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  • from: 相談博士さん

    2010年12月17日 13時39分33秒

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    「死刑はなぜ必要か(その下1-2)」

    <死刑はなぜ必要か(その下-1)>被害者と遺族救済のために(提言)
    <前号の続き>前述したとおり、極悪・非道・残虐・卑劣な行為によって「尊い人間が生殺しされる」悲惨な事件が後を絶たない。そのために、被害者は「永遠に安楽・永眠できない恨み骨髄の魂」とされた挙句の果てに、その遺族達は、生涯に亘って精神的な苦痛を抱えながら苦しまなくてはならない。特に、被害者の魂は、その残念無念さと悔しさから「決して安楽に成仏ができない霊魂」となって、憤怒と恨みの念を持ちながらさ迷い歩く哀れな魂となってしまう。また、残された遺族の心中は、毎日が辛くて「凶悪な殺人者」に対する憤りと残念さいっぱいの苦しい日々を送らなくてはならない。そのために、うつ病にかかる人も多い。また、不眠症にかかる人も多い。従って、遺族の方々は、「被告人を死刑にしてほしい」と懇願する。その最大の理由は、決して安楽に成仏することができない「みじめな魂・安眠ができない魂となった霊」に対して、せめてあの世に逝って「心を入れ替えてお詫びしてほしい。また、そうすれば、成仏ができる」と願っているからである。なお、法規上では、死刑執行の確定者は、6ヶ月後には死刑の執行がなされる。被告人は、その間に「心を入れ変え」たうえで「安らかに成仏ができなくなっている魂(霊)」に対して、お経を上げながら、先ずは、自分の心を入れ替えてもらわなくてはならない。死刑因には6ヶ月間は、その勤めが発生する。しかし、遺族の方々は、死刑執行がなされた後においても、なおも、不満と空虚感並びに不足感が付きまとうが、日時の経過と共に、魂(霊)の安楽感が漂いはじめる頃には、少しは落ち着きが取り戻せる。ただし、被害者が蘇って来ないことに対する空しさと辛さは、永久に付きまとうことになる。だから、冒頭に述べたとおり、殺人という大罪は「死刑を以って処してもなお足りない」ほどの罪を犯すことになるのである。よって「被害者と遺族の立場」に関しては、量刑に対する判断ウエイトを「第一次的な要素」に相当するものと位置づけをしたうえで、裁判を進めなくてはいけない。なお、被害者に対する生命保障問題とその遺族に対する生活保障問題が発生するが、ここでは省略する。<次号「死刑はなぜ必要か(その下-2)」へ続く>

    死刑はなぜ必要か(その下-2)>まとめ(提言)
    <前号の続き>「死刑はなぜ必要か」と題して要点のみを5回にわたって簡潔に説明してきた。冒頭、殺人の直接的な原因(動機)について説明し、次に殺人とは何かを説明した。そして、刑罰と量刑判断、さらには、被害者と遺族の救済などについて簡潔に述べてきた。特に、この最終回(纏めの号)で強調しておきたいのは、殺人は「身勝手な悪質極まりない凶悪罪」であり「死刑で償っても償いきれない大罪」である。だから死刑は必要であるという共通認識が必要となっているということである。従って、一人だから無期で二人だから死刑であるとかの量刑判断は、命の代償にはならず、前例や事例からの判断は、基本的に間違っている。今後の裁判においては、これまでの基準を改め、再発防止に繋がる新規な基準を設定していく必要がある。特に、A)副次的要素を考慮して「無罪」にするなどの量刑判断は、事実誤認がしばしば認められるので、改める必要がある。亦、B)殺人による莫大な被害、即ち、その大きさは被告人の数十倍にも相当するものであるが、被害者や遺族感情が軽視されている面が多々あるので、この点を重視していかないといけない。なぜならば、現行の量刑判断は、被告人側に偏っているので、これを「被害者及び遺族側」にも照準を当てていかないと、真に公正な量刑裁判がなされたとは言えないからである。この点が「殺人事件に歯止めがかからない」理由にもなっている。基本論に戻るが、殺人に対する量刑判断は「生を以って償うには値しない」という厳しい判断基準をもとに評議していかないと誤認に基づく量刑決定ということになる。また、そのようにしないと「抑止効果」とか「制止効果」には繋がらないという点を強調しておきたい。さて、結論になるが、死刑はなぜ必要かといえば、A)「再発防止のために必要な措置である」と共に、B)現状の社会秩序を維持していくために「法的に必要な措置である」。また、C)「殺人は死刑で償っても償いきれない大罪であることを自覚させるために必要な歯止め策である」という結論になる。なお、今回は紙面の都合で纏めについても割愛したが今後、機会があれば続編として「殺人はなぜ起こるのか」についても提言して行きたい。

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