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from: 21世紀さん
2009/04/14 02:40:30
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『立正安国論』正義顕揚750年を迎えるにあたって
一凶とは正法に敵対する最大の邪宗
御在世は念仏、今日では創価学会
「一凶を禁ぜよ!」と叫ばれた宗祖
避けて通れぬ〝一凶〟への折伏
創価学会は「現代の一凶」である。このことは、今や日蓮正宗僧俗にとっては常識である、といってよい。
だが、口にこれを称(とな)えても、心からその所以(ゆえん)を信解し、しかるべく身に実践しなくては、単なる標語に終わってしまうだろう。そのようなことがあってはなるまい。
そこで、ここでは、なぜ創価学会を「現代の一凶」と呼ぶのか。また、その意義を弁(わきま)えた実践とは、どのようなことをいうのか――等について考えてみよう。
それこそが、『立正安国論』正義顕揚七百五十年を迎えんとする我々にとって、きわめて重要なことと信ずるが故である。
今日、日蓮正宗においては、大謗法と化した創価学会をもって「現代の一凶」としている。
これは、御隠尊・第六十七世日顕上人も、また御当代・第六十八世日如上人も、そのように位置付けられ、宗内僧俗も皆、学会を「現代の一凶」と呼んでいるのである。
では何故、創価学会を指(さ)して「現代の一凶」というのか、その所以を考えてみたい。
安国論の「一凶」は念仏宗
まず、「一凶」という語であるが、その出典は、いうまでもなく『立正安国論』の
「如(し)かず彼(か)の万祈を修せんよりは此の一凶(いっきょう)を禁ぜんには」(御書二四一頁)
との一節に依(よ)っている。
ここに仰せの「一凶」が何を指しているか、というと、この文の次上に、
「守護の善神去(さ)りて来たること無し。是(これ)偏(ひとえ)に法然の選択(せんちゃく)に依るなり。悲しいかな数十年の間、百千万の人魔縁に蕩(たぼら)かされて多く仏教に迷(まよ)へり」(同頁)
とあることから明らかなとおり、法然の立てた念仏宗を指して「此の一凶」とせられているのである。
むろん、その当時は、念仏宗以外にも、禅宗・真言宗・律宗をはじめ数々の邪宗信仰が横行していたが、日蓮大聖人は、それらの邪宗邪義の中でも特に法然の念仏宗を挙(あ)げて「一凶」とせられた。
その理由は、およそ二つあるといえよう。
それはまず第一に、当時、最も国中に広まっていた邪宗が法然の念仏宗だった、ということである。その模様は、
「日本国中の上下万人深く法然上人を信じ」云々(御書一九六頁)
「日本国皆一同に法然房の弟子と見へけり。此の五十年が間、一天四海一人もなく法然が弟子となる」(御書八五三頁)
等の御金言から十分に拝せられよう(当時の日本国民が一人残らず念仏に帰依していたかの仰せは、念仏が国中に広まっていた、ということを形容した表現である)。
第二の理由は、当時の念仏宗では、法然の選択集に則(のっと)って、正法たる法華経を「捨てよ、閉じよ、閣(さしお)け、抛(なげう)て」と説いていた、ということである。
つまり念仏は、真っ向から正法たる法華経を誹謗(ひぼう)し、滅ぼそうとする教えを立てていたのである。
以上のことから明らかなように、規模の面(最も国中に広まっていた点)からいっても、質の面(正法を捨てよと説いていた点)からいっても、当時の念仏宗は、まさしく謗法の中の大謗法であった。大聖人は、この邪教が日本にはびこっているが故に、諸天善神は日本国を捨去(しゃこ)し、三災七難(人々を苦しめる諸々の大災難)が競い起こっている――と喝破(かっぱ)あそばされ、何が何でも念仏を禁じなければいけない、として、「此の一凶を禁ぜんには」と叫ばれたのである。
むろん、『立正安国論』においては、すでに冒頭で、いかなる既存の宗教によっても国土・衆生は救われない、という現実を指摘され、あらゆる邪宗邪義を破折する立場を御示しになっているが、しかし、その中でも、とくに念仏宗を「一凶(=国に三災七難をもたらす一番の元凶)」として、徹底的に折伏すべき旨を示されているのであり、そこには何らの矛盾(むじゅん)も存しない。
今日の災難の一番の元凶
さて、翻(ひるがえ)って今日の世の中に目を転ずれば、日本国で正法を信受している人はごく少数で、ほとんど大多数は誤てる宗教団体(邪宗・謗法)を信ずる人である。そして、その中でも最も大きい邪宗教団はどこか、といえば、それは創価学会である。
しかも創価学会は、その集票力を武器に、傀儡(かいらい)である公明党を政権与党の中に送り込み、今や政治のキャスティング・ボートを握るまでに、影響力を強めている。
その創価学会において発表された方針は、「大石寺をペンペン草の生えた荒れ寺にしてやれ」というもので、現に長年にわたって、日蓮正宗と御法主上人を誹毀讒謗(ひきざんぼう)し、攻撃し続けてきたのである。今日、世の中に存在する邪宗教の中でも、そのように日蓮正宗を攻め滅ぼさんと攻撃している団体は、創価学会以外にはない。
こうした現実を見ると、創価学会は、今日の日本において、最大にして最悪の邪宗教である。しかして、
「国に三災起こらば悪法流布する故なりと知るべし」 (御書一四三頁)
等の御金言に照らせば、まさしく創価学会こそ、今日の世の中に三災七難を招き起こしている一番の元凶であることは疑いない。
この故に、御法主上人をはじめ本宗の全僧俗は、創価学会を現代における「一凶」と位置付けているのである。
避けられぬ学会への折伏
「如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには。」
今日、日増しに深刻化している三災七難を解消し、大聖人御遺命(ごゆいめい)の立正安国を真に実現するためには、世の中のあらゆる邪宗・謗法、その中でもまず「現代の一凶」たる創価学会を、弛(たゆ)むことなく折伏していかねばならない。これを実践せずして、立正安国論に顕示された正理を信じている、とは言えないのである。
【慧妙 20年9月1日号より転載】-
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