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from: kieros2005さん
2010/05/07 12:58:45
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ネック起き矯正(3)
以前報告したヤマハFG-360のネック起き矯正の結果を報告します。
FG-360のネック起き矯正治具当てて、4月6日から始めて1ヶ月がたったので、本日、治具をはずし、弦を張ってみた。
以前写真を添付したように、太い木材の棹をネック上に渡し、万力で中央を締め込みブリッジ付近のトップふくらみを押さえ、ネックを逆反り側へ押して、矯正しようとするものだったが、22日目で測定したら、トップのふくらみは沈んだものの、ネック始点が1ミリほど沈んだままだったので、今度は万力で矯正棹側に引っ張り持ち上げようとしたものです。
合計して1ヶ月=30日×24時間=720時間に達したので、効果を確認してみようと思い立ったわけです。木材が外部応力でどのぐらいの時間でクリープ(塑性変形)するものか知らないが、文献では木質と含水率に大きく左右され、これぞ、というデータはないようだった。それでも100Hから500Hぐらいで変形飽和するデータがあったので、それを参考にしてみたのです。
さて、結果ですが、トラスロッドは緩々にしてあったので、弦を張ると案の定、ネックが順反りになる。
そこでふたたび弦を緩めて、トラスロッドを右回しに手応えがあるぐらいに締め込んだ。
そして再度弦を張り、チューニングしてみると12Fで弦高が3ミリと、以前の5ミリからみればだいぶ矯正が効いている。これでハイポジションでもだいぶ弾きやすくなった。
さあ、これで弦を張ったままでふたたびネックが起きるかどうかが問題だ。ネックの順反りをそのままにして置かなければ、ネックまで起きることはないことを祈るばかりだ。
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