときは
たいていその誘いに乗ってあれこれ試している。
カタログでずっと眺めていた
高額なアコギを実際に弾いてみて
「思ったよりもたいしたことないな」
と落胆したこともあるし、
逆に、「このブランド馬鹿にしてたけど、けっこうやるな」
という一本もあって、百聞は……のことわざは
アコギの場合もまったくその通りなのだ。
アコギも人好き好きだから
あくまで個人的な感想として聞いて欲しいが
「Martin D45」よりは20万位の「Taylor」が好きだ。
初めて弾く前は
「天下のMartin、その最高峰たるD45って
いったいどんな音が…」と十分盛り上がっていても
やはりアコギは実際に自分で弾いてみないと
分からんと、いまさらながら思う。
といいつつ、
現在、お気に入りの我が家のアコギ7本中5本は
すべてNetショップで入手したもので
事前に試奏などしていない。
その点、この7本は
運良くアタリだったかもしれない。
「アコギき試奏が一番」説も
100%アテにはならないが
試奏してから入手するにこしたこたぁない。
先日も、某ショッピングセンター内の
「S楽器」でアコギコーナーを覗いていたら
スタッフの「 I 」氏に声を掛けられて
〈Martin HD28〉と〈K.Yairi〉の18万円のモデルを
試奏させてもらった。
価格の割になんだか見てくれが安っぽい〈HD28〉であり、
弾き手に問題ありなんだろうが、一向に良い音がしなくて
正直がっかりした。
〝エラそーに、ど下手のくせに〟という批判を承知の上で、
ひとこといいたい。
「Martin HD28」……たいして感動しなかったどぉーー!σ(^◇^;)
店置きのため、湿度管理も不十分で
張っている弦が安ものでかつ古かったのかもしれんが
これがMartin? あのD28? と落胆するばかり。
さらに、
国産ハンドクラフトメーカー、大量生産を嫌い、
職人がコツコツと精魂こめて製造し
多くのアーチストやアマチュアミュージシャンのファンも多いという
〈K.Yairi〉の方も、チャカチャカした迫力のない音で
これまた肩すかしだった。
要するに、
弾き手である自分の力量にも問題があるけれど
店置きのアコギの場合、
一部の高級機を除き、湿度管理や手入れは充分ではなく
弦などもそうそうこまめには替えていないため
本来そのアコギの持つスペック通りの音がでないのじゃないかと
思ったりする。
それが証拠に、
その店の「 I 」氏が三本目に出してきた
S楽器のオリジナルブランドの37万のアコギは
実に良い音がした。。
そのアコギ、
オール単板であることもさることながら
国内老舗アコギメーカーの1つ
〈寺田楽器〉のハンドクラフト技術が
随所に活かされていて
ワシレベルのアコギ弾きでも充分にその良さが分かるものだった。
ボディ回りとロゼッタのアバロンバインディングの豪華さは
これこそハンドクラフトというような丁寧な作り込みだし、
特殊な成型技術により可能になったラウンドバックや
ローからハイまで実にスムーズな
UVタイプのネックシェイプなど
音も造りも実に感動ものの一本だった。
S楽器の「 I」氏も言っていたが、
〈K.Yairi〉なども、ある程度の高級機にならないと
本来そのメーカーが目指している〝音〟は表現できないのだとか。
K.Yairiのカタログをみるとかなりのアイテムが
ラインナップされていて、数万から40〜50万クラスまで
価格帯も実に多彩で、ユーザビリティには富んでいる。
とはいっても、
Martinで言えば〈D18〉クラスの価格帯でありながら
このK.Yairiがこの程度の音なら
何を持って「国産ハンドクラフトメーカー」を標榜し、
かつそれを気に入っているファンが多いのかと
不思議でならない。
機会があれば
〈K.Yairi〉の上位機種を試奏して
もっとくさすんならくさす、誉めるなら誉めてみたいよ。
一本二本弾いてそのブランドを云々するのは
愚の骨頂。たくさん弾き比べてから言えよ、って
自分で自分に突っ込みました。
そりゃあそうだ、
10万台のものと4〜50万のものとの違いは
使用材はもとより、製造工程のあるゆるプロセスにおいても
厳然と違いが表れるわけで
常時生産在庫のアコギよりは、特注・カスタム品が素晴らしいのは
当たり前ちゅえば当たり前のこんだわな。
とはいいつつ、
アコギなど〝生もの系〟の商品が奥深いのは、
メーカーや流通経路、販売業者の企業努力によって
価格以上のコストパフォーマンスを持つ一本が手に入れられることだ。
楽器店で試奏した
百万の〈Martin D45〉より数万の〈Greg Bennett〉のほうが
良い音がすると思うワシは、阿呆だろうか?
ワインも似たようにものかも…。
ワインに詳しい人に
500円のカリフォルニアワインが好きだ、と公言すれば
「あんたの舌が阿呆なのだ」と即断されるのがオチだが
ワシゃ、500円のワインで十分満足じゃ。
何万もするワインを有り難そうに飲むよりは
安いカリフォルニアワインを気軽に飲む方が幸せだ。
一生に一本はMartinを!
という気持ちはワシにもあるが
いままで弾いた、D45もD28もD35も
いずれも感動は……薄かった。
で、
楽器店の話に戻るが…。
その店の「 I 」氏が、今度、あるアコギを一本、
わざわざ本州の他店から転送手配して、
試奏をさせてくれることになった。
その一本とは、
〈GUILD DV6〉…。
GUILDのドレッドノートで
リーズナブルな価格ながら
GUILDらしい低音が表現できる一本なのだとか。
※Pho.→GUILD DV6 GUILD社のHPより引用。
一昨年手に入れた〈GUILD F50R〉の音と造りに魅了されて以来、
どうにもGUILD のドレッドノートが欲しくて仕方がなかった。
とは言え、
〈GUILD D30からD55〉に至る上位クラスに
手が出せるほどの余裕はなく、
かつGUILD の中国製は食わず嫌いで
手が伸びず、結果、ロックオンしたのがこの
〈GUILD DV4またはDV6〉なのだ。
※DV6→サイド&バックがローズウッド。DV4→サイド&バックがマホガニー。
GUILD は
すでに、米国内での工場生産が終了しており
製造拠点は別の場所に移ったと聞いた。
Taylorのように、メキシコとか中国に拠点がうつるんだろうか?
その最後の生産品は
去年あたりから、総代理店をはじめ、各楽器店から
けっこうリーズナブルな価格で
販売されていたが、徐々に在庫がなくなりつつあるようだ。
ワシの場合、
先の〈GUILD F50R〉を入手したあと、
いくつかの他ブランドものを物色していたため
ついぞ〈DV6またはDV4〉をマークし損なってしまった。
あれから何本か他のブランドを試奏してきたけれど、
やはりアタシは〝「GUILD」の音が好きみたい!〟
ってなんだか中学生の女の子みたいなセリフを
吐いてるけど、原点回帰、鮭の遡上状態で
いま再び、「GUILD 」のドレッドノートが
気になって仕方がないのだ。
も、もちろん、
今年はもう新しいアコギは手に入れられない。σ(^◇^;)
だって、
USED2本に、新品の〈Morgan Monroe〉と〈Washburn〉を
一部クレジットも含めて入手してしまったので
早くも、今期のアコギ買いは〝打ち止め〟なのだ。
そのことは、
「 I」氏にも断言していて
買わないけど弾いてみてーーーーと言ったら
〝それでも結構ですからぜひどーぞ。
じっくり弾けるように練習スタジオも空けときます〟だって。
ワシごとき、とーしろーアコギ弾きにそこまでしていただけるなんて…
悪い気はしないので、お言葉に甘えて
今度の休みに、〈GUILD DV6〉弾きに行ってきます。
その前に、
前回から書き込んでいる、例の
アコギ9本の出張見積査定と買取交渉がある。
これがいくらで売れるかも重要。
肩すかしの減額査定なら
たとえその場で買取してもらったとしても
クレジットの金利分の足しくらいにしかならないが
無い物ねだりの狸の皮算用で
意外に良い値がついたりしたら…
ワシのアコギ欲し欲しスケベ心がまたムクムクと…
ま、でもそれはあり得ないでしょう。
自慢じゃないがワシの場合、
金銭的なツキはまったくといっていいほど、ありません。
宝くじも年賀ハガキもクイズの懸賞も、
まったく縁がなく半世紀生きてきましたから。
今回、
年内は、ほぼ確実に購入する予定がないのに
〈GUILD DV6〉を試奏するのは
一つには、このクラスのGUILDが
上位機種と比べてどんな感じなのか確かめたいからだ。
それによって、
このアコギがワシの心を充分にくすぐらせてくれるようなら
来年の春くらいまでに
アウトレットまた新中古品の〈GUILD DV4 or DV6〉を
見つけて、ぜひとも手に入れたい。
東名阪あるいは、その他の都市にある
楽器店で、アコギの店頭在庫が豊富な店ならば
許される限り、いろんなブランド・価格帯のアコギが試奏できるだろう。
ただ、
ワシが住むこのあたりの地方都市では
そうそう店頭展示でたくさんの本数を置くことは叶わない。
店のスタッフは「他店からでも引っ張れますよ」と言ってくれるが
なかなかそこまでの申し出は、
試奏のあとの断りが申し訳なくて言い出せないものだ。
もしもアナタが
ワシ同様に地方都市に住んでいて
いつも行く楽器店で、弾いたことのないアコギが
他店に在庫していて転配送が可能なら
ずうずうしくも頼んでみると良い。
これまた、
日本人的な遠慮体質が災いするが、
他店から転送してもらう場合には、
あくまで即決購入はムリですよ、アナタがオススメするから
私は仕方なく、アナタの提案に同意するんですよ、
というスタンスを貫くことだ。
まちがっても、
検討しますとか、○○だったらなんとかなるなどと
相手に期待を持たせることを言ってはならない。
そして、
試奏している間は、アコギについて
3つ誉めたら1つ断り文句を口にする
「アコギの試奏3:1の法則」を行使すべし。
「実に弾きやすい」「低音の響きがいいね」「いい材使ってるね」
などと好評価を表明した後、
さりげなく、「でも俺の手の大きさだと握りがやや太い」
という風に、アコギに対してではなく
あくまでも原因は自分サイドにあるのだという立ち位置で
そのアコギをすぐに購入できないことを示唆すること。
試奏の最大の目的は、
様々なブランドの中・上級のアコギをできるだけ多く弾くこと、にある。
試奏でもしなければ、
「Martin D45」なんて弾く機会はない。
テレビ鑑定団の中島誠之助も言っているじゃないか
「できるだけ多くの本物を見なさい」と。
楽器店での試奏は、
目の肥やしならぬ耳の肥やしだ。
楽器の専門家である店のスタッフからも
いろいろと話が聞ける。
名札で名前を確認したら
会話の端々に相手の名前をはさめば
一気に親密感が増して、時にマル秘情報も
教えてくれる。
これはみんなが言っていることだけど、
正直、店側からすれば
いつも来店して試奏するけど、一向に
買ってくれない客は迷惑だろう。
だから、
ワシは同じ店ではなく複数の店をローテーションで
巡回して試奏の話に乗っかるようにしている。
楽器店で試奏して、
NetショップやNetオークションで買われたんじゃ
店もたまらんわな。
〈GUILD DV6〉試奏の感想は、
後日のリポートで(m_m)
じゃ、また!
Have a nice-day.
コメント: 全1件
from: kuniさん
2010/05/06 20:01:22
icon
「試奏するのであれば」
Kuniであります。
アコーステックギターはメーカーでは決まらないものではあるが、われわれの同世代のギタリストはマーチン、ギブソン、ギルドなんて名前に弱いですな。kuniもD-18(1984製)を手に入れたのだが、そのときD-28,D-35もあったのだがD-18に魅かれてしまった。価格も安かったけど、手に入れたのは高音の響き、低音と中音の混ざり合ったときの心地よさなどでした。
しかし、今思えばこれらのギターも同じ条件で弾きくらべていないのですよ。
5年前、友達のJ-45のネックを外し、掃除を兼ねて、サドル、ナットを作り替え、フレットを取り換えたのです。
作業前に弾いてみると、これがギブソンか〜?
なんか響かんし、音がこもってるし、これがね〜?と思ってたのです。
ナットを外した下から、なんと新聞紙(英文)の切れ端が出てくるし、ナットの溝の切り方も大ざっぱやし摩耗している。膠をヒーターで溶かしてネックをはずして、これまたびっくり、ボディーとの接触面の荒いこと。のこぎりで切ったままみたいで、これがギブソンか、ワイルドなブルージーな音はこんな大ざっぱなギターから出るのかと思ったものでした。
弦高調整を行い、サドルとナットをタスクで制作、ナットの取り付け部の新聞紙、ボンドなどを丁寧に取りのぞき、ボディ、指板、ネックにオイルを付けてサドルとナットを取り付け、弦(ジョンピアース)を張ってオクターブ調整すると生まれ変わったような音が響き渡ったのです。
こんなに変わるものなのかと、いまでもこの変化を忘れられない。
結論(Kuniのなかでは)
調整されたギターで試奏しないと、ほんとの音はわからない。
だから表の板を軽くたたいてよく響くもの。単板のボディー。弦は新しく替える。サドル、ナットの状態がいいもの。弦高が6弦12フレットで2.4ミリ以下である。ネックの反りがあまりないもの。力木が浮いていない。ボディーに割れがない。などを条件に試奏しております。
ただ、大阪の梅田楽器店でD-18(ゴールデンエラ:1960年代)を試奏したとき、われわれの話す声に振動していたのには感動しました。ただ価格が3,500,000円で、2,990,000円まで値引きすると言われましたが買えませんよね。
ただのひやかしでしたがいい経験でした。
どうです、みなさんやってみては?
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