タンタン
あなたを思うとあの愛らしい瞳とつるつるした肌触りを思い出します。
あなたは国立芸小ミュージカルワークショップのアイドルでした。
先生をお迎えの赤い車の窓からいつもあなたは小さな顔をのぞかせていましたね。
私たちが歓声を上げて走り寄るのでその度あなたは興奮マックスになってました。
そんなあなたは先生のミュージカル「ナディーヌ」では
IQ500の超マジウルトラ大天才ドクタータンタンとして大活躍でした。

タンタン
あなたを過去形で語るのはとても悲しいけれど
いつも私たちを幸せな気持ちにさせてくれて本当にありがとう。
ありがとう、タンタン。
ありがとう。