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  • from: michael3さん

    2006年04月18日 21時24分40秒

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    空飛ぶうさぎ

    michael3(昨日より流山市)です。

    お陰さまで、昨日大塚病院を無事退院し、自宅の方で療養することとなりました。これからは、自宅よりゆっくりと発信致します。

    パリといえば、ザルツブルク、テルアビブに行く際に経由したことがありますが、実際に入国したことが無いので、一度は行ってみたい国ですから、MDRをしっかり読ませていただくことにいたします。

    さて空とぶうさぎとは何か?うさぎ型のUFOの事です、、、てなことはありません。視覚障害を持つmichael3(昨日より流山市)です。

    お陰さまで、昨日大塚病院を無事退院し、自宅の方で療養することとなりました。これからは、自宅よりゆっくりと発信致します。

    パリといえば、ザルツブルク、テルアビブに行く際に経由したことがありますが、実際に入国したことが無いので、一度は行ってみたい国ですから、MDRをしっかり読ませていただくことにいたします。

    さて空とぶうさぎとは何か?うさぎ型のUFOの事です、、、てなことはありません。視覚障害児の女の子が、頭の中に描いたうさぎの事なのです。とても純粋な素敵な詩です。ボニージャックスの西脇久夫さんが、女声三部の合唱曲にしたところ多くの合唱団員や聴衆に共感を得たそうです。

    この曲を初めて知ったのは、今から10年余り前、プロジェクトXでも有名になった、淀川工業高校グリークラブが男声合唱で披露したのを聴いたのが初めてです。およそ似合いそうでないバンカラな男達がいきなり優しい表情で表現しようとするので、始めは野暮に聞こえるのですが、良く聴いてみるととても深い。男女に関係なく大切な命の問題に、まだまだ幼い子供達が真摯に向かい合って書き上げた詩を本気で表現しようとしていたのです。

    数年後、大学の男声合唱団創立50周年の演奏会の演目の一部に、この曲を含む曲集が選ばれました。本番では、女子中学生による詩の朗読とのかけあいで、ステージが構成され、一層感動的な時間が流れました。

    一昨年、中高の合唱団の指導をしている友人に、推薦曲を尋ねられ、この曲集を挙げたところ、彼も非常に共感し、すぐに演奏会に取り上げてくれました。視覚障害だけではなく、手足が不自由だったり、難病であったり、、、それぞれの詩が命への尊厳を語っており、おとなが見習うべきものばかりでした。

    そして昨年の選曲会議、一部に暗いという意見もあったと聞きますが、多くの生徒の共感を得て、この曲集の再演が決まりました。指揮者の、松山さんという合唱の知人のために歌って欲しいという声が大きかったと聞いています。

    私が急に一時のさよならをしたのは、池袋の東京芸術劇場の大リハでした。
    合唱人にとっては最も忙しい12月、6演目をキャンセルし、ベッド上で殆ど死んでいた私(こころある医師だからこそ、私が信頼をおいていたからこそ言いますと、12月の私は宇宙人と呼ばれていました)に、彼は勇気をくれました。ただ、曲目が決まっても、去年一部は経験者だといっても、練習をしなければ始まりません。他の曲もあります。その後の練習はかなり厳しかったときいています。私の治療=リハビリ=もやがて冬が来て、命も危なくなりました。しかしなんとか乗り切った彼らには、素晴らしい本番が待っていました。不思議な(必然かもしれない)巡り会わせで、私の病状も同じ頃好転を始めます。MDRに久々お邪魔したのもこの頃ではなかったでしょうか?いずれにせよ、合唱つながりの友人たちのおかげで、春が少しづつやってきました。

    実をいいますと、彼は東響コーラスの有力メンバーのひとりです。本番にむけての曲作りを何年間も共に頑張ってきました。自分の病気ではいろいろとお世話になりましたが、今後も様々な側面において激励しあいながら人生を歩んで生きたいと思っています。今回この病のためにペースダウンせざるを得ませんが、少しずつでも、長い音楽人生を歩んでまいります。どうぞよろしくお願いします。
    の女の子が、頭の中に描いたうさぎの事なのです。とても純粋な素敵な詩です。ボニージャックスの西脇久夫さんが、女声三部の合唱曲にしたところ多くの合唱団員や聴衆に共感を得たそうです。

    この曲を初めて知ったのは、今から10年余り前、プロジェクトXでも有名になった、淀川工業高校グリークラブが男声合唱で披露したのを聴いたのが初めてです。およそ似合いそうでないバンカラな男達がいきなり優しい表情で表現しようとするので、始めは野暮に聞こえるのですが、良く聴いてみるととても深い。男女に関係なく大切な命の問題に、まだまだ幼い子供達が真摯に向かい合って書き上げた詩を本気で表現しようとしていたのです。

    数年後、大学の男声合唱団創立50周年の演奏会の演目の一部に、この曲を含む曲集が選ばれました。本番では、女子中学生による詩の朗読とのかけあいで、ステージが構成され、一層感動的な時間が流れました。

    一昨年、中高の合唱団の指導をしている友人に、推薦曲を尋ねられ、この曲集を挙げたところ、彼も非常に共感し、すぐに演奏会に取り上げてくれました。視覚障害だけではなく、手足が不自由だったり、難病であったり、、、それぞれの詩が命への尊厳を語っており、おとなが見習うべきものばかりでした。

    そして昨年の選曲会議、一部に暗いという意見もあったと聞きますが、多くの生徒の共感を得て、この曲集の再演が決まりました。指揮者の、松山さんという合唱の知人のために歌って欲しいという声が大きかったと聞いています。

    私が急に一時のさよならをしたのは、池袋の東京芸術劇場の大リハでした。
    合唱人にとっては最も忙しい12月、6演目をキャンセルし、ベッド上で殆ど死んでいた私(こころある医師だからこそ、私が信頼をおいていたからこそ言いますと、12月の私は宇宙人と呼ばれていました)に、彼は勇気をくれました。ただ、曲目が決まっても、去年一部は経験者だといっても、練習をしなければ始まりません。他の曲もあります。その後の練習はかなり厳しかったときいています。私の治療=リハビリ=もやがて冬が来て、命も危なくなりました。しかしなんとか乗り切った彼らには、素晴らしい本番が待っていました。不思議な(必然かもしれない)巡り会わせで、私の病状も同じ頃好転を始めます。MDRに久々お邪魔したのもこの頃ではなかったでしょうか?いずれにせよ、合唱つながりの友人たちのおかげで、春が少しづつやってきました。

    実をいいますと、彼は東響コーラスの有力メンバーのひとりです。本番にむけての曲作りを何年間も共に頑張ってきました。自分の病気ではいろいろとお世話になりましたが、今後も様々な側面において激励しあいながら人生を歩んで生きたいと思っています。今回この病のためにペースダウンせざるを得ませんが、少しずつでも、長い音楽人生を歩んでまいります。どうぞよろしくお願いします。





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