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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年05月21日 18時31分27秒

    icon

    呼ばれて飛び出るお調子者…それがアコギ吟遊詩人の真骨頂



    〝盛り上がってるかい〜〟なんて言・わ・な・い・のっ!
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    先週、ようやく訪れた
    北国の春らしい爽やかな空の下で
    隣町の野外フェスが行われた。

    2日間で3,000人が来場したという!
    ボランティア運営のイベントでのこの動員数は凄い。
    ライブ+アート+屋台+フリマを融合させた
    ピックなイベントに成長した証明だ。

    2つあるライブ会場のうち、
    ワシが出演したのは、小山のある草地側のステージ。

    舞台はなく、雨で湿り気の残る草地の上に
    スピーカーを設置しただけの、まさに「野のLive」。

    屋台やフリマに訪れる人たちが
    通りすがりに耳を傾ける、至って暢気な雰囲気。

    四曲+予備まで用意したものの
    3曲目であえなく時間切れとなったが
    西陽に曝されながらも気持ちよく歌えた。

    今シーズンのライブで使うことにしている
    〈Greg Bennett〉は生音でも実に押し出しがいいが
    PAを通しても良く響く。
    残念ながら、草地ステージの音響は必ずしも
    十分とは言えず、会場全体にまで音が回らなかったようだ。

    多くのボランティアスタッフの昼夜を問わない
    事前準備とフェス当日の臨機応変な対応によって
    今年も無事実現できたことを感謝したい。

    さて、
    次回のライブは来月に2本予定している。

    今年2回目となる森の中の路上ライブには
    すでに選曲し終わった10曲を弾き語る予定。

    おなじみの、
    松山千春・中島みゆき・かぐや姫に加え、
    加川良・井上陽水・ふきのとう・風のナンバーを演る。

    もう一つのライブは、
    去年、出場が決まっていたにも関わらず
    肉親の不幸で参加が叶わなかった
    神宮境内の土俵上で行われるフォークライブだ。
    ※Pho.→Digital Archive Japan より引用

    今回で8回目となるこのライブは、
    この神宮の春の例大祭に協賛して地元のローカルFMが
    主催するユニークなイベント。

    ステージが境内にある相撲の土俵であること、
    使用楽器はアコースティックのみ、
    参加者は一人(一組)一曲、5分以内で、フォークのカバー曲(オリジナルは不可)
    を弾き語りる、という実に潔い、ある意味、神への奉納神楽のごときライブなのだ。

    参加申込みが多いため、必ず抽選となるので
    開催日ぎりぎりまで、出られるかどうかが分からない。

    すでに演奏曲(野のLiveで歌えなかった「雨降り道玄坂」ふきのとう)も決め、
    演奏CDも同封して参加の申込みを済ませたが、
    今年はなんとかし出演したいものだ。

    このイベントの様子は
    You Tubeに投稿された人の動画でも確認できるが
    参加者はいずれも実力とフォークへの思い入れにあふれた
    人たちばかり。

    アコギ弾きの中には
    きちんとしたライブステージだけではなく
    地元のお祭りやイベントで唄う人もたくさんいるだろう。

    ワシは、
    自分の器量と身の程を知っているので
    参加料がかかる晴れがましい大会などに出場しようなどとは
    小指の先ほども考えてはいない。

    アコギをかかえた〝吟遊詩人〟よろしく、
    弾き語れるチャンスと場所さえあれば
    どこにでも行きたいと思う。

    kieros2005さんも
    よく人前で歌っているようですが
    アコギの強みであるアンプラグドさを最大限に活用して
    〝呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン〟のハクション大魔王のように
    今年も、厚顔無恥なお調子者として
    弾き語りしていきたい。

    話は変わるが、
    よくライブのMCで、
    観客を煽るために「盛り上がっているかぃ!」
    とか「もっと盛り上がろうよ!」という
    シーンに出くわすが、実はあれが気恥ずかしくてならない。

    観客のノリがイマイチなのは演者である
    本人のパフォーマンスのせいであり
    それが最高なら、言われなくても勝手に盛り上がるのが
    聴き手の自然な成り行きだろう。

    相手との会話に糸口がつかめなかったり
    相性の悪さから、どうにも話がつながらずに
    気まずい〝間〟だけがどよーんというシチュエーション。

    たしかに、
    一曲歌い終わって、まったく拍手がない時の
    自身焼失(喪失でもあり消失でもあり焼失でもあるといえるな…)感と
    虚しさと自己嫌悪感は、現場ではけっこう応えるものだ。

    拍手の無さは、演奏に対する無反応以上に
    観客の拒絶まで疑心暗鬼で萎縮する。
    もっと積極的なNOなら、Booingなんだけどね。
    ※その昔の吉田拓郎だった〝帰れ!〟の怒号の中で歌い続けたし。

    でも、
    そんな感情にとらわれるうちは、
    まだ自分の中に、幾分のいい気になった自信過剰さが
    巣くっている証拠だ。

    たぶん、
    路上ライブで鍛えられた弾き語りストたちには
    「拍手なんて無くて当たり前、パラパラなら儲けもん」のごとき
    野に咲く花のような強靱さが備わっているだろう。

    だから、
    アマチュアが観客に向かって〝盛り上がり〟を強要するのは
    おこがましく、傲慢な気がするし、見ていて虚しい。

    だれもあんたの弾き語りを聞きたくて来たんじゃないんだ。
    たまたま通りかかって、あんたの歌を耳にして、
    ちょっとだけ立ち止まって聞き耳立てて、お世辞で拍手しただけなのさ。
    ……こう思っていれば間違いがない。

    こうした自虐心は、自信の無さの裏返し。
    表面的に謙虚さを装いながらも、心内(こころうち)に渦巻く
    矮小な虚栄心の薄汚い嵐が吹きすさんでいる。

    盛り上がるも盛り上がらないも見ている人次第。

    数少ないライブ経験から
    ワシがかすかに見いだせたものは
    本番前の弾き込みと歌い込みが
    何より肝心だということだろうか。

    歌に自然な感情が込められるようになるまで
    何度も繰り返して練習をして
    本番では何の前振りもなく、すっと、唄えればしめたもの。

    フォークであれ演歌であれブルースであれ、
    気持ちの入った歌は感動する。
    オリジナルというだけで、感情移入が弱い人の歌には
    小さな感動のゆらめきすら感じられない。

    自分でオリジナルが作れないこともあるが
    カバー曲の場合、オリジナルの作者にはなにかしら
    創作の強い動機があるし、思い入れの強さが
    詩とメロディに表れている。

    次回のライブでも
    弾き語る10曲、全てに、自分なりの思いが
    込められるよう、さあ、今週末から練習だ!

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