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創価学会SGIを本音で語ろう

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  • from: 22世紀さん

    2010年09月28日 12時31分41秒

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    池田大作「権力者」の構造

     弾圧の恐怖とバチの恐怖

    《それから一年は普通にやっていました。そのころはバチが怖かったのです。前の信者さんたちが牢獄へいったということが気になりました。(創価学会は日蓮正宗をのぞいて)全部の宗教に反対するから必然的に弾圧される。その時はどうしようか、寝ても覚めても考え、やめるなら今のうちがよいと考えました》(カッコ内は溝口)
     ここに池田は彼のオポチュニズムを悪びれずというより、そのような衒いにも無知に告白している。
     戦前の牧口、戸田以下幹部21名の下獄は彼にはただ恐ろしいだけで、それが敗戦を境に名誉の履歴に変わったとみる青年らしい常識にさえ欠けていた。貧しく実直な堅気の家庭では牢獄はなによりも恐れられる。池田は戦前の受難の因は創価学会のひとり正しいとする独善性にあると穏やかにも見、それは自分の所属している現在でも変わっていない。再び弾圧を受ける可能性は消されていないと、「寝ても覚めても」ただただ」恐ろしい。小心に心を悩ました挙句、「やめるなら今のうちがよいと考えた」ことを口にして恥じることを知らない。このインタビュー時、池田は渉外部長と参謀室長をかねていたが、まだ、のちに身に付ける体裁を取り繕う習性はない。ざっくばらんな気性で、都合のわるい履歴であってもあけすけに話す戸田が、小口偉一の学問的な立場、問題の取り上げ方を理解して便宜をはかったからである(『聖教新聞』昭和34年4月10日参照)。
     現在なら池田は「それから一年は普通にやってい」た理由として、たとえば次のようにいう。創価学会=公明党批判を経た後では、さすがに入信直後は消極的な会員であったことを否定できない。
    「最初から創価学会の全てが納得でき、戸田先生の言葉が、理解できて信仰したわけではない。信ずることにせっかちな余りの一般会員の強引さや、情熱にまかせて陷りがちな壮士気取りの青年たちの言動に、ひそかに強い反撥を抱いたこともある」(池田「自己変革と宗教者」『中央公論』昭和46年7月特別号)
     もちろん、ここにあるような他の会員への違和感や反撥心も一つの理由ではあったろう。が、そのこと以上にこの一文は、彼の動揺の理由を、弾圧の予感に怖じ気をふるったという、会員としての非模範的な自身の日和見主義から、他会員の未熟さに転化し、その上、当時から彼一人が良識をそなえて醒めていたことを暗に示そうとしている。
     過大なばかりか卑劣な、現在の彼の見栄や外部志向を前にすれば、インタビュー時の彼の無知は、いっそ初々しいものとさえいえる。尊大な大物風への「人間革命」の結果は悲惨としかいいようがない。
     池田は創価学会をやめたいとは思っても、「バチがこわ」くてやめられなかった。
     この「バチ」は、「御本仏日蓮大聖人のご生命の満ちみちた大御本尊を絶対鏡とする生活は、他の小神・邪神・小仏の利益や罰とは、天地の相違があり、利益も大であるが、これに背く厳罰も明らかであり、背けば大阿鼻地獄へ堕する者となる。御本尊の右の御かたに若し悩乱する者、頭破七分」と、のちの『折伏教典』にある、会員にあらかじめ言い渡される予防拘禁的な威迫を意味する。
     罰論は牧口以来の創価学会の伝統だが、その鬼面人をおどろかす体の「大阿鼻地獄」や「頭破七分」に確固とした信者になる以前の池田が、なんらの反感もおぼえず、頭から信じこんだばかりか、行動も規制されるというのは、とうてい近代的な思惟の持ち主のよくできるところではない。
     そのことは客観的な批判を無効にする宗教の世界より前の段階にあり、ここにも池田がどうしようもない無知蒙昧に類する徒であったことは明らかである。

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