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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010/05/06 18:18:34

    icon

    誠実な人たちと接したGWに、AMA-G'感激する。



    世の中悪いことばかりじゃないようです(;O;)
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    今年のGWは、
    とりたててどこかへ観光に行ったわけではないが
    毎日、なんらかのイベントがあって
    その中で、ある誠実な人たちと関わり
    感激するとともに実りの多いGWだったと感じた。

    1つは、
    隣町の郊外で今年も開催された
    野外の路上ライブ。

    うっそうとした森のなかの
    広大な公園の敷地内にはオブジェが何基も設置され
    今年もたくさんの音楽やアートのイベントが開催される。
    その公園内のある一角で、
    去年に続いて今年も秋までの毎月、計5回、
    弾き語りライブにワシは出る。

    第一回目、当初の予定日は
    悪天のため中止になり、
    GWの中日に順延。
    なにしろ、季節がいきなり逆戻りして
    雪混じりの雨はざんざか、時ならぬ春雷も襲い
    とてもとてもイベントどころではなかった。

    全国的な兆候かもしれないが
    2010年の今年は、どうも天候が定まらないようだ。

    冬の降雪が少なければ夏に大雨となり、
    さの逆もまた同様。
    つまり年間の降水量はおおよそ決まっているのが
    ワシの住むこのあたりの気象の法則なのだ。

    その法則でゆくと、
    今年の夏場は「雨が多い」…となる。

    幕開けのライブ初日が順延となったGWの三日目、
    この日は打って変わって、荒天から好天に好転し(すごい!知らずにダジャレだ)
    ほどよい初夏の気持ちの良い日差しの下で
    肌に心地の良い風に吹かれながら〝70年代フォーク〟を10曲ばかし歌いました。

    弾き語りの時は、たいてい歌詞をまちがえたり
    コードをミスったりするのに
    第一回目のこの日の出来はけっこう良くて
    ライブシーズンはまずまずの滑り出しだった。

    ここのライブのいいところは
    路上だから当たり前だけど
    通りすがりの人が時折、聞き耳をそばだててくれる程度で
    極端に観客を意識しなくて済むこと。

    立ち止まって聴いてくれた人からの
    ささやかだけど温かい拍手をもらったり
    広場に出店をだしている人が
    なんとなく聴いてくれているような視線が感じられて
    実に心地が良いのです。

    今年のライブには
    〈Greg Bennett〉をラインでつないで
    使用することにしてますが
    この日は、
    予備で〈YAMAHA〉のサイレントGuitarも
    用意した(雨対策・弦切れ対策)。
    後半の5曲は、これに持ち替えてやりました。

    いまだに
    このサイレントGuitarのフォルムは
    珍しいのか、通りすがりの人から
    「なんだべ、あの楽器…」なんてひそひそ声が聞かれる。
    ※もう数年来使用しているし、けっこう売れていると思うが…。
    ライブとかには使わないのかね。いい音するのに。

    去年、このイベントを担当していたK氏が
    この春に、他社に転職したため、
    今年はW嬢とM氏にお世話になっている。

    W嬢は小柄でエキゾな雰囲気の美形、
    M氏は人柄の優しい誠実な人。
    出演順の希望から、当日の機材設定やイベントの進行まで
    この二人には、
    なんやかやと世話を焼いてもらうことになる。
    9月の最終回まで、よろしく。

    来月中旬に予定の第2回目に向けては
    再び、10曲選んで練習していこうと思う。

    ライブでは同じ曲を二度はやらない、ことを
    自分に課しているので
    常に、新しい曲を習い覚える必要がある。
    だから、毎週、新ネタの仕込みをして
    ライブ当日までに完成度を高めてゆくのだ。

    さて、
    このライブの翌日には
    以前にこのサークルでも書いた、
    例の所有しているアコギ9本の
    売却に伴う出張査定があった。

    カミさんのほんのひと言で、
    にわかにアコギの処分を思い立つものの
    リサイクルショップのあまりな査定に愕然として
    「二束三文で処分するのはあまりにもったいない」と、
    あれこれNetを調べて、ようやく
    探し当てたある楽器専門の販売・買取の店。
    それが今回の出張見積のお店。

    あらかじめWEBにて査定をしてもらったんだが
    その見積が驚くほどにとても満足のゆくものだったので
    (リサイクルショップとの価格差にも驚いたが)
    さてさて、現物の査定がどうなるかと
    やきもき・どきどきしながら
    出張見積の日を迎えました。

    普段の練習場所である寝室から
    9本のアコギを階下の和室に下ろし、
    ギタースタンドにたててずらりと並べてみると
    どうしたことでしょう、
    高級器ではないんだが
    数が揃うとそれなりの壮観さなんだわ。

    担当者が査定がしやすいように椅子とテーブルも用意した。
    少しでも印象を良くした方が査定にも影響するだろうと考えてね…。

    ステーションワゴンで我が家にやって来た
    担当者の方と
    あれこれ手持ちアコギの由来や
    最近の扱い商品などについて四方山話しつつ
    一本一本試奏してもらいチェック終了。

    アコギにまつわるカミさんとの攻防は
    アコギ弾きなら誰しも苦労しているようで
    担当の方からも、似たように話を聞いたのだ。

    ワシ自身は、とりたてての意識はなかったんだが
    こうして集めてきたアコギを見てみると
    またハンドクラフトで造られていた
    70〜80年代の国産もののエントリーモデルや
    ブランドや構造に特徴のある輸入モデルなど
    高級器なんかじゃないけど
    自分ながらある種のポリシーをもって
    入手してきたものだなと思う。

    古いものでも、ポリッシュをかけきれいにし、
    常に弾けるように安いが新しい弦を張ってチューニング。
    さらにホコリ除け・日差し除けにと、
    アコギ置き場では上からすっぽりシーツを掛けて保管してきた。

    その甲斐あってか、
    なんと! ほぼ当初提示いただいた査定通りで
    買い取ってもらったのだ!

    担当者の人からは
    「こだわりを持って集めているし、きれいな状態」
    と高評価をしてもらった結果だが
    こちらからすれば、
    〝楽器としてきちんと評価〟してもらったことが
    なにより嬉しい。

    単なる中古のがらくたとしか見ないリサイクルショップと
    惜しみながら手放す人間と、本気で欲しいと願う人とを
    つなぐために、正当な評価をする専門店との歴然とした差だとも言える。

    リサイクルショップは
    掘り出し物を見つけるにはとても貴重な存在だが
    こと買い入れについてはかなりシビアで
    売れ筋じゃないもの、その店が得意でないアイテムに関しては
    実にそっけない価格しか付けてくれないのじゃないだろか。

    それにしても、
    隣町から、わざわざ出張見積にきていただいた「M」楽器店の
    担当の方、本当にありがとう!_(_^_)_

    車に積み込み、
    愛用していた9本のアコギたちは
    ワシの元から新たな弾き手の元へと旅立っていった。

    弦高も低く調整してあるから
    入手した人はすぐに弾けると思うし、好きなように調整して
    ぜひとも弾き続けて欲しいものだ。

    カミさんのふとしたひと言で売却することになった9本のアコギ。
    練習スペースはすっかりさびしくなったが
    フトコロは少しだけ温かくなった。

    そんな翌日、
    今度は、「S」楽器に出向き
    店の「 I 」氏が本州から手配してくれた
    〈GUILD DV6〉を試奏してきた。

    リーズナブルな価格ながら
    GUILDらしい張りのある低音が魅力のドレッドノート。

    上位機種ほどのランクの材ではないが
    トップはシトカスプルース単板、
    サイド&バックはインディアンローズウッド単板、
    マホガニーネックという
    ナイスなコンビネーション。

    アマチュアのバンドなどが使う
    防音設備のある小スタジオで
    小一時間も、このGUILDを弾かせてもらった。

    いや、
    四畳半でもいいから
    ああいうスタジオが自宅にあったら天国だね。
    つい、来週参加するライブイベントの歌まで
    大声上げて練習しちゃった。

    ギター弾きはみんな夢想しているだろう。
    大声・大音量でアコギを弾き、唄っても、
    誰からもクレームが入らず、
    なにより良い音響効果の中で練習ができる。
    そんな素晴らしい自宅スタジオが欲しい、と。

    ところで今回試奏した一本は、
    シリアルNo.から推測すると
    2007年、米国ワシントン GUILD TACOMA工場製。
    (現在すでにGUILDの生産拠点は他に移転している)
    ※Pho.GUILD DV6→GUILD のHPから引用。

    弾いてすぐ分かった。
    実にいい!ワシが持っている〈GUILD F50R〉ほどでは
    もちろんないが、その系譜をしっかんり継承している
    小気味の良いGUILDらしい低音がとても素晴らしい。

    コードをかなりガシカシと弾いても
    低音から高音まで歪みがなく
    弦高設定も抜群で、フラットピッキングもスムーズ。

    派手な装飾はないが、
    牛骨サドル&ナット、アバロンHeadロゴ、アイボロイドのボディバインディングなど
    基本性能も必要十分条件を満たし
    何よりも、宅弾き・ライブともに活躍できる一本と見た。

    やはり、ワシはGUILDの音が好きなんだなー。

    ※kieros2005さんほどの詳しい知識はないが
    まったくその通りだね。
    高いものはそれなりの原材料と人件費とブランドプライスが
    かかっている。それでも、実際に弾いてみて
    弾きやすくてかつ音も気に入ったものならば
    たとえリサイクルショップからの掘り出し数千円アコギだって
    ワシたちにはお宝もの以外のなにものでもないのだ。
    それでも、一度は弾いてみたい、ん百万円のカスタムモデル。
    アコギ好きの性・性・性…ですな。

    欲しい、ぜひ欲しい…が、今年はもうムリ。
    年の初めに、USEDを二本、
    〈Washburn〉を一括、〈Morgan Monroe〉は来春までローンがあり、
    かつ、来月には〈Greg Bennett〉の支払いが控えている。

    いくら、
    アコギの売却で多少の実入りがあっても
    それで購えるほど〈GUILD〉はお安くはない。

    9本売却後、現在、手持ちのアコギはサイレントGuitarを含めて7本。
    いまワシの希望は、来年あたり
    今回試奏した〈GUILD DV6〉のちょいキズUSEDの出物を入手したら、
    もうそれで終わり。

    だから、
    いくら気に入った〈GUILD DV6〉でも今、入手することは不可能。
    もっと景気が良くて実入りもよければ
    無金利長期クレジットという手もあるが
    もしもそれが可能でも、カミさんにばれた日にゃ、
    大事な他のアコギまで供出されかねない。
    ゾゾゾゾーーーー。

    もしも
    来年、GUILDを手に入れたら、
    身体が動かなくなるまで
    この7本を弾き続けてゆくつもりだ。

    ひとまず、
    〈GUILD DV6〉の良さは今回、十分確認できた。
    「S楽器」の「 I 」氏にも感謝したい。

    彼によれば、
    取り寄せたGUILDは、
    そのままこの店に置くというが
    この価格とこの音なら、まちがいなく
    すぐに買い手がつくだろう。

    それが、ワシでないことが悔やまれるけどね…。

    そんなこんなで
    今年のGWは、
    自分の趣味に関してなかなかに楽しい日々だった。
    「美人のW嬢」→来月会うのが楽しみ。
    「誠実商売のM楽器の担当者」→次回も絶対お世話になります。
    「サービス上等のS楽器の I 氏」→もし値引きする時TELおくれ。

    GWに関わりのあったこの人たちに、
    感謝・感激のワシなのだ。




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