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  • from: とおるさん

    2018年09月16日 21時00分24秒

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    19年09月16日Sunday

    今年、旅が足りていない。そしてこの週末、実家からの召喚がなくなった。昨日はハイエースフェア、そして今日は遠出したいフラグON。しかも、この時期じゃないといけないもの。

    早朝5時20分起床、洗濯機は回さない、さすがに朝早すぎる。着替えて、準備して、始発のバスで駅に向かう。セブンでレタスサンドと卵サラダパン、酪王カフェオレを買う。
    駅の中へ。券売機で…乗車券はここまで、特急券はここまで。別々に買って、新幹線改札を抜ける。始発の仙台行の新幹線に乗り込み、さっきのパンを食べる。警備員さんがうろうろしている、悪いことなんてしていないのに、若干ビビってる。
    福島到着、新幹線を降りる。乗り換え時間が短い、新幹線改札を抜けて、在来線織場に走る。やってきたのは…山形線乗り場。乗ってやろうじゃねえか山形線、山形新幹線…というより、新幹線だとどこか味気なくて。今は懐かしい、東北本線では姿を消した719系、しかも山形線改造車。なかなかレアである、乗っちゃえば普通なんだけど。
    在来線だと、新幹線に比べて景色がよく見える。庭坂あたりまでは、別になんてことがない。しかしここから先だ、板谷峠半端ないって。上って上って、どこまでも上る。山・トンネル・山・トンネル・ときどき川。磐越東線で言うところの川前・江田間のような景色が、ひたすら続く。すごい風景だな、軽く絶景である。なかなかこんないい景色はない、そして新幹線だと、ここまでよく見えない。目の前の山に雲がかかる、どんだけ高いんだここは。そして何より、電波がない。このご時世、電波がない。NHKラジオアプリも切れ切れである。
    峠駅から、ものすごい勢いで下る。こんなに下るか、在来線だから感じるのかもしれない。関根駅あたりで、だいぶ平らになる。ここから先は、田んぼが広がる平和な感じ。
    米沢駅に到着、乗り換え時間が聞こえなかったけど、短いって。急いで連絡橋を渡る。さすが米沢である、ホームに牛の像がど~んとある。そして乗り込んだ車両は、東北の鉄板701系改造車。乗っちゃえば普通なんだけど。
    庄内平野の景色を眺める。当初は雨の予報だったのに、いい天気じゃないか。黄金色の田んぼがどこまでも広がる…実りの秋だ。このあま悪天候にならないことを願うばかり。列車には家族連れ、学生、お年寄り…いろんな人が乗っている、外は秋らしい景色。なのに耳ではNHK『音楽の泉』今日は「白鳥の湖」だ、実に不釣り合い(笑)。
    山形駅に到着し、列車を降りる。ちょっとホームをふらふら見てから、改札を抜ける。ちょうどここで9時を回って、チャンネルをラジオ福島に切り替える。山形にいるのに、ラジオ福島が聞ける便利な時代。手塚アナの声に、いつもの日曜日を感じつつ、でもここは山形だ。
    さて、どっちだろう。タブレットを取り出して…バス乗り場は、こっちか。そういうわけで、バス乗り場に向かう。私の前にも何人か並んでいたが、みるみる列は長くなる。大丈夫かこれ?そしてこのままラジオ福島を聞いていると、そのうち笑いが止まらない番組が始まるので、このへんで切る。雨だって聞いたからタオルまで持ってきたのに、このピーカンぶりよ。帽子がないので、タオルを頭に巻く。
    バスがやってきた、駅前が始発ではないので、すでにお客さんが乗っているところに、乗れるだけ乗る。私はかろうじて座れた、ラッキーである。車窓から見ているとだな、途中のバス停にも待ってるお客さんがいるわけよ。しかし運転手さん「満員で~す、次ご利用くださ~い」とは言うが、次も満員だぜ…。

    消防署前停留所で、ぞろぞろ下車。そのまま馬見ヶ崎川の河川敷。ここまで書けば、だいたい何かわかるだろう。そう、山形名物『日本一の芋煮会フェスティバル』である。まず会場に入って…うわ~、マジだよ。あの鍋、でけえよ。そしてマジで重機で調理してるよ。テレビの中の絵面である、スケール感がおかしい。山形県内各局のテレビ、来てるね。ヘリコプターも飛んでるね、これは取材か知らないが。そしてまだ10時だってのに、人ひとヒト…。どうしたらいいんだこれ。係の人を見つけて、整理券の受け取り方を聞き、整理券確保。配布目安12時20分…マジで?到着したの10時過ぎ、ここから2時間強どうしたら…。
    まず会場内をぶらぶら。飲物がないとマジで倒れそうな天気なので、コカ・コーラ販売のテントで綾鷹をゲット、爽健美茶はないらしい。
    そこから歩いて、そうだ塩芋煮なるものがあるらしいじゃないか。どこで売ってる?係の人に聞くと「向こう岸ですね」なぬ?というわけで、対岸に渡る。塩芋煮の配布場所にたどり着き、ここでも整理券が必要かと重いや、すぐ食べられるらしい。並んで、代金を払って、受け取って、河川敷にどっかり腰を下ろして、落ち着いていただく。塩ってどうなんだろうと思ったけど、旨み塩を使っているらしい。材料自体は普通の芋煮と変わらず、肉は豚。トッピングで三つ葉をどばっと。シンプルなので、材料から出る出汁、旨みがきいている。しっかり味がして、おいしゅうございました。食べながら対岸を眺める…この人の数、なに?改めて。そして…どっからどう見ても、クレーンとパワーショベルだなあれ。
    まだまだ食い足りないぞ、ぶらぶらしていたら…JAのブースで、牛肉のサイコロステーキ600円。いや、値が張るが買ってみよう食ってみよう。というわけで、焼きたてを…あぁ、うまい。肉汁たっぷり。牛特注の筋っぽさはあるが、それもちゃんとほぐれる…高いだけあるわ。幸せ。ちなみに牛肉と書いたのは、山形牛か米沢牛か、どう書いてあったかちゃんと覚えてないからですごめんなさい。さらに近くのブースで、米沢牛入りメンチカツも。揚げたてさくさく、これもまた幸せ。
    会場内をぶらぶら。地元産品の販売はもとより、国交省の山形事務所、山形地方気象台、自衛隊、プロレス団体まで、いろんな出店があるな。
    しかしまだまだ時間はある、場所をご当地グルメブースに移して、河原の景色をボーっと見ながら、食べまくる。大石田のそばはっと。はっとって、宮城のほうの郷土料理じゃなかった?しかし大石田町はそばの産地なので、そば粉を使うのがみそのようである。そして、やっぱり醤油なんだな。さらにどんどん焼なるものも。棒にまかれたお好み焼きのようなもの、もちもちしている。
    ふらついて、食って、ボーっとしているところで、ようやっと配布時間となって、配布場所へ。並んで、整理券を渡して、またチケットを受け取って、またそれも渡して、ようやく芋煮が出てきた。配布場所を出て、多くの人が座っている土手に腰を下ろし、大鍋と重機と関係者の皆さんを見ながらいただく。サトイモ・ニンジン・こんにゃくなど、材料は福島県の芋煮とそこまで大差はない。だがやっぱり、醤油と牛肉なんだよね。牛肉と材料の出汁なのか、風味がすごい。サトイモも大きく、食べ応えがある。牛肉も出汁が出てもなお、味がしっかりだし柔らかいし。このお客さん、関係者の皆さん、ボランティアとして駆けずり回っているみなさん、みんなに感謝だな。あっという間に食べちゃった、ごちそうさまでした。
    最後に会場内を、また回る。手軽に買って帰れそうなおみやげは…なさげ。締めにアイスを食べて、会場を去る。なんか足りなくなって、追加調理してるっぽい、こりゃ大変だ。

    バス停へ。駅前方面、そこそこ並んでいる。そこにバスが来て、乗れるだけ乗る。私は両替しようと、乗ったと同時に両替をする。その間に後ろが詰まり、結果、運賃箱の真横に立つことになる。こんなポジション、学生のとき以来だ。降車するお客さんがいるたびに、私はバスからいったん降りて、また乗るという繰り返し。私のすぐ後ろは家族連れで、お父さんが子供らをなんとか面倒みている感じである。
    どうにかこうにか、山形駅に戻ってきた。マツキヨにて、アクエリアスを買って、がぶ飲み…あぁ~、生き返る~。会場ではスポーツドリンクは売っていなかった、お茶でしのいだが、自分でも準備すればよかった。
    さて、一応実家にお土産買おうかしら。エスパル内の土産コーナー的なところを、しばらくうろついて、あれこれ買い込む。
    買ったら改札を抜けて、米沢行の列車に。719系ワンマン改造車、レアなやつ。でもがっつりツーマンだけどね。相変わらずのどかな風景を見ながら、堀下さゆりさんを聞きながら、うとうと。
    米沢に到着。次の福島行の普通列車が…1時間半後、さすがに待てない。いったん改札を出させてもらって、特急券を買って、新幹線に。やってきた東京行きつばさ号、ちゃんと郡山止まるよな?乗り込んで、あとは外の風景を崇める…同じ風景だが、やっぱり在来線のほうが。福島駅にやってきて、名物連結作業。あとは郡山までびゅ~んと。
    無事に郡山に到着、福島交通のバスに乗る…落ち着く。順調にアパートかいわいまで来て、降りて。食いすぎた感半端ないので、晩飯はコンビニでおにぎりセットとサラダで十分だ。帰宅して晩飯を食べて、荷物を整理して。久々の遠出、疲れた~。そして今さら思う、自分の土産に、インスタント芋煮と米沢牛カレー買っておけばよかったな。

    今回、この山形を代表するイベントに行って思ったこと。やっぱり、関係者各位の努力には頭が下がる。調理関係者・運営部・出展ブース・ボランティアをしている学生をはじめとするみなさん、裏方で頑張っている方々。みなさんがいて、ようやくイベントが成り立つわけで。本当にこれは感謝である。そして事前まで悪天候の予想だったのに、今日のこの晴れは奇跡だ。芋煮という文化をここまで大きくさせるのは、本当に大変だろうし。有名になったら、なお運営も大変だ。そんじょそこらのテーマパークの人出どころではない。みなさん、本当にお疲れ様でした。
    そして今日も、いろんな味に出会えたな。どれもこれも、本当にごちそうさまでした。受け取るまでに時間はかかるけれど、それもそれでまた楽しいかと。全員が、ああやって土手に腰を下ろして芋煮を食ってるって、やっぱりすごいよ。やっぱり、行ってみなければわからないあの雰囲気。ありがとうございました。

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