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  • from: lapisさん

    2010年10月02日 05時04分01秒

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    10月の庭仕事



    イギリスの10月は雨と強風で始まりました。
    いよいよ秋本番と言ったところでしょうか。
    木々の葉も少しずつ色付いてきて、
    美しい炎の饗宴が見られるのも、もうすぐのようです。

    寒くなって庭に出るのが億劫になってくる前に、
    やっておきたい庭仕事がたくさんあります。
    一つ一つ球根を植え込んでいく作業は手間がかかりますが、
    春の庭を思い描きながら、進めて行きましょう。

    そして、毎年秋になると書いているのですが・・・
    この秋こそは、
    コンポスト作りを始めてみてはいかがでしょうか。
    今の時期に準備をしておくと、
    春にはとてもいいコンポストが出来上がっていますよ♪

    そして庭仕事だけでなく、庭に来る鳥や小動物たちの冬支度の
    手助けができるような心の余裕も持ちたいと思います。
    昨年のような厳しい冬になれば、自然の中で餌を探すのは
    本当に難しくなります。
    秋から春の間だけでも、彼らがサバイバルできるように
    餌の補給を心がけて下さればうれしいです。
    彼らが庭にやって来てくれるだけで、
    私たちはすでにたくさんの贈り物をもらっているのですから。





    ☆夏のボーダーの終わったプランツを刈り取る

    ☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの剪定

    ☆スタンダード仕立てのバラもトリミングをして、
    強風に備えて支柱の点検をする

    ☆耐寒性のないプランツを堀上げてポットに植え替え、
    温室やシェルターな場所、あるいは室内に入れる 
    (パラゴニウムやコリウス、半耐寒性ヒューシャなど)

    ☆ダリアやカンナ、グラジオラスなども掘り上げて貯蔵する
    (暖かい地方では、ダリアはそのままマルチングをするだけでも
    大丈夫ですが、昨冬のような寒さだと危ないかもしれません)

    ☆半耐寒性のバナナなど地植えのプランツも、
    ワラを巻いたりフリースを掛けるなどの準備を始める
    (ロンドンなど暖かい所では、来月に)

    ☆ポット植えの半耐寒性ラベンダーの花茎を剪定し、
    冬越しさせる場所に取り込む
    時々水遣りするのを忘れずに!

    ☆引き続き宿根草の株分けをする
    (ただし、粘土質の土の所では春に株分けする方がよい)

    ☆込み合って花が少なくなったネリネの株分けをする

    ☆引き続き、お天気のよい日を選んで種取りをする

    ☆来春用に新しく花壇を作る場合は、今の時期に準備を始める
    (土を耕し、コンポストや堆肥を入れる)

    ☆宿根草やシュラブなどの根元を、コンポストや堆肥で
    マルチングする
    (肥料は来春まで与えない)

    ☆引き続き秋植え球根を植えつける
    (チューリップは11月まで待つこと!)

    *リスが掘り返すのを防ぐために、
    植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!
    (普通のネットでは喰いちぎってしまいます)

    ☆出来るだけ早く耐寒性1年草・2年草の種まきを終える
     (暖かい地方でも、今月末までに終える)
    キンセンカやニゲラ、poached egg plant(Limnanthes)など

    ☆すでに種蒔きをした耐寒性1・2年草の苗を定植する
    ウォールフラワーやワスレナグサなど

    ☆夏のハンギングなどを片付けて、
    冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る

    ☆クレマチスなど耐寒性クライマーを植える
    (まだ土の温かい今の時期に植えておくと、根がよく成長する)

    ☆常緑のシュラブやコニファーの植え替えが必要なら、
    今が最適の時期

    ☆ヘレボルスの植え付けや植え替え、株分け

    ☆今月から hardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の
    時期になるので、トライしよう
    (willow 、cornus、スモークツリー、レンギョウ、バラなど)

    ☆冬に植えつけるバラや樹木の注文を入れる

    ☆温室のヒーターをチェックする

    ☆気温が下がってくるので芝刈りは2週間に1度くらいでよい
    ブレードの高さをを4-5cmにする

    ☆芝生にtop dressing をする
    (ロームベースのpotting compostにシャープサンドを
    混ぜたものを芝生に撒く  1:1)

    ☆ロックガーデンの落ち葉集めと、tidy up

    ☆集めた落ち葉でleafmould (腐葉土)を作る

    ☆コンポストの切り返し(フォークで上下を入れ替える事)を
    するのを忘れずに!

    ☆コンポスト作りを始めるのに最適の時期ですよ〜!♪





    ☆キッチンガーデン

    ◎リンゴやペアの収穫は、今月末までに
    (10月に収穫: Spartan、 Gala、 Granny Smith、
    Idared 、James Grieveなど)

    ◎日持ちのする品種のリンゴは、フリーザーバッグに
    いくつか穴を開けて準備し、5〜8個ずつ入れて口を閉じ、
    冷暗所に保存し定期的にチェックをする
    (少しでも傷があったりすると、そこから腐るので注意する)

    ◎引き続き果樹(リンゴ、チェリー、プラムなど)の幹に
    グリースバンドを巻く
    (winter mothを捕えるためーーー雌が卵を産みつけるために
    登ってくるので、それを防ぐ)

    ◎トマトやフレンチビーン、ラナビーンなどの最後の収穫をする
    (グリーントマトは窓辺に置いておけば、赤く熟す)

    ◎ビートルートの最後の収穫をする

    土を落としてから5cm残して茎を切り、冷暗所に保存する
    (保存法:箱に乾いたコンポストを入れ、
    ビートルートを並べて置き、またコンポストを入れ、
    ・・・を箱がいっぱいになるまで繰り返す)

    ◎引き続きジャガイモの収穫をする
    (掘りあげたじゃがいもは、乾かしてから紙に包むか
    麻袋に入れて、冷暗所に保存する)

    ◎気に入った古い品種のビーンズやトマトの種取りをする

    ◎最後の収穫が終わったら、
    刈り取ったプランツはコンポストに入れて、
    プロットをきれいに片付ける。

    *豆類の地上部はコンポストに、根っこはそのまま残しておく

    ◎収穫の終わったプロットにgreen manure(緑肥)の種を蒔く
    (winter rye 、forage peas、 field beans)
    3〜4月に刈り取って、漉き込むとよい

    ◎ブラックベリーの剪定
    (ベリーの付いた枝は根元から剪定し、
    新しい枝は支柱のワイヤーに均等に間隔をあけて結わえる)

    ◎秋生りラズベリーの剪定
    (ベリーの付いた枝は根元から剪定し、
    新しい枝は支柱のワイヤーに均等に間隔をあけて結わえる)

    *秋生りラズベリー:'Autumn Bliss' 'September''Polka'など

    *秋生りラズベリーは、春に出てくる枝に実がなる
     夏生りラズベリーは、前年の枝に実がなる

    ◎ブラックカランツの古い枝を剪定する

    ◎カランツやグーズベリーのhardwood cuttingをする

    ◎アスパラガスの葉を根元から刈り取る

    ◎ガーリックの植え付け

    ◎秋植え玉ねぎの子球の植え付け
    ('Senshu Yellow, Rader, Autumn Championなど)

    ◎引き続き、スプリングキャベツなどの苗を定植する

    ◎種まき
    冬用レタス、サラダ用、サヤエンドウ(hardy pea)、ソラマメ、
    シュンギク、コマツナ、キャベツ、カリフラワーなどなど

    *寒い地方では、コールドフレームやクローシェで保護する

    ◎冬用にハーブを収穫して乾燥させる
    (ローズマリー、オレガノ、マジョラム、タイム、
    コリアンダーの種など)

    ◎半耐寒性のハーブにはクローシェなどを被せるか、
    ポットに植え替えて室内に取り込む



    ☆池の管理

    ◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

    ◎ネットの上の落ち葉を取り除く

    ◎枯れたマージナル・プランツが水中に沈まないように、
    刈り取る
    (水面の少し上の部分で切る)

    ◎池の周りのプランツの株分けをする
    (アスチルベ、torolliusなど)

    ◎カラーリリー(Zantedeschia)などはマルチングで保護する

    ◎ホテイアオイは引き上げて、泥を入れたポットに移し、
    春まで温室などに保存する

    ◎魚の餌について
    水温が10℃に下がったら、低タンパク質の餌に変える
    (秋冬用の餌を買い求める)
    水温が7度以下に下がったら、餌を与えるのを止める

    ◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい

     

    ☆Wild life

    ◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
    ヘジホグ(ハリネズミ)やカエル、虫たちの冬眠場所になる

    ◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
    バードテーブルを設置する

    *冬に備えて高エネルギーの餌を用意して下さい。
    ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
    ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、
    フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、Mealworms など

    ◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

    ◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える

    ◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、
    餌を準備する


    その他
    ☆種のカタログを取り寄せる

    ☆ガーデン・ファニチャーを片付けるか、カバーを掛ける



    *追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね
     
    (これはイギリス基準に書いていますので、
    日本とは少し違ったところもあります。
    内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

    また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
    庭仕事・畑仕事の時期をずらしてくださいね。)

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    aloe riechan

コメント: 全2件

from: lapisさん

2010年10月06日 07時34分50秒

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「Re:Re:10月の庭仕事」

nicさんの山は、自然に腐葉土がいっぱい積み重なっているから
人が手を加えなくてもいい土ができていますよね。
うらやましい限りです。

庭や菜園では少し人の手を貸して土作りをしてあげないとね。
腐葉土もコンポストも、自分で作ってみると、
本当にみるみるかさが減っていくのでびっくりします。

>農家の方に聞いたら 良いのだけどミミズが出る イノシシが 
・・
と一長一短の様です

なるほどねぇ、
好物のミミズがたくさんいる腐葉土や堆肥に、
イノシシがやって来るということでしょうか。
う〜ん、農家の人たちにとっては頭の痛い問題なのでしょうね。

イギリスにもイノシシはいるのですが、
日本ほど数が多くないので、こちらではキツネやシカの方が
問題のようです。
あ、ピーターラビットもね。

それと、こちらだと庭の腐葉土やコンポストで気をつけていること
は、寒くなってくるとよくハリネズミやカエルなどが中で冬眠していることがあるので、
フォークで切り返しをする時に、傷つけないようにすることでしょうか。

日本の堆肥は動物性のものもたくさん入れるからだと思うのですが
、確かkotokuさんがクマが来るので気をつけないといけないと
言われていたように記憶しているのですが・・・


どこの庭園に出かけても、最後に必ず行くのがコンポストを作って
いる場所です。
そこで「裏山し〜」と、ため息をついている私は変人でしょうか。



これは、いつも散歩に出かける公園のコンポスト。(影の多い画像でごめんなさい)
10mx5mほどの場所が、秋の終わりには小高い山になっていま
すが、春にはその山もペッシャンコに。

ガーデニングをやらない人には、ただのゴミ捨て場にしか見えませ
んが、私(たち)にはお宝の山です。

そうそう、オープンガーデンに応募している人が
実際にオープンにこぎ付けるまでの様子を描いたテレビ番組を見て
いたら、立派な庭を所持しているのに一部分が手付かずなのを審査
員に指摘されて不合格になり、次の訪問までにその場所を整備する
ように言われて、どうしたと思いますか。
新しい花壇を作って、きれいな花を植えたと思うでしょう。

ところが、その人は散らばっていた枯れ木などを片付けて、
そこに大きなコンボストボックスを設置したのです。

・・・結果は、見事合格になりました!

それくらい、こちらではコンポストを作ることは、
ガーデニングの、あるいはガーデンの必須アイテムだと
見なされているということなのでしょうね。



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nic

from: nicさん

2010年10月05日 08時28分55秒

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「Re:10月の庭仕事」
毎月の庭仕事 小生はまだ山作りには少しだけですが嬉しいです

昨年作りましたよ 落ち葉から腐葉土

簡単なのはそのまま山積みですが、囲って作っても随分少なくなりますね
 自然からの積み重ねが良いのかな

 農家の方に聞いたら 良いのだけどミミズが出る イノシシが ・・

と一長一短の様です

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