平岡法相は厳然と死刑執行をすべきである
民主党政権になってから死刑因の執行が大幅に滞っている。死刑因数は今や120人にも上り大きな問題が発生している。具体的には、死刑執行が滞っていることによって次のような問題が発生している。A)厳格・厳正な死刑制度が無視され踏みにじられていること。B)法相としての職務が全うされず無責任も甚だし状態が続いていること。 C) 被害者側遺族の高齢化が進み死刑執行を見ずに逝く人が出ていること。D) 税金の無駄遣いが延々として続けられていること。このことに関しては、江田前法相に対しても責任回避はすべきでないと申し上げた。現下の法相は「判決確定から6ヶ月以内」に死刑執行命令(署名)を下さなくてはならない。日本は法治国家である。即ち、法相自ら法律を破っていることになる。「よくよく勉強してから」だとか「制度を議論中である」などと申されているが「論外も甚だしい。」なぜならば、死刑執行命令と議論問題は全く次元の異なる問題である。しかも、議論問題は10年〜20年掛けても解決は難しいからである。平岡法相の発言に対して、国民のほとんどの人は、NOと答えている。そもそも現下の法律下において死刑はなぜ必要かといえば、1)「殺人は死刑で償っても償いきれない程の大罪であること。」2)「再発防止のために必要な措置であること。」3)「現状の社会秩序を維持していくための法的に必要なやむを得ない措置であること。」特に、命の代償としての真に公平な罰則は、厳然とした死刑を持って処するしかない。また、再発防止のために必要な歯止め策であり、これを執行しない「平岡法相」ということになると、またぞろ職務怠慢・無責任法相ということになる。民主党政権に対する国民の期待感は早くも希薄化しつつある。

「野田新内閣に期待する!」
平成23年９月2日、野田新内閣がスタートした。野田首相の顔相は、「真面目・誠実・努力」型のいわば日本人の模範的な顔相をしている。またドジョウといえば田舎風育ちを思わせる「風情」が感じ取られるので「実直な人柄」と推察できる。各閣僚の顔相も良い。
　
　過去の民主党は「ばらばら政党」とか「よりあい政党」のイメージが強く、いまだにそのような政党色(無責任政党色)が根強く残っている。そのような玉虫色の政党色をスカット払拭できるリーダーとして「野田首相」が誕生したのように思える。日本の政治が変わる。

当面は「第三次補正」(東北地震災害の復興予算)を円滑且つ早期に処理してもらう必要がある。次に「景気対策と雇用対策」を強力に進めて頂く必要がある。そして「円高対策と外交政策の確立」「財政再建と社会保障改革」である。全て人間を大事にする重要な政策である。
いずれにしても野田首相に頑張ってもらうしかない。日本中の人々が期待している。