タイーラオスの２番目の友好橋（タイ・ムクダハーンとラオス・サヴァンナケットを結ぶ橋）を渡って来ました。この橋は、約２ｋｍ、昨年の１２月２０日に開通式が行なわれましたが、橋の管理維持費の折り合いが２カ国間で取れず、通行出来ないという状態がしばらく有りました。
工事期間中に日本人を含む数名の方がお亡くなりになった場所でも有ります。
そして、今年から日本人は、ラオス入国時に『ビザ無しで１４日間滞在できる』ようになりました。
この橋の開通で、タイーラオスーベトナム間の陸路輸送が非常に便利になる事でしょう。しかし、橋は開通しましたが、道路の整備はこれから？という印象を受けました。せめて片側２車線は欲しい所かな？です。（今は片側１車線です）
そしてこれから徐々に、ベトナムの安い商品がタイに並び始める？と思います。

　橋を見て渡った感想は、タイーラオス第１友好橋（タイ・ノーングカーイとラオス・ヴィエンチャンを結ぶ橋）と極めて似ていました。橋たもとに有るイミグレーションの感じ（ガソリンスタンドみたいに
感じるのは僕だけ？）や道路の作り・橋は、特に似ています。
ですが、ノーングカーイの国境と違い『免税品店』は今現在有りません。サヴァンナケット市内でタバコやお酒をお買い下さい。一般の店でも、かなり安く買えます。（免税品？と思えるぐらいの価格です）
　タイ側のイミグレーションでは、入出国時の荷物検査が厳しく、ラオス側は簡素な検査でした。
荷物検査は、「軍人」が行っていました。「３月３日のワン・マカブチャー」のテロを警戒しているのかな？
橋を渡るのは乗用車でも出来ますが、タイ側の検査がやはり厳しいです。
イミグレーションの開いている時間は、『８時〜１７時』までで他の国境より短いです。
詳しくは、イミグレーション　http://mukdahan.immigration.go.th　です。
ほとんどの旅行者は、ムクダハーンとサヴァンナケットを結ぶ「タイーラオス・インターナショナル・バス」（５０バーツ）を使っていました。ラオス側で買うと４５バーツまたは、１３０００キップです。
白・青・オレンジのカラフルなバスで、横に大きく看板が書かれていて誰にでも解かるバスで、タイ側で乗れるのは、ムクダハーンのバスターミナルと橋のたもとの２箇所になります。
地元民の買出し？で沢山の人が乗り、バスは大繁盛しています。１時間に１本ぐらいの時刻表ですが、お客が沢山の時はどんどん増発しているようです。

　ラオス入国（ビザ）が楽になり、まだあまり普通の人には知られていない車で越える新しい国境ですので、国境越えがお好きな方も、昔、船で越えた方も、いかがですか？
　ラオスに行くと「タイの良い所、逆に、悪い所がはっきり見えて」面白いですよ！

　ちなみに、タイで日本人が国境を越えられる場所は、タイ東部（ハートレック、バーングレーム、アランヤプラテート）、タイ東北部（チョーンメック、ムクダハーン、ノーングカーイ）、タイ北部（チェングコーング、メーサーイ、メーソート）、タイ南部（ラノーング、サトゥーン、パーダングベーサール、サダオ、スンガイコーロク）です。？な場所は、東部チョンチョム、北部チェングセーン、西部サングクラブリー、南部タークバイです。国境はある日突然、閉まってしまう事が度々有るので、行かれる方は御確認してから行って下さい。（特にミャンマーとの国境は要注意です）

　余談ですが、タイ・ムクダハーンの１部とラオス・サヴァンナケットでは携帯電話が使えなかったりします。
AIS、トゥルーは結構使えますが、DTACはかなり使えません。
そして、AISはラオスに入ると「LAO　GSM」（ラオ・テレコム）に勝手に変わり、電話しても電話を受けても１分１５バーツ掛かってしまいます。電話を受けるのに何故１分１５バーツ？？？。
僕の場合、友達がサメット島に行くのに沢山質問の電話が有り、掛けていないのに４５０バーツも引き落としされました。丁寧に教えてあげて、電話代僕持ち？？？納得出来ません！！！
そしてお金を補充しようとしたら、ラオス・キップでは補充できず、タイに戻ってからしか補充できず残金不足で電話が使えませんでした。携帯を持って行く方は特にお気を付け下さい。