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吉田拓郎ファンサークル

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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月28日 21時28分03秒

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    拓郎さんからのプレゼント 5

    ツアー・ライナーノーツ5

    2019/07/28

    16:この指とまれ
    ネットという不安定な情報が溢れる環境で
    誰もが自由に発言し誰もが自由に反論する
    そもそもその場が不安定なのだから
    その場に発せられるたった1人の小さな一言
    時にその1人は何ら責任を持たない1人でもある
    責任は無いから「いいではないか」
    そうだろうか、僕はそうは思わないのだ
    声を大にして申し上げておく
    「夏休み」という曲は反戦歌などでは
    「断じて!ない!」
    ただひたすらに子供だった時代の
    懐かしい夏の風景を描いた絵日記なのである
    実在した鹿児島時代の「姉さん先生」も
    広島時代によく「トンボ獲り」で遊んだ夏も
    すべてが僕を育ててくれた「夏休み」なのだ
    あの「夏休み」が大人になった心の中で
    今も「やさしく」生きている
    この曲が自分の作った歌である事を
    僕は正直に誇りに思っているのだ

    「この指とまれ」という曲はハンドインハンド
    などと言う僕にとってはどうでもいい他人の
    活動を批判した歌などでは
    「断じて!ない!」
    そもそも誰がそんな曲をわざわざ作るか!
    僕は当時会社を作ったりする事に参加し
    徒党を組んで自分らしからぬ日常に
    溺れるように入り込んで行った
    自分では気がつかなかったが
    もともと僕らは一匹狼的な生き方で
    音楽会に殴り込んで行ったはずであった
    気がつけば組織の一人としての役割を
    何の抵抗もなく自ら担いながら
    自分本来の進むべき道を見失ったまま
    その事を誇らしく語ったりしていたのだ
    「これはマズイ」と思ったとしても
    まさに自然の成り行きだったのだろう
    「そこからの逃れ」
    さすがに負い目も感じながら
    正々堂々とは言えぬ気分ながら
    「抜けさせていただきたい」と
    あれやこれや・・複雑な事情が絡み合って
    自分でも「どうすりゃーいいんだ」と
    しかし時計は勝手にどんどん進むし
    不甲斐ない自分にも腹は立つし
    そんな中で生まれたのが「この指とまれ」
    反省しきり、後悔しきり
    されど明日はやって来る
    そこへ向かわない手はないのだ

    リハの中でドラムの村石が聞いて来た
    「叩き過ぎって事はないですか?」
    「いや俺はそうは思わないよライブなんだ
    思い切って叩いてくれ俺もそれに乗るさ」
    今回のライブでの一番の暴れん坊は
    間違いなく村石だったなー
    ともかく情熱的で演奏が進むにしたがって
    彼の「熱い気分」も燃え上がっていく
    そんな風に感じたのは多分会場にいた
    オーディエンスも同じだったんじゃないか
    この曲でも激しいドラミングで盛り上げる
    曲のアウトロでの各ミュージシャンの
    ソロ廻し大会がもう本当に楽しい
    音楽って「これだからやめなれないんだ」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    17:俺を許してくれ
    この曲は「なぜこの詞がうかんだのか?」
    記憶がまるで無いのだ
    そして各パート毎にテーマも別々のようだ
    各パートが同じ時期に書かれたものではない
    多分時間を隔てて、その時々の気分で
    歌詞の前後のつながりは無視して
    メロディーに乗せる事を優先に作ったのでは
    あ!そうか「メロ先」で作ったのかも知れない
    当時「打ち込み」を盛んにやっていた頃だから
    シンセを使った「メロ先」は案外多かった

    面白いもんだなー(ちょっと脱線するが)
    あの頃コンピュータでの打ち込みなんて
    まだそんなに多くのミュージシャンが
    やってたわけじゃなかった時代だ
    僕は機械や音響機器とか新しい物好きだった
    コンピュータによる打ち込みにも早くから
    興味がわいて自宅にこもってやったものだ
    これが実に僕には気の合う作業で
    自分で思うようにアレンジしサウンドに
    たどり着ける事が嬉しかった
    とは言っても中には「アイツが打ち込み」
    などとヘボな事を言うヤカラも居た事だろう
    お構い無しである「どけどけそこどけー」だ
    僕はサンプリングという技術のおかげで
    自分の音楽の幅を大きく広げる事が出来た

    で「俺を許してくれ」だが
    当時ひんしゅくを買ったかも知れない
    「打ち込み」で作った曲が
    堂々とコンサートの1部フィナーレを飾った
    しかも圧巻のバンドグルーブとボーカルでだ
    僕は思うのだ
    音楽を「なめちゃあイケネーヨ」よと
    音楽ってのは本当に底が深いのだ
    だからこそ、いつの時代も大いなる感動と感激
    そして私達の心を豊かにしてくれる
    喜びの時も悲しみの時も音楽は
    私達のそばにあって優しく見守ってくれる
    文句無しにコンサートのフィナーレに
    ふさわしい曲となった「俺を許してくれ」
    音楽の「奇跡」がここにもあった

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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月28日 09時20分24秒

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    拓郎さんからのプレゼント 4

    ツアー・ライナーノーツ4

    2019/07/27

    11:アゲイン
    もともとはスタジオで他の曲をREC中に
    歌詞が浮かんでその場で即興でメロを付け
    武部鳥山にアドリブでバックを付けさせた
    いい感じだったが歌詞が完全ではなかった
    この曲を「どう締めくくるか?」
    「歌の最後のフレーズをピシッと決めたい」
    毎日毎晩「そこの歌詞」を探し続けた
    僕は自分の生きて来た長い音楽の道を
    断片的ではあるが思い出す事は出来る
    ただ「いつ、何を考え、どこへ向かって」
    それは記憶に薄いし又記憶から消えもした
    そういう瞬間が今はもう蘇る事は無いのだ
    では、あの頃、あの時、あの場所で
    僕たち若いエネルギーは「どう生きて」
    自分を証明しようとしていたのだろうか
    浮かんできた言葉は「自由」だった
    あの頃、皆んな自由を探していたのでは?
    我が家に、学校に、社会に、友人関係に
    そして恋愛に!
    押しつけられる事への反発
    決めつけられる事への自立
    自由でない事への不満
    あれから数十年の時が流れた
    人も心も変わってしまった今
    私たちが失わずにいるたった1つの事
    「僕らは今も自由のままだ」
    これだ!このフレーズだ!

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    12:運命のツイスト
    ステージで僕はツイストを踊った
    リハではバンド仲間には見せないで
    本番で驚かせるつもりだった
    ステージで踊る吉田拓郎
    はて?僕の長いライブ人生で
    「踊った」事が過去にあったか・・
    踊りたくなる曲に仕上がったから
    体が動くから「踊ろう」と思った
    つくづく思うのだ「このバンドはスゲー」
    近々にスタジオに全員揃って入る
    通常より広めのスタジオで
    ステージと同じ感覚でレコーディングしたい
    「セーノ1発録り」と僕は呼び好きな方式だ
    各ブースにメンバーが入って録音する
    通常のこのやり方だと確かに1人1人の音が
    クリアでミックスしやすい
    今回の僕のやり方だと各人の出す音が
    1つの空間に響き渡る事になり
    お互いの音の中に他の楽器の音が混ざる
    だから誰かが演奏上でミスをした場合は
    OKテイクまで何回も皆で演奏する事になる
    では、これだと何が良いのか?
    ライブと同じ環境により近いから
    全体の臨場感が増す、そこがネライだ
    「私の足音2019」とこの曲
    そして、あのアイドル達に書いた3曲を
    RECする予定だ
    「運命のツイスト」
    実は今回のライブでもこの曲は毎回
    歌うたびにメロディーが違っていたのだ
    ほとんどアドリブっぽい歌い方だった
    RECではキッチリ決めよう
    踊りながら歌うのもいいかも

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    13:純
    すごかったなー
    この曲の迫力はリハの時とは比べものにならない
    バンドがこの歌の歌詞と僕のボーカルに
    触発されたかのような迫力だった
    歌い終わって「疲れたー」と正直に思ったのは
    間違いなくこの曲だった
    それぐらい毎回力が入ってしまう
    この選曲には実はちょっとしたエピソードが
    リハの中で鳥山が言った
    「この曲って前にも何回か
    リハーサルでトライした事ありますよね
    で何故か実現はしなかった」
    そうなんだ・・過去のツアーでも毎回のように
    リストアップしてはリハに臨むのだが
    僕のボーカルが「どうしても乗り切れない」
    理由はただ1つ「歌詞がメチャクチャ字余り」
    今だから言えるのだが
    自分で作っておいて「すごい字余りと不揃い」
    に悩まされる・・そんな目に会おうとは
    今さらだが・・よくもまあレコーディングで
    「歌いこなしたもんだ」と自分に驚く始末
    まったく吉田拓郎の作る曲は
    「歌いにくい」ってのは確かである
    それにしても今回のライブでのバンドの
    グルーブはものすごい迫力だった
    ボーカルチームのノリも最高だ
    レゲエやスカのビートで歌うのは僕も大好き
    こんな演奏をするライブステージなんて
    そうは見られませんよーこの国じゃー

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    14:王様達のハイキング
    メンバー紹介をする曲を決める時にひらめいた
    封印してあるこの曲を何とかうまく使えないか
    「純」がスカ、レゲエ風のアレンジだから
    この曲も元々レゲエっぽいしメドレーすれば
    武部が「王様達の・・」を少しソウルフルに
    ボーカルチームに歌わせるアレンジ
    「うーんノリノリでカッコイイなー
    このまま曲に入り込んで全部歌いたくなる」
    ってところでグッと我慢して(笑)
    「最初の1節だけを歌ってカットアウト」
    それで決まりだ
    全編を歌うつもりはもちろん無いし
    (亡き母とのかたい契りである)
    このアイデアは文句なしに楽しそう
    リハーサルでも何回やっても笑顔でOK
    最高のメンバー紹介が出来た
    僕がなかなか歌い出さないで
    バンド全員がニコニコになった名古屋
    素敵なライブ映像をお楽しみに

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    15:ガンバラナイけどいいでしょう
    この曲については多くは語らない
    とにかく歌詞を見てもらいたい
    僕自身がガンバレナイ時期があった
    それは人間として生きる中での
    きっと誰にも通じる心の弱さや
    あるいは表現はキツイかも知れないが
    時に避ける事の出来ない自分の「ずるさ」
    そんな時が必ず日常にはおこり得る
    女も男も関係なく
    人はガンバレナイ時があると思う
    そんな時僕はガンバラナカッタのだ
    そんな自分が決して立派だなんて
    思ったりはしないが
    ガンバレナイ自分
    それでは「いけませんか」
    僕は思った「いいでしょう」と
    「私なり」って事でいいでしょうと
    そしてこの曲はガンバレナイ自分に
    心を込めて小さな声で「ガンバッテ」
    と応援するつもりで作った曲だ
    涙のステージとなった

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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月26日 17時10分17秒

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    拓郎さんからのプレゼント 3

    ツアー・ライナーノーツ3
    2019/07/26
    8:流星2003
    オリジナルのアレンジが幅広く知られている
    僕はこの曲をもっとビートを効かせた
    ロックっぽい演奏は出来ないか考えていた
    2003バージョンが完成した時は嬉しかった
    僕自身がアレンジし描いていた新しい流星だ
    しかし当時この録音は好意を持って
    受け入れられてはいない
    あいも変わらず変化が苦手な人は多い
    *もちろんオリジナルの素晴らしさを
    超える事は難しい曲というものも存在する
    それは「それ」として尊重する
    「I' m in Love」のギターソロなどは
    その典型的なものとして残ったと言える*

    オリジナルの「流星」は録音した当時の
    ベストレコーディングである
    しかしライブでは、特に今回は違う
    広島アマチュアバンド時代からの音楽生活
    その総集編の要素をリハの時から
    バンドの皆んなに無言で伝え続けた
    この曲には説明不要のロックがある
    だから多くのカバーを生んでいるのだ
    今回素晴らしいメンバー達と一緒に
    僕はバンドスピリチュアル溢れる演奏に
    ボーカルを乗せてみたかった
    問答無用!の今回のライブだ
    音楽は自由でなければツマラナイ!
    変化が無ければ楽しくないのだ
    全国ツアーから身を引くきっかけは
    「同じ曲を毎度のごとく歌い続けて行く事」
    そこに吉田拓郎は「飽きた」のも遠因である
    飽きっぽい、と人は言うかも知れないが
    僕自身の音楽への、これがこだわりなのだ
    「変化」し続けていたい
    「いつの時代」とも話し合える音楽でありたい
    そこが70年代フォークを語る連中とは
    根本から「ウマが合わない」(笑)
    さてステージでこのバージョンの「流星」は
    最高のパフォーマンスになり
    会場全体が「自由と愛とソウル」に包まれた
    「I'm in Love」から続けて歌い終わり
    ステージ後方で後ろを向いた時
    僕はこみ上げるものを止められなかった
    2016年のツアーで「歌詞の意味を問いかける」
    そんな瞬間があった曲である
    最後の「何でーすかー」が歌いきれない時が
    2~3回あったのを覚えている(泣いていた)
    このツアーでは「そうではない」僕が居た
    バンドの荒々しい(時には乱暴なほどの)演奏
    そのサウンドの中で僕にはメラメラとした
    「力」が湧き上がって来た
    ハーモニカのフレーズもバンドに押されて
    小気味好いメロディーが咄嗟に浮かぶ
    例のポーズで演奏をシメタ瞬間
    思わず「どうだい!」と笑みが浮かんだ

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    9:そうしなさい
    「ラジオでナイト」という番組を
    2年間ついに休む事なく(当たり前か)やった
    実に楽しい番組だったと今さらに思う
    昔やった深夜放送に似た雰囲気にしたくて
    リスナーとメール、ハガキで対話する1時間は
    僕自身も楽しくて毎週録音が楽しみでもあった
    ある日1通のメールが目にとまった
    「そうしなさい、を歌わないんですか?」
    これは僕の好奇心をピッと刺した
    「そんな曲があった事すら忘れていた」
    と言うのが正しいだろう・・ウカツだった
    番組のオープニングで前説を無しで
    いきなり「そうしなさい」をかけてみた
    これは効果的だった
    次の週にメールが沢山寄せられて
    「いきなりのボーカルがショッキングだった」と
    書かれていたのだ、この瞬間に決めた「やろう!」
    オリジナルではアコースティックなサウンドだが
    今回はドラムが途中からマーチングするアイデア
    これが実に効果的で曲に勢いがついた
    「涙を頬で切りなさい」
    うん、いいフレーズだ(自画自賛)
    サンキュー、メール!そして番組を支えてくれた
    多くのリスナーの皆んな!
    2年間僕もラジオの楽しさを久しぶりに
    満喫させてもらった「ラジオでナイト」
    いい番組だったね

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    10:恋の歌
    ついに「やった!」「やれた!」嬉しいねー
    歌いたかったのだ・・ずーっと
    うまく歌えなかったのだ・・ずーっと
    こんなシンプルな覚えやすいメロディーなのに
    原因は色々あるのだが
    何より今回のバンドは本当に「歌わせる」のだ
    ちょっとスカ・レゲエな雰囲気でやった
    これが良かった、軽やかに、楽しく、切なく
    この曲に関して記憶が正確ではないが
    (あの当時のラジオ、音楽紙インタビューで
    語った事は、まさに時代そのままに混沌である)
    アイデアは広島のバンド時代で
    ほとんど完成していたと思うのだが
    上京直後ソノシートでのデビューなんて事になり
    何もわからぬ僕は言われるままに録音したが
    大いなる苦悩と苦労の始まりだった
    (まさに混沌)
    その後「ザ・ラニアルズ」というグループが
    歌ったバージョンが僕の心にも残っていた
    リハではボーカルチームに
    この「追っかけコーラス」をコピーさせた
    このツアーでの4人のボーカルチームは
    2016年の時と同じメンバーだが
    今回あきらかにアンサンブルが上達し
    素晴らしい力強いハーモニーを聴かせてくれた
    何より彼らのライブに取り組む姿勢には
    僕も深く感動させられる場面が多かった
    そんな素敵な仲間達がコーラスで
    「追っかけ」て来るんだから
    それはもう「たまらない幸せ感」いっぱいの
    嬉しくて仕方ないステージとなったのだ
    「恋の歌」
    青春ってホロ苦い・・でも熱い
    20歳そこそこの僕は
    やはりちょっと変わった若者だったかな
    こんな曲を作っていたんだからなー
    もう一度「恋の歌」スンゲーいいです

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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月24日 17時54分01秒

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    拓郎さんからのプレゼント 2

    ツアー・ライナーノーツ2

    2019/07/24

    5:ともだち
    誰の事なんだろう?
    僕にはこの歌に登場するような友は
    過去にも現在も存在しない
    強いて「こじつける」なら広島を出る意思を固め
    心を許し合い音楽を(バンドを)続けた
    仲間達から見た「吉田拓郎」だったのか
    旅立っていく主人公は実は「僕自身」だったのか
    今回のツアーで歌いながらストーリーに自然に
    とけ込んでいく自分を感じた
    3拍子(ワルツ)の曲は70年代初期には
    まだ多く聴く事があったが
    その後は時代と共に聴かれなくなった
    「明日の前に」「外は白い雪の夜」など
    スローなバラードが好まれた時期があった
    今回は曲の途中からイタル(渡辺)の
    スティールがカントリーミュージック特有の
    ムードを出してこの曲がカントリーワルツ
    である事を証明した
    またボーカルチームのアカペラによる
    「あなたに友達が優しさ~」の部分は
    この曲の元々のオリジナルとも言える
    古きライブアルバムでの「ミニバンド」の
    コーラスを再現したくて4月に始まったリハで
    ボーカルチームにこのフレーズを指示した
    一人暮らしのマンションでミニバンドと3人
    夜遅くまで声をひそめて練習した時代があった
    明日の事はわからなかった
    無我夢中で1日1日をすごしていた時代だ
    それにしてもその頃
    こんな詞をよく思いついたものである
    この曲でバンドとボーカルチームが
    一体となって「詞の世界を表現する」姿は
    ちょっとウルっとしないではいられない
    (映像と一緒にをお楽しみに)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    6:あなたを送る日
    ある特定な人物がモデルで詞を書き始めたが
    しだいに内容が「そこに留まらなく」なる
    いつの場合もそうだがまずアイデアがあって
    書き始めるうちに最初のアイデアから
    内容はかなりかけ離れた世界へと突き進み
    最終的には全く違う世界観や歌のテーマや
    もっと言えば主人公が脚色された人物像に
    なる事は僕の作品には多くみられる
    この曲も知人の死に向かい合った事実から
    頭に浮かんだテーマで始まったが
    書き進むうちにテーマが広がって行き
    「死」という別れだけでなく
    「生」の中での別れの歌にも昇華した
    この曲は意味深なように受け止められがち
    だからこそメロディーはあくまでポップに
    演奏もややトロピカルな味も加えて
    最後にリズムパターンを変えてR&B風に
    締めくくるのは得意とするところだ
    ヒデキ(松原)のベースに誘われるように
    バンドが徐々にユニゾンを始める
    そんなエンディングは大好きな終わり方
    こういうのもバンドの楽しさなのである
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    7:I'm in Love
    オリジナルCDのイントロのエレキギター
    このフレーズ無しには「この曲は始まらない」
    過去にステージで何回かはトライしたが
    どれもが不満の残る演奏でしかなかった
    以来僕はこの曲は「もはや歌う事は無い」と
    ツアーを企画するたびにセットリストに
    加える事はしなかったのだが
    今回リハ直前の武部鳥山両君との打ち合わせで
    オリジナル音源を聴きながら
    「是非とも歌いたいんだが鳥山がこのフレーズを
    オリジナルの空気感そのままに弾いてくれるなら
    リストアップするがどうだろう?」と聞いた
    鳥山が言った「OKですよ、やりましょう
    それにこの曲ってとても素敵なラブソングだと
    今しみじみ思いました」
    リハが始まって鳥山との直接的なやりとりの中で
    「弾きたくなるあらゆるアドリブ」を捨てて
    イントロ、歌中の決まりのオブリそして
    間奏だけしか弾かないという潔さに徹してくれた
    武部が言った「エンディングはどうします?
    やはりエレキのソロでしょうかね?」
    「いや、ここは俺がメロディーを今言うから
    君がピアノで淡々とロマンティックに弾いてくれ」
    曲のここまでの素晴らしいアンサンブルを
    こわさないようにシンプルに手数も少なく
    なおかつ印象的なメロディーを考えた
    この日名古屋のセンチューリーホールでの
    僕たちミュージシャン全員の愛に溢れた
    素敵な演奏をじっくり楽しんでいただきたい

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  • from: すみともさん

    2019年07月23日 18時21分11秒

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    今日の産経新聞😊

    今日の産経新聞に、拓郎さんの記事が出てました🎵😊

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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月20日 06時39分52秒

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    拓郎さんからのプレゼント 1

    ツアー・ライナーノーツ1

    2019/07/19

    1:私の足音2019
    70年代初期に映画「旅の重さ」用に作った
    だが映画ではこの曲は使われなかった
    加藤和彦、高中正義、松任谷正隆等を起用しての
    レコーディングは同時に作った「歩け歩け」と共に
    素晴らしくロックでポップな仕上がりだったが
    監督の気に召さなかった
    フォーキーな曲想を求めていたのだろうが
    僕とは意見が合わなかった
    今回リハーサルを始める前に武部、鳥山両君と
    選曲のミーティングをやったその席で
    「私の足音」で高中の弾いたギターのフレーズ
    「I'm in love」の青山が弾いたギターのフレーズ
    を「忠実にコピーしてくれるならリストに加えるが
    それとは違うアプローチになるようならやめる」と
    二人に明言した
    この2曲は「それ以外のアレンジでは歌えない」と
    長い間思っていたのだ
    特に僕のラストになるかも知れないライブへ
    「花を添えよう」という鳥山の愛情に頭が下がる
    おかげで本当に気持ち良く歌えた嬉しかった
    心を通じ合えるバンド仲間がそこに居る!
    音楽って本当に素敵だ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー。
    2:人間のい
    とにかく「乗るんだ」という思いで選んだ
    1曲目の8ビートでやや重めに「乗った」後は
    アップテンポで問答無用にしてしまう
    バンドもこれで一気に弾みがつく
    この狙いは見事に的中した
    お馴染みの「春だったね」とかが無いライブ
    その期待は裏切る事になるが・・
    僕には自信があった
    このオープニング2曲で「突き進む空気が」
    このツアーにかける「音楽魂が」見せられる
    それはアマチュア時代からロックバンドで
    培ってきた吉田拓郎の集大成となるはずだ
    この2曲メドレーで今回のツアーのイメージは
    完全に出来上がった
    リハで繰り返しこのメドレーを演奏しながら
    今回のセットリストへの自信が深まった
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
    3:早送りのビデオ
    ここでボーカルをじっくりとやる
    リハーサルでオリジナルには無い
    ドラムのスネア4つ打ちを村石に提案した
    これが絶妙のビート感を出す事になる
    村石のドラミングに呼応するように
    「あんなヤツになんか負けてなるものかと」
    僕のボーカルにもパワーが増してくる
    もともとバラードだがここでは後半
    たたみ込むようなロックビートにアレンジ
    オリジナルの美味しいところは残しつつ
    あくまでスピリッツはロック
    素晴らしい演奏だった
    ボーカルチームも力強い
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    4:やせっぽちのブルース
    懐かしのシャッフルビート
    (僕たち世界ではこういうリズムをハネルと言う)
    の3コードで典型的なブルース進行の曲
    最近はこういう曲は聴かれなくなった
    また誰も作らなくもなった
    そして聴き手もこの手の曲には
    依然として親しくなれない日本だ(無念)
    僕はこういう曲が大好き
    「また会おう」
    「僕たちはそうやって生きてきた」も
    3コード進行のブルースだ
    「僕たちは・・」とどちらを歌うか迷ったが
    よりわかりやすく「シャッフル」で
    客席を楽しくしようとこれを選択した
    ギターとキーボードのソロ回しが
    ハッピーでカッコ良かった
    (オンエアお楽しみに)
    今思えばハーモニカソロもやれば良かった
    ブルースコード進行ってのは
    あくまで自由でアドリブが盛りだくさんで
    演奏する側は解き放たれた開放感いっぱい
    ボーカルもバンドも毎回その時の気分で
    自在に歌い演奏する
    ブルースは我らが愛する音楽の原点である
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。


    いやぁ、これは貴重だ!
    こんなライナーノーツを拓郎さん自身の手で公開してくれるなんて、まさに「プレゼント」ですね。
    続きはいつ発表してくれるのか、楽しみですねぇ。

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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月20日 06時33分23秒

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    期待出来そう!

    ライブ映像

    2019/07/19

    名古屋でのステージのビデオ(未編集のもの)を
    観た!聴いた!
    GOOD!
    いいなーよみがえるなー
    僕とバンド全員が一体となったGroove(のり)
    そして・・そして
    この新鮮さは何だ?という答えはただ1つ
    セットリストが文句無しに楽しいのだ
    「次はなに?そして次は?」という
    期待感が我ながらに溢れてくる
    「やって良かったなー」と前に言ったが
    本当にそう思わせるステージだ
    バンドがまた素晴らしいパフォーマンス!
    「是非是非ご覧になって」と
    言いたくなる時間だった
    そこで・・これから・・
    今回ツアーのセットリストにまつわる
    小さなエピソードを綴りたい
    このライナーノーツを念頭にして
    近くオンエアされるライブ映像を
    ご覧いただけば更に楽しめる・・かも

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  • from: ぽんたさん

    2019年07月12日 12時46分40秒

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    早速ありがとうございます_(._.)_
    いいですね(^O^)/

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  • from: 哲ちゃんさん

    2019年07月12日 08時58分18秒

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    お土産は、トートバックとクリアボトルでした。

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  • from: ぽんたさん

    2019年07月12日 07時13分09秒

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    神田共立講堂の様子、ありがとうございます。
    リラックスした、いいライブだったみたいですね。
    ところで、入場についてくる、お土産ってなんだったんですか? 気になります(^_^)

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