報道のあり方(原則を貫け)が問われている!
東北関東大震災に関する報道がテレビ・ラジオ・新聞・インターネットなどあらゆる媒体を通じて緊急報道されている。しかし、福島原発に関する「情報」は報道機関によって時差があることに加え、リアルタイムで報道されていないために国民の不安は増大している。人間の生命にかかわる重大報道や環境汚染に関する報道は慎重にお願いしたい。

例えば「一週間前の数値が報道された後3日前の数値で終わるような報道はすべきでない。不安を煽るだけである。肝心な情報は「今日の情報又は昨日の数値まで」である。特に「放射性ヨウ素とか同セシウム」に関する報道は人体に被害をもたらすので国民は大きな不安を抱いている。最近の原発に関するニュース報道は、正確且つリアルタイム報道となっていない。

この問題に関しては、現在対策を打ち出すために原因を調査しているとか、今、当局としては原因を確定したうえで対策として作業員に指示した模様である。などの報道を付け加えるべきである。大気中の放射線量はじめ土壌中や上下水道などの汚染量は、毎日の風力・風量・雨量・流水量などによって刻々と変化している。しかも放射性ヨウ素は8日で半減しながら推移している。とにかく、報道各社に対して、正確且つリアルタイム報道を基本に、慎重な報道をお願いしたい。

「東北関東大震災発生」! !
東北関東大震災(23/3/11)から今日で一週間、犠牲者は死者と行方不明者合わせて１万8千人以上となり、壊滅的な大災害となった。特に大津波(最大で15ｍ)による犠牲者は1万1千余人に上り市も町も廃墟と化してしまった。更に、二重三重の苦難が「福島第一原子力発電所」大事故の発生である。
今や危機的状態に陥っている福島第一原子力発電所の炉心部を冷却するために東電関係者ほか自衛隊、警視庁、消防庁等決死の放水活動や消火活動が続いている。平行して作業を進めている外部電源の接続作業はもう少し時間が掛かりそうであるが国民は安全と成功を祈っている亦東電の計画停電も始まっている
一方で避難者は27万人以上に上っている。特に、水、トイレットペーパー、暖房機器、衣類、飲食物、医薬品、オイル類等の生活必需品が大幅に不足している。自衛隊ほか都道府県からのボランティアの人々も多数支援に入っているがまだまだ追いつかない状態となっている。
国民は各地で今大切な「カンパ」や「義援金」の協力を始めている。諸外国からの救援隊も参加している。しかし、地盤が約70センチ沈下しているために津波の水引が悪く孤立している地域がたくさんある。そのために食料が届き難くなっている。道路は破壊され、家も車も流失し3ｋ程度先に破損した状態で横たわっている。目も当てられない大惨事である。
1000年に一度といわれる今次の大地震、発生後10日が過ぎた。犠牲者は、死亡者と行方不明者、合わせて21,000人以上と発表された。あちらこちらで肉親探しに来ている人も見かけられるようになったが、家も流され、廃材が道路に山積みとなり、泣きながら途方に暮れている人も見かけられる。とにかく、日本人は、ひとり一人が力を合わせて、この国難を克服していかなくていけない。みんなで協力し支援して行けばきっと乗り越えられる。さあー、地域や持ち場立場で、出来ることから取り組んでいこう。

<「人間づくり教育」の必要性について>
最近A)自分本位(勝手)な人間が増えている。(理由は自分のためなら他人の感情を平気で傷つける。思いやりの心や優しい心が薄らいでいる。気配りの心が不足している等)に加えB)コミュニケーション能力の低下とC)善悪の判断能力の低下が認められる点の三つが挙げられる。

その中味を精査すると、自分にとって明らかにマイナスになる言葉でありながら、その言葉を平気で発している人を多くみかけます。具体的には、メールで相手の感情を平気で傷つける。亦、日常生活の場で、いじめる。悪事をする。愚痴をこぼす。短気を起こす。悪口を言う。不平不満を言う。結局のところ、最後には、自分に跳ね返ってくるにも関らず言ってしまっている。

さらに加えると、他人の批判をする、逃避する、攻撃する、反抗する、文句を言う、利己的な発言をする等が列挙できる。原因は「教育制度の欠陥」によるものと断定できる。対策としては「人間づくり教育」(人間形成のための品格・品位の向上教育)の徹底とその実践に尽きる。しかし、気が付いていない人も多い。残念ながら「文部科学省」も気が付いていない。教育制度の是正は急務となっている。人々よ、我が友よ、地方と中央で声を大にして訴えよう。