新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

アコギな世界

アコギな世界>掲示板

公開 メンバー数:22人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年06月03日 18時16分42秒

    icon

    試奏報告→〈History NT-07〉はけっこう上物ですぞ。

    ティアドロップ型ピックが品薄で涙ちょちょ切れかも…。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    例によって、
    楽器店でのアコギ試奏報告だ。

    今回は、S楽器のオリジナルブランド
    「History」の初代NTシリーズの最高峰〈NT-07〉を試奏した。

    すでにこのシリーズは生産が終了していて
    店頭にあったその一本も、ちょいキズのお得な価格のもの。

    国産(寺田楽器)ハンドクラフトの珠玉の一本。
    では、ざっくりスペックの確認を。

    ソリッドスプルーストップ、ソリッドローズウッドのサイド&バック。
    木目のきれいなメイプルバインディングがボディとネックに巻かれている。
    エボニー指板かつエボニーブリッジ。

    プレッジとサドルはオイル漬けの牛骨製。
    GOTOHのオープンタイプペグ。
    マホガニーネックとマホガニーのヘッドオーバーレイ。

    トップとロゼッタは上品なメキシカンアバロン…と
    これだけ見てもその理想的かつ高級なスペックとビジュアルにほれぼれ。

    現在の「History」のNTシリーズは、ビジュアルにちょっと嫌みな派手さがあって
    音の確認以前に、その見てくれで躊躇してしまうが
    この初代シリーズの最高峰「NT-07」は、ラウンドショルダーのボディラインといい
    トップの飴色の塗装といい、実に正統派のアコギの重厚な趣がでているのだ。

    では音について…。
    第一印象は、ブライトな響きとバランスの良さ。
    明るくキラキラとして素直な音という感想を持った。

    高音も耳なじみの良い、嫌みのない音色。
    弾き下ろした時の全弦のまとまり感が実に良い。
    明るさとともに、まるやかな甘さも感じられる。

    試奏してみて、〈Taylor〉に似てるかな、と感想をもらすと
    店のスタッフ「K氏」いわく、
    〝私も弾き比べてみたが、Taylorよりもブライトな印象がありますよ〟とのこと。

    いずれにしてもワシの好きな傾向の音だった。

    今年はすでに〈Washburn J28SDL〉と〈Morgan Monroe M20〉を
    入手してしまったワシなので、ここで新たにローン…というわけにはいかないが
    S楽器の現在の店頭価格(正価の七掛け)が、もしも半額くらいになるなら…
    検討してもいいかな…などと調子に乗らせるほど、
    この〈History〉は気に入った。

    もともとの価格が、
    〈Martin D-28〉くらいの設定であり、
    それだと、種々他のアコギとの熾烈な価格比較競争になってしまうが
    S楽器以外でもNetショップにこの〈NT-07〉が
    けっこうほどよい価格で紹介されているのを見たので(USEDもの含む)
    質の良い国産アコギを探しているならオススメではないか。

    試奏したこの日、
    〈History〉のほかに、全国で75本限定の〈K.Yairi Grace2010〉(26万)と
    〈TACOMA〉のハカランダサイド&バックモデル(約60万)も弾いてみたが
    どちらも気乗りがしなかった。

    どうも〈K.Yairi〉は今のところ、相性が良くなくて
    これといったモデルに出会っていない。

    なんだか○サヒの○ーパー○ライ状態。
    ○サヒのビールはどれを飲んでもイマイチ、
    なかでも○ーパー○ライは、ワシの中ではNGの代表格。

    ○ーパー○ライを美味いという人、
    ○ーパー○ライしか置いていないグルメ店、
    それだけでその人とその店の見識を疑うほど…。

    同様に、
    国産ハンドクラフトものとして評判のいい〈K.Yairi〉だけど
    ワシはちっともそういう感じがしないのだ。

    もちろん、このブランドはラインナップが多いから、
    上位機種を試奏してからデカ口叩けよ!
    と指摘されるかもしれないが
    こればかりは好みなのでいかんともしがたい。

    ここでちょっと、横道にそれるが、
    いつもワシが愛用しているフラットピック、
    〈Gibson PURE ティアドロップ型ピック〉の「M」が、
    現在品薄のようで、いつもの店にも無いし、
    通販でも在庫なく、品切れだと聞いた。

    まさか、
    以前ワシが書いたこのサークルの書き込みのせいなんて
    まったく思わないけど、みんなも〈Gibson PURE ティアドロップ型ピック〉の「M」が、
    使いやすいのだろうか。

    たしかに、
    いま一番弾きやすいのがこのピックなのは確かだけど
    すぐに割れるのが玉にキズだ。

    割れたら、空き瓶に入れているけど
    もう、けっこう溜まっている。
    それほど、よく割れる。

    ワシが、このピックを横向きに握って
    弾いているせいかもしれないが、
    といって、同型の「H」だと、ちと硬すぎるのだ。

    サムピックもフラットピックも
    わずかな形・厚さ・フィット感の違いで
    弾きやすさは劇的に変わる。

    アコギ本体も同様だけれど
    人が使うモノは(身につけるものも含め)
    自分用にカスタマイズされたものが一番良いに決まっている。

    身体の大きさ、クセ、好み、感じ方など
    十人十色の人間に合わせて
    アコギや関連アクセサリーを自分好みにカスタマイズしている人も多い。

    kieros2005さんのような、器用さと根気をもたない自分などは
    あれこれ試してお気に入りの既製品を探すほかはない。

    〝ピックなんて消耗品だからある程度弾いてシャリシャリ鳴りだしたら
    どんどん新しいのと取り替えればいいんだ〟っていう
    豪毅な人もいたが、たかが105円のピックでも
    ちりも積もれば〝万金(まんがね)〟だ。

    だから、
    今日も今日とて、少しでも安い仕入れ先を求めて
    ネット検索している、そんなワタシです。

    本題に戻って、〈History NT-07〉のこと。

    アコギメーカーの定番シリーズが
    生産終了になるのには
    いろいろな事情があるのだろう。

    この辺の裏事情については
    「kieros2005」「kuni」両氏が、きっと明快なる
    分析コメントを寄せてくれるだろうから
    ワシは、例によって裏付けのない御託を並べてみよう。

    人気がなく受注も減少したので廃番…
    これはアコギに限らず他の生産品でも同様。
    廃番になったものが欲しい場合、
    在庫品やUSEDを探すしかなくなるが
    価格的にもぐんと下がるので入手しやすくなる。

    また、逆に、
    もう生産されないプレミア感から
    価格が上昇することもある。

    たとえば、
    YAMAHAの「CJシリーズ」は生産が終了して、
    ついに、店頭でも試奏しないままなのだが
    ぜひ一度は弾いてみたかった一本だった。
    ※とくにハンドクラフトの〈CJ32〉ね。

    人は〝もう二度と手に入らない〟という誘い文句に弱い。
    いま買わなければこの先いつ出会えるかわかりませんよ、とかいう
    セールスマン。

    でも、
    実際にはそんなことはなくて、
    あの時買っておけばよかったと後悔しきりでも、
    その後、何年かして
    ひょんなことから、そいつに出くわすこともよくある。

    アコギの場合も、
    NetショップやNetオークションで見つけて
    欲しさ目一杯なんだが、値段がネックで躊躇している時、
    「ここで買うべきかもっと安いものが出るまで待つか」の
    究極の選択でひどく迷う。

    青春の熱情ははしかみたいなもので
    老成してから振り返れば、なんであの時あんなに夢中になったのか…と
    当時の我が身の見境のない興奮を冷ややかに振り返ることができる。

    選択ミスで後悔に臍をかむことが多いワシも
    アコギ選びではいくつも失敗してきた。

    我々は基本的にへそ曲がりの天の邪鬼だから
    他人からやめろといわれれば、やりたくて仕方なくなり
    同じ人がぜったいオススメだといわれると、ホントにこれでいいんだべか?
    と懐疑的になるものだ。

    他人の評価は気になるが
    結局は自分自身が本当に気に入ったモノでなければ
    結局薬局、最後には悔やむことになる。

    それともう一つ、
    それを実際に手に入れるまでは
    遠足の前日状態で、過大評価のイメージが勝手にふくらむが
    手に入れたとたん、空気の抜けた風船のように
    それへの想いはしぼんでしまう。

    後悔だらけのワシがアコギ選びに関して
    あるジンクスに期待しているのは
    なんのことはない〝偶然の出会いだ〟。

    「偶然は必然か?」などということは考え出すと
    かなりな深みにはまるので止めるが、
    偶然の出会いがもたらすラッキーは
    意志決定力のない人間には実に都合がいい。

    いわく、
    「Netショップで偶然見つけたアコギがえらい掘り出し物」
    「リサイクルショップでたまたま置いてあったアコギがオールドGibson」
    「見たこともないブランドのアコギを買った。それがレアなモデル」…等々。

    何事も偶然のせいにすれば、自分の選択ミスの自責から逃れられる。

    冒頭の〈History NT-07〉も
    店に行くまでそのシリーズの存在すら知らなかったのに
    ほんのついでに目を止めて
    Martin D45の横にそれがあったから、
    弾いてみたらすごく良かった。
    たまたま宝くじで100万当たったばかり(妄想だけど)
    よっしゃ、兄ちゃん、コレもらうわ!

    これこそ〝必然の偶然〟か?

    かのアリストテレスは「偶然」を次の3つに分類している。
    1.遭遇すること 2.希有であること 3.一つの可能性

    まさしく、
    1.たまたま出会った一本のアコギ
    2.日本ではあまり見かけない海外ブランドモデル
    3.音も弾きやすさも抜群の可能性
    これが揃えば偶然のビンゴ!

    予測能力のないワシはこれからも
    偶然の出会いを求めてアコギ探しの旅を続けるだろう。

    あいにくと哲学科を出ていないので
    気の利いた分析ができず、すまん<m(__)m>



    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 1
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 3

    icon拍手者リスト

コメント: 全1件

from: kieros2005さん

2010年06月03日 20時17分41秒

icon

「Re:試奏報告→〈History NT-07〉はけっこう上物ですぞ。」
> 国産(寺田楽器)ハンドクラフトの珠玉の一本。

寺田楽器と言えば老舗メーカーですね。いろんなブランドをギターを作ってきたメーカーです。私のMorrisも寺田でした。

> ソリッドスプルーストップ、ソリッドローズウッドのサイド&バック。
> 木目のきれいなメイプルバインディングがボディとネックに巻かれている。
> エボニー指板かつエボニーブリッジ。
> プレッジとサドルはオイル漬けの牛骨製。
> GOTOHのオープンタイプペグ。
> マホガニーネックとマホガニーのヘッドオーバーレイ。
> トップとロゼッタは上品なメキシカンアバロン…と

もはやこれで音の傾向はわかりますね。D-28っぽいのではないですか?あとブレーシングの位置とスキャロップカットがあるかないか、ですね。


> アコギメーカーの定番シリーズが
> 生産終了になるのには
> いろいろな事情があるのだろう。
>
> この辺の裏事情については
> 「kieros2005」「kuni」両氏が、きっと明快なる
> 分析コメントを寄せてくれるだろうから
> ワシは、例によって裏付けのない御託を並べてみよう。

ほいほい、それでのこのこでて来ましたのさ。

なんのことはありません。市場競争で値段がこなれて(安くなってきて)来ると、売る側はなんとか価格維持をしたくなります。
そこで、モデル名を変えるのです。ABC-123と言うモデルをABC-123Aというように末尾にAでも付けて、少し改良したように見せるのです。何のことはありません。ペグのデザインを変えたり、キャリーケースを変えたりするだけです。
もちろん宣伝文句は「あの名器にいっそう磨きを掛けて登場!」とやるのです。
同じモデル名では、原価が変わることを工場も販社も販売店も品番データベースが受け付けてくれません。それも品番変更の理由でもあります。現在の流通市場では激烈な競争で必ず価格が下がります。注文殺到は第一ロットから第3ロットまでぐらいでしょう。後は在庫で返品を食らうリスクも多いのです。
ギターなどの楽器は機能も姿も性能も昔から変わらないものなので、消費者に進歩や進化を訴えにくいのです。
そこで価格維持と価格アップ戦略は企業の生死を決定することになります。
そこであの手この手で、こんなによくなった、これがトレンドだ、これこそ究極の銘器!と歯の浮くような美辞麗句で飾り立てるのです。
姑息な手段ですが、買うほうはこれでころっと参るのです。
私が「欲望は操作されているなあ」と実感するときです。

こういう実態は知らないほうが幸せです。知るとアホ臭くてやってられません。俺たちゃそんなにアホか?ッて思いますぜ。

んだ!アホでんねん、パーでんねん!

それでも憧れのギターほしいもんねぇー。

ギターのピックも105円だが、100均で下敷き買ってはさみで切れば何枚も作れる。こないだ調子が良かったのはPETボトルから作ったピックだったが、ソフトで好きだったが層間剥離することがわかった。クレジットカードから作ったものは硬くて良くなかった。
アタシの場合はヘナヘナしてるほうが好きです。

ギターの足台は100均で文庫本入れのケースを買ってつかっている。
木製折りたたみ式で作ろうか、と設計中です。
★(⌒杰⌒) AMA-G'さんは娘さんの風呂桶とか、、、。


エレアコ用ミキサーアンプもオークションでジャンクを買い、ハイブリッドICをモノリシックICに載せ換えて回路を直して使っています。ジャンクアンプ1500円+パーツICが500円でした。要するにしみったれですね。






  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 2

icon拍手者リスト