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  • from: ヒロ&ポールさん

    2011年03月24日 21時32分35秒

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    できることで……

    中高年の「元気が出るページ」編集人の方から、こんなメールが届きました。
    http://genkigaderu.net/
    <被災者の方々に私たちは何が出来るか>あなたのアイディア掲載ページを新設しました。皆さんも色々お考えのこと思います。ページをご覧になり、アイディアを出し合い積みかせねて行きたいと思います。是非お知恵をお貸し下さい。

     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    (それで、心の中にあることを綴ってみました)


    お便り、ありがとうございました。
    以前にCHCH地震のお見舞いをいただき、返信もしないで失礼しているうちに、
    日本の災害が起き、どうしていらっしゃるか、気になっていました。
    私は長崎の出身で、家族や友人たちもほとんど西日本なので、影響はなかったようです。

    ロトルア在住の身近な友人たちも、被災地に直接関わりのある人は無く、その点では身近な悲劇はないのですが、「被害に無関係」であること、「無事に暮らしている」ことが、うしろめたく感じられるのは、
    自分も含め、周囲の全ての友人・知人の共通した感情のようです。
    仕事も手につかない感じになったり、買物や暮らしの楽しみの部分が、罪悪感を伴って、
    精神的に閉塞感に陥ったり、暮らしが萎縮していく、心が重く沈みこんで、出口がない……

    何をどのように悲しみ、被害の深刻さを共有しようとしても、自分たちにはそれが実感できない、ということへの罪悪感。

    ロトルアはNZを代表する観光地で、ほとんどの人が旅行・観光業や外食産業に従事しています。
    CHCHの地震の時は、地理的に離れているロトルではそれほど影響がなかったのですが、
    日本の震災によって、日本人の旅行やツアー、アクティビティ予約、学校交流などのキャンセルが、相次いでいます。
    被災地の方は当然ですが、被害に関係ない地方の方や、NZ在住の日本人の場合も、
    こんな折りに旅行を楽しむなど、うしろめたくてできない、ということがあると思います。
    これは、日本国内でも同様ではないでしょうか?

    ともすれば、自分自身が全く同じ心理になる状況で、
    不謹慎に聞こえるかもしれないけれど、
    皆が閉塞状況に陥らないように、ポジティブに「楽しむ」ことを大切にしよう、という声かけも大切なのではないか、と考えています。
    精神的な面でもですが、むしろ経済的に、皆が罪悪感で萎縮して消費活動や余暇活動が低迷すると、
    日本もNZも、これから、経済復興もしていかなければならない中、ますます悪循環に陥るでしょう。

    暮らしを楽しむ部分やリフレッシュする部分は、罪悪ではなくて、
    大きな目で見れば、経済活動を助け、復興に役立つのだ、
    というキャンペーンも必要な気がします。
    (律儀な日本人は、もともと余暇や休暇への罪悪感が強いので、なかなか難しいですけど)
    観光立国・ホリデイ&アウトドア大好き国であるNZに住んでいると、
    人々の暮らしからこの部分が無くなることが、国の経済を直撃することが、実感としてわかります。

    日本の被災地の皆さんに、何が必要なのか……
    食べ物・飲物・寝具・衣類・日用品・衛生用品・ガソリンなどの物資
    住む場所の提供
    家族を失った子どもたち、飼い主を失った動物たちの受け入れ先
    被災地の片付けなどのボランティア

    国内でも、まだまだ広範囲に日常生活の混乱がある中、とりあえずは、物資と資金は、いくらでも必要ですね。
    遠く離れて、何もできないけれど、せめてできることは、やはり募金。
    それも、復興に長い期間がかかるだろうことを思えば、継続的に……。

    ロトルアのある小学校で、来週、文化交流チャリティ・イベントをするのですが、
    その学校の先生の依頼で、日本人コミュニティの皆さんにも手伝ってもらうことになりました。
    毎年行なわれている仙台の学校からの訪問・交流が、震災でなくなり、
    そのイベントを日本文化紹介とチャリティにしよう、という企画です。
    ランチタイムのおにぎりなどの販売を寄付金とし、
    折り紙・習字・太鼓体験コースなどで、在住日本人や語学学校の生徒などがお手伝いします。

    和太鼓チーム「ロトルア楽鼓」も、
    来月下旬に太鼓チャリティ・コンサートをやろうと計画しています。
    普段、地域のイベントで、20〜30分くらいの演奏はよくやるのですが、
    今度は1時間12曲の演奏と40分のワークショップ(大人も子どもも)というチャレンジで、
    緑茶や軽食のバザー、千羽鶴、メッセージ・コーナーなども同時に設け、
    売り上げをCHCH、日本、両方の寄付金にしたいと思っています。
    これも、太鼓チームだけではなく、在住日本人の皆さんや、市役所、カルチャーセンター、語学学校、市内の各学校など、
    幅広く協力を呼びかけることで、震災についての思いを語ったり、
    他の人と一緒に何か自分にもできることを行動にすることで、
    私たち自身も精神的な閉塞から、一歩前進できるのではないか、と思っています。


    被災地の皆さん、日本中の皆さんに、
    今ほど、日本が世界から見守られている時はないことを、お伝えしたいです。
    NZのニュースでも、CHCHの被災その後関連より、日本のニュースの方が多くを占めています。(原発事故への不安が一番の原因ですが)

    NZ人でさえ、「日本の被害に比べれば、CHCHのは比較にならない」と、その深刻さを気遣っていますし、
    日本人以外の友人たちは、ニュースで被災地の日本人の様子を見て、
    「こんな状況で、なんという忍耐強い、規律ある態度だろう。
     とても悲惨な災害だけど、それに向き合う態度において、日本人は自分たちを誇りに思っていいよ。
     世界は日本人を本当に見習わないといけない」とメールをくれました。

    大きな悲劇からどう先に進むかということを思うと、
    世界中の人々とつながっていることを、いつも心において、日本が立ち直っていけたら、
    何か新しい段階の日本の有り様ができてくる、そんな希望も持ちたいです。

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