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from: とおるさん

2010年03月28日 21時18分21秒

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10年03月28日Sunday

毎年のことだが、今年も母校を含めた4校合同演奏会の時期がやってきた。今年はどんなステージを用意してくれているのか、楽しみなところ。そういうわけで、まず

毎年のことだが、今年も母校を含めた4校合同演奏会の時期がやってきた。今年はどんなステージを用意してくれているのか、楽しみなところ。
そういうわけで、まずは郡山に向かう。その電車で、地元の同級生T君に会う。また今日も遊びに行くのかよ(笑)。「お前は何?勉強?サークル?バイト?買い物?遊び?」片っ端から違うぜ。
で、郡山に到着。高速バスに飛び乗り、一路福島へ直行。福島に着いたら、まずは福島駅のエスパル内にある花屋へ向かった。実はOBOG会で寄付金を募っており、今日はそれを母校合唱部に手渡すことも考えている。しかしお金だけでは素っ気無いので、金額の端数の部分を使って、花束を作る。それは花屋さんにお任せで、私は駅周辺をぶらぶら。で、KさんとNさんに会う。「お花買ってないんでしょ?寄付金はちゃんと熨斗袋入れてきた?」全部やってありますよ。そのまま2人は、ドトールへ入っていった。私は昼飯を食うべく、駅周辺をぶらぶら。が、結局は駅構内のマックに落ち着く。面倒なんだよな、いろいろと。マックポークとポテトをむさぼる。その後花屋さんで花束を受け取り、信夫山循環に乗る。こんだけでかい花束を持って移動するなんて、痛い人(爆)。そんなことを考えているうちに、バスは日赤前に到着。さっさと音楽堂へ。
音楽堂に着くと、すでにそれなりの人が。そんな中、後輩Kを発見。「先輩、その花はどうしたんですか?(笑)」言うんじゃない(汗)。さらに後輩T「あ、先輩。ちわ〜」どうも〜。さっさと受付を済ませて、適当に席を取る。たぶん、複数人じゃ聞けない。一人で聞きたい気分。

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from: とおるさん

2010年03月28日 21時45分19秒

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「10年03月28日Sunday」
13時半、いよいよ開演。今年はどんなステージが待っているのか。

Ⅰ.校歌
まずこの4校の校歌を聴かないことには、この演奏会が始まったとは思えない。今でもそうだ、どの学校の校歌も歌えてしまう。そういえば、k高は人数が増えたな。一時期よりだいぶ。相変わらずH高の校歌は長い(笑)。そういう余分なことを考えつつ、個々の学校の実力は、年々向上しているように思われる。今まで荒削りな部分が多かった男子も、かなり丁寧に仕上げてきている。やはり10周年と言う節目への意気込みは、それ相応のものが感じられる。

Ⅱ.k高校ステージ
今年のステージの率直な感想を言うと「真面目一辺倒」だと思った。これまでのk高校のステージは、多少のおちゃらけはあった。しかし今回は、きっちり聞かせるステージだ。特にパフォーマンスをするわけでもなく、歌を真剣に届けるその姿勢に、心を打たれる。曲目も外国語のものが多く、発音にもこだわっているように思われた。多くが欧州圏の民謡であり、それを仕上げるには相当な努力を要したであろう。k高の努力は、毎年感じ取れる。

Ⅲ.K高校ステージ
母校の番が回ってきた。見た感想から述べると…なんか、違う。今までの合唱部の演奏と、違う。勝手な話だが、今までうちらは「笑いをとって会場を盛り上げる」ステージを展開するパタンが多かった。ぶっちゃけ、そういうものだと思っていた。しかし、今回はそんな要素が一切ない。いいよ別に、演奏に関しては満点をあげたい。でもステージ構成としては、私の観点からするととんでもなく低い点数を付けたくなった。だから多くは書かない。本当に、本当にがっかりだよ。こんなことを言うのも、なんだか申し訳ないけれど。曲目を見たって、なんだよそれ?みたいな。どういう意図で選曲したのかはわからないが、それを持ってきて欲しくはなかった。正直、不満ばかりだ。単なるOBがここで嘆いてもしょうがない話だが、味も素っ気もないステージに感じられた。勝手な判断ですよ、えぇ。今まで自分たちが行ってきたステージを、否定されたような気に、勝手になっている。こんな感想しか出てこない、ごめんなさい。

Ⅳ.H高校ステージ
今回のステージでチョイスしたのが、カーペンターズ。編曲は信長貴富、アカペラだそうだ…初めて聞く編曲に、わくわくする。H高もパフォーマンスは付き物で。今回の設定は、37人の大家族(笑)。おじいちゃんとおばあちゃんが想い出を語りつつ、その想い出に沿った曲を演奏して行く。
まずはとにかくみんなで歌うことの楽しさを伝えるべく「Sing」から始まった。全員が楽しそうに歌っているその様は、本当に心から音楽を楽しんでいるようだ。そこにおばあちゃんの回想が入り「Yesterday once more」につながる。そこからおじいちゃんの思い出になり、人気者だったおじいちゃんを象徴して「Close to you」を演奏。間奏部にはピアニカを用いて、曲を表現した。最後はやはりみんなで歌える喜びを表現して「Top of the world」全員で指を鳴らして、楽しく演奏する。暖かい雰囲気のステージが繰り広げられた。
そして最後に、発表があった。今回のステージで、H先生と一緒に演奏できるのが最後…そういう時期なんだ。ちょっと寂しい。もうOBだけど、H先生にも本当にお世話になったし。ありがとうございました。

Ⅴ.K高校ステージ
毎度のことだが、K高校は演奏とパフォーマンスを両立してくる。今年もそんな感じだった。そして今回は、なぜかT先生が指揮と伴奏を…どうしたんだろう?その事実は、初っ端の部長の挨拶で明らかになる。T先生も、異動が決まったらしい…この演奏会も大きくメンバーが変わり、一種の転機を迎えているのかもしれない。
そんな湿っぽい話は置いておいて。まず「When the Saints go marchin' in」から元気良く幕開け。そこから、まぁ漫才のような司会が登場。終始笑いを取っている。「実は私たち、普段はアカペラの曲を歌うことが多いんです。ではここで、うた部清栄隊によるアカペラを披露します!先輩、お願いします」男子が4人…と、先生も乱入(笑)。ゴスペラーズの「ひとり」をやってのける。完成度の高さに、思わずビビった(笑)。それで次は「クラリネットをこわしちゃった」わざわざクラを持ってきて、それを部員に吹かせるという(笑)。曲の途中にも笑えるパフォーマンスがふんだんに盛り込まれ、楽しいステージだ。そして最後に、先生の送別の意味も込めてだろう。海援隊の「贈る言葉」を演奏した。この時期だからなのか、本当に心に染み渡るような演奏だった。

Ⅵ.合同演奏
今年は10周年と言う記念の年。そこでこの演奏会の発起人、生みの親であろう方が2人、客演として指揮をとることに。それは、K先生とY先生だ。もともとはK先生が居たH高と、Y先生が居た母校の2校でスタートして、後にk高とK高が加わり、Y先生の異動とともにK先生が母校にやってきて…と、いろいろなことがあった。K先生がこの演奏会に関わっていた期間は、およそ8年にもわたる。
まずはK先生の指揮で「手紙〜拝啓15の君へ」「聞こえる」この大人数で「手紙」なんて歌われた日には、もうぐっと来ないわけがない。曲に込められている熱い思いがひしひしと伝わってくるし、なにより等身大の十代が歌っているというところに、より深い意味を感じ取れる。高校生が歌っても、素晴しくマッチするのだ。「聞こえる」は幾度となく聞いているが、今回のような重厚な演奏は初めてかもしれない。叫びと祈り、それが伝わってくる。K先生の指揮で、また歌いたい。
次にY先生。ここで三善晃の「生きる」を持ってきた。ある種この曲は、十代の心の葛藤にも通ずる部分があるかもしれない。広く言えば「生きる意味」を問うているが、それを考えるのは十代の時期。その十代の心を象徴するような部分を持っている。気持ちをこめればこめるほど、この曲の持つ力は大きくなっていく。その力が、音楽堂のホールに響き渡る…何かを感じた。それを、上手く言葉にはできない。でも、感じた。
そして最後に。今回の目玉であると言えよう、すんごい曲が披露された。この演奏会の10周年を記念し、あの鈴木輝明氏に曲を委嘱。そして、曲が出来上がってしまった。これ、すんごい話だよ?もちろん、この演奏が初演である。耳を研ぎ澄まして、聞き入る。「私たちの星」優しくもあり強くもあるそのメロディーは、馴染みやすく心に入ってくる。詞も、身の回りのことを取り上げ、その素晴らしさを伝えてくれる。あとはなんだろう…表現力が乏しいので、これ以上は言葉に出来ない。でも、ここに新たな名曲が誕生したのは間違いない。広く歌われるような曲になることを、祈るばかりだ。

これでプログラムの曲は終了。でも「あれ」が残っている。アンコールの拍手の中、指揮を振るのはk先生。あのメロディーが流れると、なぜか私は涙が出そうになる。「瑠璃色の地球」今日の演奏会の光景はもちろん、現役時代のことも思い出されるのだ。この曲を歌っているときこそ、至福の時。ステージに立っている生徒たちは、みんな清々しい表情を浮かべている。合同演奏会が成功した証だ。最後の部分は、もう本当にね、素晴らしいんだよ。
k先生が棒を振り切った後も、拍手は鳴り止まない。今回の出演者全員が、ステージへ。この演奏会の基礎を築いたK先生とY先生、発展に寄与してきたT先生、k先生、H先生。そしてこれからを担っていくK先生…生徒も卒業生も、思うところがあるに違いない。この演奏会も、新しい章に入っただろう。

今年も感動を、本当にありがとう。

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