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from: とさん
2025/10/24 13:21:09
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【艦艇 潜水艦】伊15型一等潜水艦 1/700 タカラ 世界の艦船
日本の潜水艦は、第一次大戦以前は、小型の沿岸潜水艦、というか、「可潜艦」でした。世界的にも、基本水上を航行していて、いざとなったら潜ってやり過ごし、できることなら魚雷で沈めたい、というコンセプトだったようです。水中での流体工学的考慮が不十分で、なんせ潜ってしまうと、せいぜい自転車、悪ければ徒歩より遅かったようです。民間船に魚雷を撃って、浮上して大型機関銃で撃ちまくる、という戦術だったらしいです。
第一次大戦で負けたドイツは非常に進歩的な「潜水艦」を開発、各国は戦利品として持ち帰ったそうです。日本は、図面入手と技術者等招聘で、当時最大級の潜水艦UボートU142やU125を解明し、武装は日本製に置き換えた発展型コピーを作ったのが本格的外洋潜水艦のはじまり、伊号一型巡洋一等潜水艦でした。このとき、川崎重工業が尽力したそうです。巡潜一型(1〜4)、一型改(5)、二型(6)、三型(7,8)、伊号甲型(9〜11)/伊号乙型(15、17、19、21、23、25〜39)、甲型改一(12)、甲型改ニ(13)、、、と発展してゆきました。
伊号乙型(伊15型)は甲型の司令部装備を除去したタイプで最も多く製造されました。
タカラの「世界の艦船」シリーズ。伊15型。艦番はバリエーションがいくつかあるようです。
艦首潜蛇。フルフローティングで収納式だと思いますが、チョット艦体とプレーンが離れすぎのような気がします。これ、外したら軸が絶対、、、
さて、悩ましくって理解できない「潜水艦の艦橋」。この頃の潜水艦も、潜行航行時にはマストは収納していたみたいですが、収納しても色々ややこしいものが残っているようです。というか、そもそも潜行時にはあんまりスピードも出てないようで、、、
とりあえずそびえたつ3本のマストは、多分潜望鏡とシュノーケルの類いでしょう。1/700スケールでは形が崩れてわかりにくい上に、戦闘艦色で余計に状況がわかりません。艦橋上にはどうも2連装の機銃があるようにも見えます。(前から順に、昼間潜望鏡、夜間潜望鏡、短波塔。25mm機銃、という説。)←じゃぁなんで、昼間と夜間を同時に出してるんだ?^^;
T型、O型のアンテナ(あるいはシュノーケル)をつけて、,っと。穴2つにはチョットT型した部品、たぶん大型双眼鏡。そうそう、多分観光地の展望台によくあるやつに近いのなんでしょうね。人の居るスペース、なさそうですね。。。
見てわかるでしょうか。。。。

日本の伊号潜水艦は、軍需品なので名称が結構煩雑です。この甲型も、1番艦が伊15で、第一期の同型艦が奇数で続きます。ところが、真珠湾攻撃時の配置に関する資料では、それらは伊15以外は全部偶数で記述されてたりします。物資不足、生産能力不足で途中で種別変更されたり、番号が三桁に変わったり混乱の極みなのですが、それらは詳しい人がまとめています。
ちなみにドイツでは、WWII末期、XXI型Uボートから、水上航行よりも水中航行の方が速度が速くなり、世界に衝撃を与えました。-
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