”今日この頃”を楽しく読んでいますが、今週は井上さんと大植さんが登場です。

　井上さんは関西と縁が深く、奥様は事務用品・事務機で有名なＫ社のオーナー一族のご出身。一目惚れだったそうです。
　奥様のおばさまの家には、広いお屋敷の周りにミニ鉄道が走り、蒸気機関車が時として運行され、一度乗せて頂きました（車両の上に１人が座る）。
　また邸宅の２階には模型の列車が電動で縦横に走り、立体交差で衝突しない様に運行されています。
　列車の中には食堂車もあり、小指ほどのお客はそれぞれにお食事をしたりして表情豊かです。
　秋山（和慶）さんは大の鉄道ファン。このシャングリラ鉄道を是非見たいと願っているようです（実現したかな？）。

　井上さんはいつぞやの年末の午後は京響の練習をし、その夜はＯＰＣで第九の練習をすることになっていましたが、それをすっかり忘れて京都で沈没してしまったことがありました。
　翌日、「申し訳ありません。」といって全員に新宿中村屋の雪見大福を差し入れしてくれました。
デパートで買い占めたそうです。
以来、非常に親しみを感じる指揮者です。

　大植さんはドイツのオーケストラを引き連れて再来日です。
　ＯＰＯでの定期には年４回指揮されるうち１回はオペラを入れていますが、今回の演奏旅行でも”ワルキューレ”を演奏します。

　実際のオペラと演奏会形式のオペラとは大きく違いますが、いつの日にかまたバイロイトで、と期待しています。