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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2012年05月15日 11時22分31秒

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    【アコギが鳴るだの鳴らぬだの、百年早いんじゃ!と自戒する】


    【アコギが鳴るだの鳴らぬだの、百年早いんじゃ!と自戒する】


    アコギに関して、よく「鳴る」とか「鳴らない」とか言うことがあるよね。
    四十年近くアコギを弾いていても、いまだそのことについてはっきりと実感できない。
    でも、それについて、次のような説明を読んで、「へえーーー」と分かったような気になった、★(⌒杰⌒)AMAG'Yです

    お元気ですか?
    そして、今でも握りっ屁って、気絶するほど臭いと言ってくださいますか?
    by あべ しずえもん

    それは、カナダのHandクラフト・アコギメーカー「Seagull」のパンフに書いてあったことだ。

    ↓すなわち、
    …『アコースティック・ギターに関しては「弾けば弾くほど、音が良くなっていく!」という現象が実際に起こりうる。
    この現象は「エイジング」と呼ばれる。
    ラミネイト(プライウッド=合板)のトップより、はるかに、そして確実に「solid=単板」のトップは柔軟に振動する。
    その結果、単板のトップは豊かなトーン、より広いダイナミック・レンジ、そして優れたサウンド・バランスを持っている。
    単板のトップ板は最初から優れたサウンドを備えているが、
    それだけではない。ひとたび弾くことでトップ板の振動が起こり、
    これを繰り返すことで、ますます柔軟に振動していき、良いサウンドになってゆく。
    ケースの中に5年間眠らせていても音は良くならない。
    ギターを幾度も弾き重ねて行くことでこの「エイジング」が起こり、ますます良いサウンドになっていくのです』…

    とまあ、サルでも分かるとても良い説明だ。
    「合板」のアコギより「単板」のアコギが高いのはそういう理由もあるんだろう。
    さらに、Topのみが単板のものより、「ALL solid」の方がより高価で、
    かつより〝鳴る〟アコギなんだろうことも、なんとなくは分かる。

    が、いろんなところでいろんなことを書いている世のアコギ弾きのうちで、
    本当にこのことを体感している人がどれだけいるのかは「?」ではないか。
    オレには、彼らの何割かが半可通を気どって、いかにもなことをしたり顔で言っている気もする。

    メーカーの工夫により、
    新品時の頃から、まるで長年弾きこんだように良く鳴るアコギもあるというが、
    もし原点に戻って、そうではない普通のアコギを、何本も同時に、何年も弾きこんだ人が、
    「ALL Solid」のアコギを何年も弾きこむと、「エイジング」によって、素晴らしく「鳴る」ようになる。
    というなら、まあ信用してもいいかな、と思う。

    いまさらながらだけど、
    アコギというものは、メーカーごと、価格帯ごと、使用材ごとで、弾きやすさと音質は千差万別だ。
    もちろん、同じメーカーでも違うし、製造された年代によっても違う。
    そしてまた、製造されてからの年数によっても、それらは確実に異なる。

    AMAG'Yなど、過去に30本のアコギを所有したり、
    楽器店で数十本くらい試奏しただけの半可通なので、
    アコギの「鳴り」についてなど、一家言も持ちえない。

    そけでもなお、
    押し入れにしまっておくだけの30万円のアコギより、
    何十年も弾き続けた合板のYAMAHAが「鳴る」とは、やはり言い切れない。

    乱暴な話、鳴ろうが鳴るまいが、アコギにとっては、
    〝仏壇Mac〟ならぬ〝仏壇Martin〟にしておくよりも、
    できるだけたくさん弾くことが、自分にもアコギにも、ともに幸せだっていうことだ。

    アコギも道具の一つと考えれば、
    長く弾いているうちに、自分の指やカラダになじんでくる。
    ボディタイプやボディの厚さ、Neckシェイプやナット幅など、
    微妙に異なるアコギを何本か所有して弾いている人は、それぞれのアコギのもつ
    クセや弾きやすさ弾きにくさが分かるようになる。

    AMAG'Yも今、17本のアコギを持っているが(もうすぐ18本)、
    全てがすべて弾きやすいとはいえない。
    クラスを受け持つ実習教員にでもなった気分で
    出来のいい〝ヤツ〟を贔屓したり、どうも気に食わない〝ヤツ〟を疎んじてしまう。

    地方の田舎街に住んでいるので、アコギの入手はもっぱらNetオークションやNetショップだ。
    試奏なしの青田買いだから、手に入れたから期待を裏切られて臍をかむことも多い。
    そんなで、過去には10本ほども、楽器専門のUsed販売店に引き取ってもらたこともある。

    手もとに残るのは、
    多少の不満はありつつも、そこそこ弾きやすくそこそこいい音がするものばかり。
    それらを毎週末、じゅんぐらじゅんぐら弾き比べているうちに、
    「おお、なんだかコイツ、最近、キャラ変わったんでないの?」と感じる時がある。

    それは、
    もしかしたら取り替えた弦のせいかもしれないし、
    弦高設定値調整のせいかもしれないし、
    Neckの反りや、季節の湿度・温度の変化が原因かもしれない。

    種類違いの用材を組み合わせて造られているアコギゆえ、
    いろんな影響により、弾きやすさと音質は変化するが、
    やはりそれは定期的に触っていないとビビビとは認知できないのじゃないか。

    久しぶりに顔を見た親戚の子供に比べ、
    毎日一緒に暮らしている我が子の成長は気づきにくいが、
    身近にありすぎるものの微かな変容にこそ己が感受性を傾けるべきだろう。

    鳴るだの鳴らぬだのとほざいている間に、
    それこそなじみの飲み屋を開拓するときの熱心さで、
    手もとのアコギをいじくってやるがいい。
    正直、そう思うね。

    それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

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