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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010/05/13 18:15:41

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    何かにつけ、ものの順番はけっこう大事だったりする。



    去年は前座、今年はトリ。破格の出世か?はたまた年功序列か
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    今週末の野外ライブの出演順が発表になった。

    回を重ねるたびに参加者が増え、規模が大きくなったこの野外フェス。
    今年は、日程も二日に亘り、
    かつライブステージも2箇所に分かれて開催される。

    好天候の予想で、
    会場に集まる来場者も大幅に増えるのじゃないだろうか。

    ところで、
    物事には順番というものがある。

    小学校の初めから
    出席番号は五十音順、朝礼の整列は背高の順、
    徒競走の出走順も背高順…など
    考えてみれば、ワシらは、何事につけ〝順番〟という枠内で生きてきた。

    「徒競走」で思い出したが
    ずっと不思議だったのが、なぜ徒競走は背高順なのか、という疑問。
    背が高い=足が長い=ストライドが広い=走るのに有利
    という理由からなのか、ワシもずっと背の高い順で走らされた。

    よく考えれば、これは根拠がなく不思議なきまりだ。
    背の高い人間が必ずしも早いとは限らないし、
    背の高い人間が強いとも限らない。

    体重別、階級別のスポーツがあるから
    図体の違うもの同士が競うのは理不尽かもしれないが
    国技である相撲なんて、いわゆる無差別級だよね。

    頭脳の競い合いはともかく
    身体を使うスポーツに関しては、
    いまだに、でかいヤツがチビに勝っても自慢にならない
    という観念が一般的だ。

    ワシは生来、脚が遅かったので、徒競走は嫌だった。
    田舎の小学校だったから1学年一クラスだけの持ち上がりで、
    徒競走はいつも、背の高い4人と六年間同じメンバーと走った。

    後年、村で初めて東大に入ることになる、
    デカ頭のT.I 君は、頭も良く走るのも速かったから
    ワシは六年間ずっとビリだった。

    もしも背高に関係なくクラスを毎回オールシャッフルして
    徒競走の組合せを変えれば、
    前回のビリが翌年トップに立ち、子供も親もエキサイトするに違いない。

    さて、
    今度のライブでの、
    ワシの出番は、第2ステージの最後に決まった。
    いわゆる〝トリ〟というやつだ。

    落語やイベントなどのトリは
    人気・実力とも出演者の中で随一の人が務める。

    語源では、
    その昔、落語などの興行で
    最後に講座を務める主任格が出演者すべてのギャラを
    一括して貰う(取る)ことから〝トリ〟と呼ばれたという。

    その伝でいけば、
    今年のワシは出演者の中での主任格か?
    まさか、
    というのではまったくなくて、
    出番は抽選で決まったので、たまたまの偶然なのだ。

    実は去年は、弾き語りのトップでステージに立った。
    しかも空手の演舞の次、という、
    なんだか良く分からない、演芸会のノリで
    ある意味「前座」のごときシチュエーションだった。

    観客は、まだ舞台の雰囲気になじんでいないし
    複数のアーチストを見ていないので
    その出演者が、上手いのか下手なのか、
    静かに聞くべきか、ノリノリで拍手すべきか、
    いわゆる「空気が硬い」わけだ。

    気温も会場の熱気もまだ低い沸点での
    しょっぱなの出番は、やはりしっくりと来ないものだ。

    その点、
    中盤での出番、あるいは終盤あたりだと
    外気温の上昇とともに、会場とステージの間にも
    ムードの共有、興奮の一体感が作り出されてきて
    嫌が応でも観客はヒートアップ、パフォーマーのアドレナリンも出まくり。

    ということでの、
    今年の出番、トリでの出演はどうか。

    持ち時間は一組15分と決められているので
    常識を越えた時間オーバーは当然NGだ。
    そのため、ワシも当初は、それに配慮して
    余計なMCを一切はぶいて、正味の弾き語りだけで行こうと思っていた。

    ところが、
    トリならば、後ろ人の出番を気にしなくてもいいので
    多少の時間の延びは許してもらえるだろう。

    以前にも書いた通り、聞くに値するようなMCはできそうもないので、
    むしろ、曲のテンポをできるだけゆっくり目にすることで
    余裕のできた持ち時間を有効に利用しよう。

    今回の2日間のライブのうち、
    弾き語りで登場するのは、ワシを入れて21組。
    他人のステージを見ない人なので、実際の顔ぶれは良く分からないが
    年代の近いミュージシャンもいる模様。

    当然、オリジナル曲を披露する人も多いだろうし
    自主制作やインディーズでCDを発売する
    セミプロもいるだろう。

    70年代フォークのカバー一辺倒のワシなど
    センス・技術ともに、彼ら彼女らとは肩を並べようがないが、
    自分と同世代の人たちにとって、ささやかな思い出のひとときになれば
    という位の気持ちでは、いるのだ。

    世代別勢力図では10代〜30代には及ばないものの
    ここ最近、40代以上からワシ(kuniさんも?)らの50代を越え、
    (kieros2005さんの?)60代までの
    おやぢ世代のアマチュアミュージシャン活動家は、じわじわ増殖しつつある。

    その中には、
    ワシのように、継続してずっと続けてきたものもいれば
    若いときに熱中し、一時期音楽から離れ、いま再び再始動したと人もいる。

    一方で、
    自らは弾きはしないが、今もカセットテープ(なぜかいまだにテープ)
    にはお気に入りのフォークの名曲が入っていて
    車の中ではいつも一人カラオケ状態、という人もたくさんいる。

    こうした人たちが侮れないのは
    比較的物持ちの良い世代であるため、
    これまた、意外と経年劣化の少ないカセットテープというメディアを
    捨てずに大事に聞き続けている点だ。

    それらの音源は、
    当然、当時のFMやAMラジオのエア・チェックであったり
    LP・EPからのリアルタイムものだったりするから
    けっこう、マイナーな曲なんかが収録されている。

    時の彼方を越えて、
    そういうレアものを日常的に聴いている人たちの耳に
    ワシの弾き語りはどう響くのか。

    今年も、
    ライブでは、マイナーだけども
    あのころの匂いがたっぷりの楽曲を探して
    弾き語りしていきたい、と思う。



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