6/18、ポールの親友オーリーのバースデイで、メルボルンに行ってたのですが…
オーリー＆ドナ夫妻とヒロ＆ポール４人で街中に出かけた時、
大通りがパトカーやら大型バンで封鎖され、撮影用カメラが何台も。
「映画のシューティング（撮影）してるよ」
「だれか、有名アクターがいる？」
・・・と言いながら車で横を通り過ぎました。

しばらくして、ランチのために入ったイタリアン・レストラン
オイスターを注文したら、
「すみません、街中でシューティングがあって、道路閉鎖のため、オイスターが届いてないんです」
「あ、映画のね。その側、通ったよ」
「いえ、映画じゃなくて、ホントのシューティング（銃撃）で」
「え〜っ！？　あれ、ホンモノだったの！？」

この事件、犯人の男が逆恨みで、ある女性をつけ狙い、タクシーから引きずり出して銃撃。助けようと駆けつけた通りすがりの男性２人も撃って、１人死亡、２人重傷というショッキングな事件。メルボルン市民は白昼、街の真ん中の残酷な事件に大ショックを受けたのでした。

私たちが側を通ったのは事件から数時間後のことらしいのですが、まだ道路閉鎖が続いて、事件捜索やメディア取材の最中だったようです。

それにしても、人を傷つけることへの痛みがなくなる風潮は怖いですね。
市民のショックの受け方や、助けようとした人たちなど、メルボルンがまだ健全な街である証だとは思うのですが…