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from: とおるさん

2009年03月29日 20時33分18秒

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09年03月29日Sunday

今年も、この時期がやってきた。母校の合唱部を含む、4校合同演奏会、まさに今日がその日である。ひとりで行くのもあれなので、合唱部OBでもあるTさんと一緒

今年も、この時期がやってきた。母校の合唱部を含む、4校合同演奏会、まさに今日がその日である。ひとりで行くのもあれなので、合唱部OBでもあるTさんと一緒に行くことにした。郡山駅で待ち合わせて、いざ福島へ。
車中では、やはり合唱の話が中心になる。今、市民合唱団が置かれている現状に始まり、母校合唱部OB会の在りかた、指揮者の先生がどうのこうの…なかなか話題はつきない。そんな中、Tさんの携帯がなった。「はいはい、4時45分、それは変わりないです…」何やら忙しそうな様子。「ごめん、俺、途中で帰ることになりそうだわ」あら?そうなんですか…それは残念。
国道4号線を走り、本宮から高速に乗る。軽自動車だからって、煽ってくる普通車が多い…まぁ、対抗できませんよ。時間があったので、松川SAのETC専用出口で降りる。しかし、ずいぶん露骨な出口だな…ってか、ここはどこだよ?私もTさんもたじたじ。そのまま、とりあえず北上。しばらく走ったところで、Tさんが「久々に母校の近くでも通ってみようかな」大学の近くへ。「うわ、懐かしい〜。そうだ、ここのラーメン屋さんが美味しいんだよ」というわけで、Tさんがよく行っていたというラーメン屋さんへ。
店内に入る。何にしようか迷うな…。Tさん「お勧めは、そのじゃんじゃんラーメンってやつ」じゃぁそれで。テレビからは、地元の市長選挙の話…どうせ無投票で決定だろ。とかぼやいているところに、そのラーメンが出てきた。「これね、スープはシンプルだけど、あとは素材のうまみ」出汁の効いたピリ辛スープに、ネギや肉の素材の味を生かしたラーメン、なかなか美味しかった。お代はTさんのおごり、あざっす。
さぁ、だんだんと市街地へ入ってきた。ここでTさんと、車の話が合った。Tさんもトヨタ派らしい。ただ、維持費云々で軽自動車だけど、とのこと…確かに、経済的なことは否めない。
そうこうしているうちに、音楽堂に着いた。中に入ると…開場前からやたら並んでいる。すると「あ〜!」「うっそ〜!」一個下の後輩らが…なんで騒ぐ。早速RとKが絡みに来た。すかさずTさんを紹介すると、いきなり大人しくなった…なんだよ?(笑)さらにS先生も登場、どうもお久しぶりです。とかやっているうちに、開場になる。Tさんは途中で帰るので、出やすい位置の席を取る。毎年、卒業生が一番前を陣取るのが、うちの合唱部の風習。そういうわけで、後輩たちは最前列へ。卒業して1年経つ私は、開場の真ん中あたりから、その光景を見守ることにした。

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from: とおるさん

2009年03月29日 20時51分26秒

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「09年03月29日Sunday」
13時半、いよいよ開演だ…今年はどんな感動が待っているのだろう。

Ⅰ.校歌
各校の校歌を演奏する。かれこれ4回目の合同演奏会だ、忘れかけていたそれぞれの学校の校歌が、すぐに頭に蘇ってきた。他校の校歌を覚えているなんて、そうそうない話だ。ここである程度、学校の実力が見えてくる。まぁ毎年のことだから、なんとなくわかるけど。母校は、見るからに男子が少ない。あの少人数で、よく頑張った。けっこう響いていたので、よかったと思う。2年生はもう完成しかけている、1年生の技量も確実に上がっている。それは聞いていて、おおいにわかった。

Ⅱ.男声合唱・女声合唱
男声合唱から始まった。k先生の指揮で、メンデルスゾーンの曲を演奏。前半は男声合唱の、この重厚感を見せる。しっかり構えていて、それでいて暗くはなりすぎない。そういう感じである。後半は一転して、華やかな感じになっている。男声合唱ならではの、独特の響きを大いに披露する。やはり高校生は、レベルが高い。毎日練習できるところが、強みなのだろう。2曲とも独語の曲だったが、よく歌いこなしていた。
女声合唱はH先生の指揮で、シューマンの曲。どっかで聞いたことがある…。今パンフレットを読み返したら、かなりの名曲だそうだ。なるほど、いろんな場所で歌われるわけだ。男性に比べ人数が多いので、音量もさることながら、曲に取り入れられている様々な技法も、難なくこなしていく…さすがだ。

ここで一旦休憩が入る。S先生「ほら、あちらにいらっしゃる」え?誰がですか?「K先生ご夫妻」まじっすか?これは挨拶してこないと。行ってみると…居た居た。どうもお久しぶりです。「よう。元気そうでなによりです。この間演奏会の案内もらったのに、ごめんな〜」いやいや、先生も忙しいでしょうから。「痩せた?」たぶんこの格好のせいで、そう見えるんだと思います。「他に誰か居ねのが?」さぁ?みんな来ない、みたいなこと言ってましたよ。「そっか〜。これからも頑張ってな」はい、ありがとうございます。この合同演奏会の基礎を作り、ずっと関わってきたK先生…どんな思いで、今日は聴いていたのだろう?

Ⅲ.k高校ステージ
今回k高校は「大切なもの」を大きなテーマに掲げ、ステージを進めた。なぜか「明日があるさ」でステージは幕開け。袖から、歌いながら登場。なぜこの曲か?それは、司会が言ったことでわかった。「それぞれ、家族・友人・恋人…大切なものは、近くにあって、見えにくいかもしれません」なるほど、そういうことだったのか。次はテーマそのもの、ロードオフメジャーの「大切なもの」このステージで伝えたいことを、そのまま表したような曲だ。気持ちが乗るということは、非常に大きい。最後は、森山直太朗「虹」虹を見たとき、見えたとしても、ごく短時間で消えてしまう…それくらいはかない出会いも、また大切である。それを伝えるべく、この曲を選曲。本当にぴったりだ。
毎年のことながら、k高校は人数が少ない。しかし練習量は間違いなく多くて、少ないながらも豊かなハーモニーを聞かせてくれた。

Ⅳ.H高校ステージ
H校は毎年、凝った演出を仕掛けてくる。今年は劇仕立て。題「井戸端の恋」主人公が毎日、井戸で水を汲んでいる最中に出会う女性に恋をし、告白するという流れ。主人公の職業は「作家」という設定になっている。主人公の台詞とナレーションで劇が進行する。
曲は2曲のみ。混声合唱とピアノのための「良寛相聞」より『手まり』、混声合唱とピアノのための「こいうた」より『恋唄・空』この2曲である。曲は2曲だけだが、1曲の長さがそれなりにあり、かつ様々な技巧が用いられているため、けっこう難しい。曲だけにこだわらず、劇がちゃんと完成している部分が、H校のいいところ。観客をひきつける、H校ならではの舞台だった。

Ⅴ.K高校ステージ
いよいよ後輩たちの出番がやってきた。今回は小道具も少なく、シンプルなステージのようだ。掲げたテーマは、ずばり「Love」なんとストレートな(笑)。しかし一緒くたに「愛」といっても、それはいろんなタイプがある…家族愛・友情、そして恋人。そんな様々な「愛」の形を表現したかったのが、このステージである。まず友達への愛、キロロの「ベストフレンド」で始まった。男女比がちょっと気になるけれど、しっかりした響きを聞かせてくれた。そしてうちの合唱部の風習として、司会がウケを取るというのがパターン化されている。そんなわけで、1年生2人が、ずけずけとトークを繰り広げる。2曲目は、ピーターパンの主題歌「右から2番目の星」ここで、ピーターパンに扮したのが登場…まぁ、毎回何かしらウケを狙うが、今回はそうきたか(笑)。軽く振り付けも入って、会場を和やかな雰囲気にした。そこの雰囲気からの、美空ひばり「川の流れのように」ちょっと大人な愛を歌った曲…なんか、早すぎるんじゃないの?とか言ってみたり。これもまぁ、よく歌えていた。最後はドリカムの「LoveLoveLove」これは女声合唱…ちょっと納得いかない部分もあったけど、これも人数の関係上致し方ないことなのだ。最後に男声の出番があった。「ちわ〜す!今年の7月、第1回定期演奏会を行います!来てくださいね〜!」まさかの呼び込み(笑)。
男女比がちょっと偏りすぎで、そこが不安な点であったが、よく響いていた。特に男子は1年生しか居ないので、これからますます技術力を高めていかねばならないであろう。あとはどんな構成であっても崩れないチームワーク、これが大事に成ってくるだろう。

Ⅵ.K高校ステージ。
今回のK高校は、松下耕編曲の民謡を持ってきた。力強い曲も多く、それに合わせて衣装も凝っている。振り付けも乱れない、かといって歌が手抜きでもない…毎回のことだが、K高校はやってくれますよ。最初は山形県民謡「最上川舟歌」大迫力。男声の力強さと女声のメロディーで、曲のよさを大いに引き出している。途中にはソロもあり、非常にレベルが高い。2曲目は徳之島民謡「三京ぬ後」3曲目は竹富島民謡「安里屋ユンタ」いずれも島の民謡であり、メロディーを大事にしていた。きれいだった。

Ⅶ.合同演奏
さぁ、一番の醍醐味がやってきた。ここが一番楽しみだ。指揮はK先生…見ものである。まずはNHK合唱コンの課題曲だった「青春譜」で始まる。以前テレビで聞いていたが、これを百人からの合唱団が生で演奏したら…もう、圧巻ですよ。曲の中に一気に引き込まれた。これだけ人数が多いと、本当に表現の幅が広くて、歌詞がもう思い切り突き刺さる。本当にたまらない、これだけですでに感動している自分が居た。さらにこの後、鈴木輝明作曲「五つのエレメント」から「光」「地」輝明さんの曲、それなりであろうとは思っていた。やはりそうだった…スケールの大きさが違う。初めの「光」でスーッと持っていかれたと思ったら、2曲目の「地」で、大きな波が押し寄せる。もう、気持ちをがんがん揺さぶられて…はぁ〜、すごいわぁ。あまりの凄さに、どう表現していいのやら…。とにかく、本当にすごかったのよ、うん。

こうして一通りの曲目を終え、残すのはあの曲のみとなった。プログラムには絶対に載らないけれど、絶対に演奏する。T先生が指揮台に立ち、アンコールが始まった…瑠璃色の地球。これを聞くと、もう終わりなんだな…しみじみ感じる。これまでの努力、頑張りが、頭の中を駆け巡っているであろう。この演奏会でこれを聞くと、私の涙腺も危ない(汗)。みんな、いい表情で歌っている。本当によかったんだなぁ…。T先生が指揮を振り終え、全員で礼。拍手喝采、本当によくやった。みんな最高だ!

今年も大きな感動をいただきました、本当にありがとう。

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