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  • from: とおるさん

    2021年10月24日 21時00分40秒

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    21年10月24日Sunday

    昨日から、猛烈に遠出したいフラグが立っている。じゃあもう、これは行くしかない。またいつ行動制限されるかわからない。

    そういうわけで5時20分、携帯のアラームで飛び起きる。昨日干せなかったシーツよ布団カバーの洗濯、さらにいつもの洗濯をする。出かける準備をしながら、洗濯物を干す。めっちゃいい天気、出かけているうちに雨とか降らないといいんだけど。ってか寒っ。朝のうちに洗濯物を干すのは、極寒である。
    6時半前、アパートを出る。街は静かである。そんな静かな街に、朝日が差す、なんて気持ちいい朝だ。吉野家で朝食である。お客さんは、私以外に一人。それもだけど...店員さんがワンオペである。金曜日の夜に見かける店員さんだな、今まで日曜日に入っていた店員さんたちはどうしたんだろう。7時前にかけて、お客さんが少しずつ増えてくる、あとに誰か入ってくれるのかしら。
    バスまで時間があるので、バス停1個分歩く。途中、郡山女子大付属の生徒たちを見かける、朝も早よから...部活か?市役所経由のバス、乗車率はまあまあ。みんなどこへ行くのか、郡山駅は人がまばら、みどりの窓口で切符を購入し、新幹線乗り場へ。ホームは人がちらほら、東京行のやまびこ号、時間帯のせいか自由席はがら空きである。車窓から母校が見える...なんか建物増えてる。新幹線はどんどん南へ...稲刈りが終わった田んぼがどこまでも広がり、いい景色である。山々もきれいに見えて、本当に澄んでいる。ってか、郡山以南の鉄道路線なんて、マジでいつ以来だよ。
    那須塩原を過ぎれば、関東平野ドーン!一面に広がる、稲刈りの済んだ田んぼに、遠くの山々。こんな景色も本当に久しぶり。しかし今回はそこまで遠出はないし、まだビビっているので宇都宮で降車。宇都宮、いつだったか新幹線の乗り間違いでホームにだけは降りたことがある、そこから先は知らない。とりあえず新幹線改札を出て、在来線乗り場へ...こっち?宇都宮線じゃなくて、日光線はこっちか。ホームの看板の書体が、他と違って筆文字なんだけど。混んでりうわけではないが、列車を待っている人はけっこういる。そんでもって、やってきた車体は...けっこう年季が入っている。本当ならここまで在来線だけで来たかったが、明日休みとかならそれもやったけど、今回はね。
    初めての日光線、宇都宮を出れば、田んぼと住宅街の間を走る...単線なんだ。雰囲気は東北本線とそんなに変わらない。ただ発車メロディーとかドアの開閉音とか、そこあたりで首都圏の鉄道ぽさを感じる。

    そんなこんなで、無事にたどり着いた日光駅。とりあえずまずは東照宮か?でも中禅寺湖も見たいよな。観光案内のお姉さんに声をかけられる。「中禅寺湖、もう渋滞で。いつも50分のところ、今2時間かかるんですよ」もうですか?「どっちかに絞ったほうがいいですね」そうですか。バス乗り場に目をやる、すでに列はそこそこ長い。今止まっているバスは、東照宮経由中禅寺温泉方面...さあどうする?ここは割り切って、東照宮だけ攻めよう。なので、その列に加わる。東武バスは前乗り、中扉は締め切りのようである。座席はまあまあ埋まった。さらに、東武日光駅からもお客さんが乗ってきて、立っているお客さんも出てきた。ここから2時間耐久レース...しんどいな。
    私は割り切ったので、神橋停留所で降りる。もうすでにここから、人があふれている。制限解除、なめてたな。交差点を渡るとすぐ、参道の入り口があったのでそこへ。林の中に光が差し込み、神々しい感じ。歩いている人も「気持ちいいね」なんて声が聞こえる。しかしだんだん石段が見え始め「これ何段あんの...」的な声が聞こえてくる。東照宮規模になると、尋常じゃないはずだ。数年前、いとこの結婚式を東照宮でやったわけだが、それは部分的にしか見ていないわけで。実際、どうなんだろう。
    参道を抜けて、日光山輪王寺まずど~んと目に入る金門。チケットはどこまで買おうか考えていると、職員さんが無料の案内をするというので、とりあえず拝観券を買って、その案内に加わる。まずこの金門、一昨年の12月に修繕が終わったらしい。なので今が一番きれいな状態、へぇ~。その朱色がすばらしいし、この時点で細かい装飾がすごい。その門をくぐって、三仏堂。しかも案内付きだと、お堂の真ん中から入れちゃうなんて、こりゃラッキー。そして今は仏様の格子戸も半分だけではあるが開けてある。そこに並ぶ、千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音。ド迫力、すごい。そこで厄年とか星めぐりの話を聞いて、全員で合掌。そこから次の順路へと進むのだが、なんと仏様の真下に入る。真下から見たら...ますますその大きさが伝わる。さらに奥に進むと、今度は干支ごとの仏様がいらっしゃる。...しまった、名前を忘れた。罰当たりなので、あとでちゃんと調べて覚えるようにします。そこから次の建物へと移っていくのだが、途中に鐘突き堂が。広い敷地内でも、鐘はおここにしかないらしい。しかもお昼には12回突くらしい。そんな説明を聞いてから、次の建物、大護摩堂。ここは実際に火を使って、願い事を仏さまに届ける場所らしい。なので木造は鉄筋コンクリ。まず拝観前に、数珠の正しい使い方を聞く...知らなかった、今後葬祭の場面で気を付けよう。いざ大護摩堂の中に入ると、仲は暗く、火を焚きながらお経をあげている...異世界感がすごい。しかし案内する職員さんがいちいちジョークや笑い話を入れてくるの、なんだろう(笑)。
    ここだけ見てるだけでも2時間弱、こりゃもう中禅寺湖なんて言ってる場合ではない。そのまま、東照宮のほうへ向かう。参道の人の量もけた違いである。拝観料も値が張るが...まああれだけの規模になればな。いざ券を購入し、中へ。まず陽明門の装飾がすごすぎる、近くで見てもこれなのだから、双眼鏡とか持ってきて、細かい部分まで見ようと思ったら、時間がいくらあっても足りなさそう。金と白、他の色とのコントラストが...ああもう語彙力がないと、こういうときに困る。三サル、見ざる言わざる聞かざる...装飾ではわかるのだが、建物の中を見てみても実際にはよく見えず、う~ん。五重塔も近くで見ると高さがあって...いや~。その陽明門をくぐって中に入る...見覚えのある光景の気もするが、前回は社殿から見たので、はっきりどの建物だったか覚えていない。さらに今度は眠り猫を見たいわけだが...こっちか。めっちゃ参道長くない?とんでもない石段が見えるが、長い物には巻かれて、石段を上る。「あ~もう」「まだあるよ~」そんな声が聞こえるし、私自身も息が上がってきた。無事に上り切ったころには、眠り猫はもういいや、ってなっている。さすがにそれは罰当たりなので、社殿の中に眠り猫を探すも...こちらもよく見えず、うぬぬ。
    膝を笑わせながら降りてきて、再び建物に目をやると...ちょうど結婚式をやっている。ここだここ、この買う度から見渡すと...確かに見覚えのある景色だ。ここでやったんだ、こんなに多くの人に見守られていたんだと、改めて思う。社殿の中に入れる箇所がある、ある程度の大名以上しか入れなかった部屋、天井に描かれている竜には同じものは一切ないらしい。さらに36の歌が飾られている。そこでお祓いを受けえtから、奥のほうへ進む。格式高い場所にいるんだな。そんなところをめぐって、最後は泣き竜である。しかしここで大事な注意事項、社殿内で手をたたくのは禁止、みんなこれがやりたいだろうに。その代わり、職員さんが拍子木を鳴らす。天井に描かれた竜、本当に竜の顔の下以外では音が響かない。緻密に計算されているのだろう。こんな技術があったなんて、これには小声ながらも、歓声が上がる。
    見るもの見て、時刻は13時、腹が減った。東照宮を見る前に迷った東照宮の宝物殿、ここに上島珈琲が入っている。他に食べられそうなスポット...ないよな。混んではいるが、ここで昼食とする。カップル、ファミリーに混ざって、おひとり様。たまごサンドにサラダにコーヒーのランチセットで一服である。食べながら、そもそも東照宮自体一日で廻れるか心配になってきた。
    さあ、次のエリア、日航二荒山神社。ここは縁結びの神様なんだって、縁結び...。さらに社殿では七五三参りも行われている。いいね、ちゃんとこういうことができて。社殿前の輪くぐりは...恥ずかしいのでやらずにおいた(汗)。奥のほうの二荒霊泉も見ちゃったりして。山の傾斜を利用して、七福神をめぐるルートなんかもあったりする。いろいろ考えて作られている。
    さて、いよいよ最後に、輪王寺大猷院。ここもまた石段がすごいのだが、途中にある門も立派、特に風神雷神様の迫力がすごい。さらに途中では、結婚式の写真を撮ってるカップルがいる、これはめでたい。通りがかりの人たちに祝福されて、いい光景だ、どうかお幸せに。一番奥の建物では内部が見られ、豪華なつくりである。いやいやいや、徳川家のすごさを思い知るところである。奥州藤原氏もすごいと思ったが、比じゃないな。同じ世界遺産でも、こうも違うものか。
    さて、見るものはだいたい見たぞ、参道を下る。下りきったところで、本宮神社なる看板発見。ここも見ておくか、と思って、再度石段を上がる。小さな神社を見て、これで本当にだいたいかな。

    石段を下り終えたところで、交差点を駅方面のバスが曲がるのが見えた...間に合わないなもう。そう思ったのだが、バスがバス停に、しかも長時間止まっているのが見える。これはダッシュしたら間に合うかも、信号が変わってから小走りでバス停へ。結果、乗降するお客さんが多くて、そこまで焦らなくても間に合った、ふう。そして私以外の乗客は、みんな東武日光駅で降りて行った。
    終点JR日光駅で降車。時刻は15時日光線、次の宇都宮行まで30分弱。だいたいこんなの、この記事の下書きをしていれば過ぎる。そういうわけで、ホームでラップトップをかたかたやっているうちに列車が来た。それに乗り込み、発車を待つ。
    定刻になり、列車は出発。次の今市に定刻で到着し、出発...と思ったら、車体が急停車。「これより車両の点検を行います...」あっそう...。間もなくして「お待たせいたしました、点検終了しましたので発車いたします...」と言って走り出したら、再び急停車。「再度車両の点検を行います...」車内の空気がだんだん重苦しくなってきた。さらに追い打ちをかけるべく「点検をしておりますが、この車両、当分動きません」当分ってどういうことだ?いよいよざわつき始める。さらに「これより、電気関係の試験を行います」電源断、空調も照明もいったん切れる。その結果「え~、車両に故障が発生しています。この車両、動きません」壊れた、ついに壊れたぞ。こんなことがあるのか。「東武鉄道による振り替え輸送をご利用願います」振り替え輸送とはなんぞ?わからないので、車掌さんに聞く。「新幹線、自由席かぁ...。とりあえず、駅胃さんに切符見せてください」しかし今度は、窓口に長蛇の列。「結局どうしたらいいの?」「日光から東武だったら全然いいんだけど」さらに向こうのほうから「窓口でごねてる人いるんだけど...」こういうときに、そうやってかき回す人がいるのよね。進まない列に並んでいると、壊れた列車から車掌さんが「今、日光行来ますから。これでいったん日光行く人は行ってください」今度来る日光行も、宇都宮まで折り返すかまだわからない。とにかく行けるなら、日光まで行って東武に振り替えるか状況を確認したほうがいい、というのが車掌さんの話。なので入ってきた日光行に、窓口で待っていた人たちが、わらわら乗り込む。私も乗り込み、日光に向かう。「どうすんの?宇都宮まで」「行くのかな?」みんな疑問は残ったまま。
    日光駅に到着、改札にダッシュ。駅員さん「折り返し宇都宮まで行きますよ」行くんですね?その言葉を信じて、列車に乗り込んだ。本来のお客さんと、そしてさっきのトラブルbに巻き込まれたお客さんで、社内はそこそこ混雑。まず列車が走り出したことに安心する。次の今市で、さらに待っていたお客さんを乗せる。ここでちゃんと今市を出発して、ようやく落ち着いた。その後も列車はちゃんと走り続け、宇都宮へ。「間もなく終点、日光、日光です」「今、日光って言ったよね?」「うん...」車掌さん、疲れてる。
    夕方の帰宅ラッシュ、17時半前。遅れまくっているので、乗り換えは知らん。とにかく新幹線乗り換え改札へ。そしたら...5分後くらいに発車する仙台行がある。しかも時間調整で、長めに止まってるっぽい。ホームへ出ると、いたいた仙台行。乗り込んでしまえば、もう安心だ。自由席の乗車率は、そんなに高くはない。がら空きとまでは言わないが、そこまで乗ってるわけでもなく。こんなもんなのかな。
    那須塩原を過ぎ、新白河を過ぎ、だんだん見慣れた光景が近づいてくる。無事に郡山駅のホームに降り立ったときは、もう生還した気分。福島交通のバスは、やっぱり落ち着く。日曜の夕方、バスの乗車率はそこそこ。そして気づく...郡山シティホテルが真っ暗なんだけど?あれれ?
    そんな疑問を持ちつつ、アパートの最寄で降車。ベニマルで晩飯を買って、帰宅。朝のうちにしこたま干した洗濯物を取り込む。アイロンがけがないだけましだわ。ちゃっちゃと晩飯を食べて、荷物を片付けて、明日に備える。ここまでいろいろやっておいてよかった。

    久しぶりの遠出、やっぱり旅はわくわくする。日光東照宮、スケールの大きさは、ちゃんと自分の身をもって体験しないとわからない。そして説明を聞きながらだと、より楽しめるんだな。あと、下調べはちゃんとしないとな。中禅寺湖まで攻める計画だったら、最低でも1泊はしないと無理だね。あとみんな、出て歩きたいのがわかった。この状態が続くといいな、うん。そして関東圏の紅葉スポットをなめてました、はい。
    あと、知らない土地での運転見合わせは不安だ。私鉄の振り替え輸送とか、わからないことが多い。ってか、むしろここまでよくそういう事態に当たってこなかったと思う。まあこれも経験だな。リサーチできるように準備もしておかないと、これもリスク管理だよな。行き当たりばったりが好きだけど、それだけじゃだめだ。…馬頭観音様に罰当たりなことしたのかしら?
    最後に、私の干支の仏様、普賢菩薩様です、はい、覚えます。

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