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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月28日 21時28分03秒

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    拓郎さんからのプレゼント 5

    ツアー・ライナーノーツ5

    2019/07/28

    16:この指とまれ
    ネットという不安定な情報が溢れる環境で
    誰もが自由に発言し誰もが自由に反論する
    そもそもその場が不安定なのだから
    その場に発せられるたった1人の小さな一言
    時にその1人は何ら責任を持たない1人でもある
    責任は無いから「いいではないか」
    そうだろうか、僕はそうは思わないのだ
    声を大にして申し上げておく
    「夏休み」という曲は反戦歌などでは
    「断じて!ない!」
    ただひたすらに子供だった時代の
    懐かしい夏の風景を描いた絵日記なのである
    実在した鹿児島時代の「姉さん先生」も
    広島時代によく「トンボ獲り」で遊んだ夏も
    すべてが僕を育ててくれた「夏休み」なのだ
    あの「夏休み」が大人になった心の中で
    今も「やさしく」生きている
    この曲が自分の作った歌である事を
    僕は正直に誇りに思っているのだ

    「この指とまれ」という曲はハンドインハンド
    などと言う僕にとってはどうでもいい他人の
    活動を批判した歌などでは
    「断じて!ない!」
    そもそも誰がそんな曲をわざわざ作るか!
    僕は当時会社を作ったりする事に参加し
    徒党を組んで自分らしからぬ日常に
    溺れるように入り込んで行った
    自分では気がつかなかったが
    もともと僕らは一匹狼的な生き方で
    音楽会に殴り込んで行ったはずであった
    気がつけば組織の一人としての役割を
    何の抵抗もなく自ら担いながら
    自分本来の進むべき道を見失ったまま
    その事を誇らしく語ったりしていたのだ
    「これはマズイ」と思ったとしても
    まさに自然の成り行きだったのだろう
    「そこからの逃れ」
    さすがに負い目も感じながら
    正々堂々とは言えぬ気分ながら
    「抜けさせていただきたい」と
    あれやこれや・・複雑な事情が絡み合って
    自分でも「どうすりゃーいいんだ」と
    しかし時計は勝手にどんどん進むし
    不甲斐ない自分にも腹は立つし
    そんな中で生まれたのが「この指とまれ」
    反省しきり、後悔しきり
    されど明日はやって来る
    そこへ向かわない手はないのだ

    リハの中でドラムの村石が聞いて来た
    「叩き過ぎって事はないですか?」
    「いや俺はそうは思わないよライブなんだ
    思い切って叩いてくれ俺もそれに乗るさ」
    今回のライブでの一番の暴れん坊は
    間違いなく村石だったなー
    ともかく情熱的で演奏が進むにしたがって
    彼の「熱い気分」も燃え上がっていく
    そんな風に感じたのは多分会場にいた
    オーディエンスも同じだったんじゃないか
    この曲でも激しいドラミングで盛り上げる
    曲のアウトロでの各ミュージシャンの
    ソロ廻し大会がもう本当に楽しい
    音楽って「これだからやめなれないんだ」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    17:俺を許してくれ
    この曲は「なぜこの詞がうかんだのか?」
    記憶がまるで無いのだ
    そして各パート毎にテーマも別々のようだ
    各パートが同じ時期に書かれたものではない
    多分時間を隔てて、その時々の気分で
    歌詞の前後のつながりは無視して
    メロディーに乗せる事を優先に作ったのでは
    あ!そうか「メロ先」で作ったのかも知れない
    当時「打ち込み」を盛んにやっていた頃だから
    シンセを使った「メロ先」は案外多かった

    面白いもんだなー(ちょっと脱線するが)
    あの頃コンピュータでの打ち込みなんて
    まだそんなに多くのミュージシャンが
    やってたわけじゃなかった時代だ
    僕は機械や音響機器とか新しい物好きだった
    コンピュータによる打ち込みにも早くから
    興味がわいて自宅にこもってやったものだ
    これが実に僕には気の合う作業で
    自分で思うようにアレンジしサウンドに
    たどり着ける事が嬉しかった
    とは言っても中には「アイツが打ち込み」
    などとヘボな事を言うヤカラも居た事だろう
    お構い無しである「どけどけそこどけー」だ
    僕はサンプリングという技術のおかげで
    自分の音楽の幅を大きく広げる事が出来た

    で「俺を許してくれ」だが
    当時ひんしゅくを買ったかも知れない
    「打ち込み」で作った曲が
    堂々とコンサートの1部フィナーレを飾った
    しかも圧巻のバンドグルーブとボーカルでだ
    僕は思うのだ
    音楽を「なめちゃあイケネーヨ」よと
    音楽ってのは本当に底が深いのだ
    だからこそ、いつの時代も大いなる感動と感激
    そして私達の心を豊かにしてくれる
    喜びの時も悲しみの時も音楽は
    私達のそばにあって優しく見守ってくれる
    文句無しにコンサートのフィナーレに
    ふさわしい曲となった「俺を許してくれ」
    音楽の「奇跡」がここにもあった

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