新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

☆気まぐれDiary!

☆気まぐれDiary!>掲示板

公開 メンバー数:27人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

  • from: とおるさん

    2014年04月12日 21時19分45秒

    icon

    14年04月12日Saturday

    先週の土曜日は新人研修の一環で野外研修があったのだが、今週は休みである。だからといってホテルの部屋でじぃっとしているのも、なんかあれである。朝は食堂で同期何人かと朝食を共にしたが、どうするか聞かず。
    9時半ごろ、私はホテルを出た。今日も観光してやろうじゃないかと。でも観光地に行って写真を撮るなら、やっぱりデジカメだろ。今使ってるデジカメだって8年前の品物だ、そろそろ新しいのを。なんて思っちゃって、仙台のヨドバシまで来た。カメラ売り場を一周して、手ごろなものを見つけて、じゃあ金をおろすかとATMを探し回るのだが…ないなおい。結果わざわざパルコの端っこのほうにあったセブン銀行のATMに行きついた。あれほどぐるぐる歩き回った意味よ。で、ヨドバシに戻ってカメラ売る場を歩きながら考える…私のデジカメの使用頻度、だいたい年に数回あればいいほうで。写真なんて撮ったら撮りっぱなしだし。よくよく考えろ、今買ってもバッテリーが充電されてないんだから、すぐに使えないじゃん。そういう考えに行きついた途端購買意欲が失せ、ヨドバシを後にする。
    仙台駅に戻って、スタバでコーヒーを買って、仙山線に乗る。なんだか知らないが、いわゆるC快速というやつだそうだ。仙山線…過去一回だけ乗った、愛子まで。今回はそれより遠くを目指す。発車して、途中までは順調に来た。ところが風がびゅうびゅう吹いていて、列車の行き違いの都合上、へんなところで止まった。最初は田んぼのど真ん中の信号で待たされ、次は止まる駅ではない駅で…ここはどこだ?陸前白沢?そんなこんなで30分経過。列車の行き違いは行えたが、今度はこっちが作並まで徐行である。これはいったい何時に到着するのだろう。
    作並を超えてしばらくすると、トンネル地帯。しかも恐ろしく長いトンネルに突入した…なんなんだこのトンネルは?長いぞ、すごい長いぞ。しかも単線のはずなのに、列車と行き違いをしたような?なんだ?なんだ?ってか、この仙山線全体のアップダウンの激しさはなんだ?

    列車に揺られることしばらく、目的地に着いた。山寺…もはや宮城県ではない、山形県まで来てしまった。駅のホームから、すでにその光景が見えている。わりとすごくってよ?うん。ご丁寧に見晴台、なんて、上っちゃうわけだけどさ。観光案内所でマップをもらう。
    上る前に、腹ごしらえ。それこそ休憩処に入り、芋煮セットを注文する。観光地に来たら観光地に金を落とす、観光地の人間の考えである。福島県にも芋煮の文化がないわけでもないが、果たして福島のそれとどう違うのか。出てきたものを見ると…サトイモ・ゴボウ・きのこ類・豚肉、入っているものはさほど変わらないような気がするのだが、醤油ベースというのがやはり違うのかな、と思ったりなんだり。詳しいことを知らんからあれだけれども。
    食べたら、いよいよ山寺めぐりである。参道から入って、まずは最初のほう、参拝をする。山門にて参拝料を支払い、いざ石段を上る。石段の前には、上るたびに人の煩悩が消えていく、と書かれていた。結果から延べよう、いまだに煩悩の塊である(爆)。どうやら一回の参拝でどうにかなるほどの意志と、煩悩の量ではないらしい(←なにをやかましい)。木々の間からこぼれる日の光が、なんとも神々しい。最初は若干寒かったのだが、石段を踏みしめるごとに暑くなる。途中上を見ると…なんだあの岩。さrない上に見える社殿が、まだ素晴らしい。実際に目の前に見えているのだが、それ自体が絵である。これは先人たちの行いに、感謝だな。それはいいんだけど…だんだん息切れが激しくなってきたぞ、若者らしくない(爆)。腕を思い切り振って、ひたすら前進していく。途中途中で振り返るたびに、見上げるたびに、変わる景色を見て感動しながら、どんどん上へ上へ。
    はぁはぁ言っているうちに、とうとう一番上までやってきた。大仏殿に参拝する前に一瞬振り返る、眼下に見える数々の建物。集落と線路…昔の方々は、なんてえらいんだろう。そんなことを思いながら、線香をお供えする。上のほうにも見晴台があって、行ってみる。まだまだ雪の残る山々と、この青空のコントラスト、見事である。天気が良くてよかった、本当に。
    さて、上ってくるのが酷ならば、下山するのもまた酷である。普段の運動不足もたたり、すでに足がぷるぷるしている…危ない、いやマジで。こんなところで転んでいられないので、歩けるところは歩いて、手すりにつかまって、どうにかこうにか下山してきた。もう若くない(←黙れ)。
    ふもとには休憩所がずらり。そんな中に、今どき珍しい瓶のコーラを売っている自販機が置いてある店があり、思わずそこに立ち寄った。店のおばちゃんに「年季入ってるからね」と言われ。確かにお金を扱う部分は新しくなっているが、商品が出てくる部分がいい感じ。栓抜きの部分もだいぶレトロである。コーラではなくオレンジジュースにして、それを飲みながら、おばちゃんと話をする。郡山から来た、なんて言ったら、やはり震災の話になる。いまだに山形県内に避難している人も多い。
    山寺を出て、駅に戻る。列車までしばらく時間がある、そのへんをぶらっとしてこよう。芭蕉記念館なるものがあるらしい、展示を見ると時間がかかりそうだから、外観だけ拝もうか。歩き出してしばらくすると、なにやら歩道を発見。俳句の道、この階段は五七五のリズムになっており、とかなんとかかんとか。上ってみたのは良いものの…歩幅が合わないからちょっと。そのわきの坂を歩き、上まで来た。そのあたりをぐるっとして、駅に戻る。

    自称へそ曲がり、ここまできてタダでは帰らない。仙山線で、山形まで行く。そんな山形駅のホームで、なにか面白い列車はいないかと見てみる。あの派手なディーゼルカーが左沢線か、見てやろうと思ったら行ってしまった、残念。あとは山形線用の車両も見ようかと思ったが…外見も内装も、郡山で見ている同じ形の車両とあまり変わらないのよね。じゃあいいか。
    で、仙台に戻るのに再度仙山線である。しかし快速列車は好きじゃないので、わざわざ普通列車に乗る。やっぱり各停が好きだ、うん。そんな中気になるのが、面白山高原駅。名前もなかなかだが、他の乗客「こんなとこ人いるの?」「さぁ…」さらに気になる、この長いトンネル。しかし仙山線、常々思うのは、景色がいい。山とか川のロケーションがなかなか。時期が時期だからあれだけど、これが緑が濃い時期に来たら、それはそれで見ごたえがあるんだろうな。そんなことを思ったりなんだり。しかし愛子を過ぎれば一気に街なわけで。まず景色にいいところは、各停でゆっくり行きたい。
    山形から80分前後か、仙台に到着。仙山線制覇、しかも各駅停車で。そして会社の最寄駅に戻るのに、東北本線上り方面。行き先に福島・郡山・黒磯なんて書いてある列車は外すぞ、ということで仙台空港線で帰ってきた。今日は歩いたな、うん。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件