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from: momoさん
2024/12/19 23:12:35
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(༼ ◕_◕ ༽(¬_¬ ) 😛 何でもかんでも中途半端な紐づけ弊害?
10月下旬からマイナ保険証の利用登録を
解除する動き
マイナ保険証は医療DXの基盤」(デジタル庁)...なのに解除手続きは
「超アナログ」マイナンバーカードを健康保険証として利用する
「マイナ保険証」への一本化が、12月2日から本格的に始まった。
今後、「紙の保険証」は新たに発行されなくなる。
ところが一本化に先立ち、10月下旬からマイナ保険証の利用登録を
解除する動きが全国で起きていた。
当初、マイナ保険証はいったん登録すると解除できない仕組みになっていたが、
国が10月28日から登録解除を可能にしたためだ。
「持ち歩くのが不安」「資格確認書がほしい」というのが主な解除理由の
ようだ。
マイナ保険証の登録解除の手続きができるよう、政府がシステムを改修すると
決めたのは'23年8月。だが、厚生労働省がその詳細を保険者である健康保険
組合や自治体に通達したのは'24年2月で、それから8ヵ月後の10月9日に
なってようやく登録解除の運用開始を告げた。
「政府としてはおそらく、利用登録したのにわざわざ解除したがる人は
いないだろうと考えていたんでしょう。
つまり、最初から想定していなかったわけです」
富士通で住民基本台帳のシステム開発などに携わり、マイナンバーの制度設計も
熟知する、行政システム総研顧問・蓼科情報主任研究員の榎並利博さんはそう
指摘する。
マイナンバー制度を作ったのは民主党政権だが、マイナンバー法を成立させた
のは政権奪還後の自民党政権だ。
医療サービスにマイナンバーを使うための「特別法」を作る話は「その後、
どこかに飛んでしまった」と榎並利博さん
厚労省のホームページでは、マイナ保険証の利用登録解除について次のように説明している。
・保険者(健康保険組合や自治体)に申請することで、マイナ保険証の利用登録を解除できる。
・解除後、有効な保険証がない場合は「資格確認書」の交付を受けられる。
・具体的な解除手続についての問い合わせは、自身が加入している保険者へ。
国は、利用登録解除の手続きに関しては保険者まかせ。実際、解除方法の説明
は自治体によってさまざまだ。
しかも、解除申請には「紙」による手続きが必要。
健康保険組合や自治体の窓口に出向くか郵送するなどして、申請書と本人確認
ができる公的機関発行の書類を提出しなければならない。
「マイナ保険証は医療DXの基盤」(デジタル庁)のはずが、解除申請の手続きは
思い切りアナログだ。
「マイナンバーそのものを使えば、トラブルは起こらない」
ちなみに、マイナカードを取得していない人や、マイナカードを取得している
が保険証利用の登録をしていない人には「資格確認書」が交付される。
利用登録をしていてもマイナ保険証での受診が困難な高齢者などは、
現行の保険証が切れる際に申請することによって資格確認書の交付を受けられる。
「政府は場当たり的な対応をとっている感じがします。
そのために、自治体の現場が混乱を極めているのではないでしょうか。
システムのことも知らない、現場の運用もわからないような人たちが、
法律や制度を勝手に作って進めていることが問題です」
そもそも、マイナ保険証の運用が始まったのは'21年10月。新型コロナの
ワクチン接種をめぐり日本のデジタル化の遅れが露呈したのもこの頃で、
政府はマイナ保険証の利用率アップを足がかりに医療のDX化を加速させる
という青写真を描いていたようだ。
だが、本格運用開始から3年経ってもなお、マイナ保険証にまつわるトラブル
は後を絶たない。原因はどこにあるのか、医療DXは進んでいるのか
。改めて榎並さんに聞いた。
「マイナンバー制度ではもともと、社会保障と税、災害対策の分野で
マイナンバーを使うことを念頭に置いていました。
社会保障である医療保険は利用対象ですから、マイナンバーカードを
保険証として使うことは、当然ながら最初から想定しています。
ただ、医療分野でのマイナンバーの使い方は中途半端。
その理由は、医療保険の『現金給付』と『現物給付』が分けて考えられて
いるからです」
医療保険の「現金給付」とは傷病手当金や高額療養費など支給される現金、
「現物給付」は診察や治療、投薬などの医療サービスを指す。
「医療保険の現金給付については、マイナンバーを使うことがマイナンバー法
に規定されています。
しかし一方の現物給付、つまり診療行為や診療記録、薬歴などの医療記録には
マイナンバーを使うことができません。
実は民主党政権時代のマイナンバー制度設計時に、病気に関しては遺伝疾患
などがあると本人以外にもプライバシー侵害の影響が及び、マイナンバー法の
範疇を超えるという議論がありました。
そこで、医療の現物給付については、マイナンバー法とは別に特別法を制定して
対処することになったんです」
明日からは冬本格化とか インフルや、リンゴ病、手足口病等も流行のようです
皆さんお体大切に、雪国では雪かきも頑張りましょう
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