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  • from: コナンさん

    14時間前

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    😊   6月21日 4時44分 室温25℃ 湿度79%

    「山のクマ・街に来たクマ大出没の理由」つり人社書籍編集部編

    釣りの専門出版社のつり人社では、当初、釣りで山に入る人に
    知っておいてもらう趣旨でクマと人の関係を追いかけてきたが、
    今やその出没地が人の生活圏にまで広がってきた。

    本書は、長年の蓄積を生かしつつ、クマ遭遇者のリアルな声を収録。
    クマ出没の多い東北・秋田の現場の声、渓流魚分布の探究者や
    山の恵みを求めて常時山に入っている料理人の声、釣りの最中の
    クマとの遭遇談などを豊富に集めている。

    海釣り施設にまでクマが出没した証言もあり、クマは山に出るものと
    いう今までの常識が通用しなくなっていることも分かる。

    最終章では釣り人にアンケートを行い、遭遇しないための工夫から
    万一遭遇してしまった時の対策まで、その具体策を現場の声から拾っている。
    (つり人社 1980円)


    「奥山を捨てたクマ」金井塚務著

    奥山に足を踏み入れることの多いフィールドワーカーは、
    クマはもちろん山から生き物が減ったことに気づいた。

    クマの大量出現とは言うが、クマの個体数は増えていないのではないか。
    著者は森林伐採や拡大造林、ダム事業など、人が山に対して行ったことが、
    森林の生態系を根本から変容させ、クマの分布のドーナツ化が
    起きた可能性があるという。

    本書は、クマ問題を人間社会と自然の相互作用の一側面として
    とらえるべきだとして、多角的な視点から問題をとらえていく。

    奥山の動植物が減った結果、クマの生活を支えきれなくなり、
    クマは人がつくる作物や人工物に依存しなければいけない
    状況に追い込まれた。

    山が本来の生産力を回復すべく、自然破壊を進める人間社会が
    変容することこそが根本解決につながるのではないかと述べている。
    (緑風出版 2420円)


    「家に帰ったらクマがいた」米田一彦著

    クマに3000回以上遭遇し、うち9回の襲撃から生還した経験を持つ著者は、
    長年、秋田県生活環境部自然保護課に勤務し、退職後はクマの研究家として
    主に西日本で活動してきた。

    本書は、特に本州のツキノワグマに詳しい著者による、
    ありのままのクマの姿を解説した書。

    たとえばガソリンやペンキはクマを引き寄せるのでペンキの缶に
    頭をつっこむクマがいたり、オスに子を殺されないために母子クマが
    幹線道路沿いに移動してきたりするらしい。

    クマの出現が相次ぐ今、ハンターによる駆除の必要性が大声で叫ばれがちだ。
    確かに共存の難しさはある。しかしとにかく駆除、とにかく保護と時々で
    対策を揺らす前に、日本でクマが森の守護神として存在してきたことを
    理解し、まずは本来のクマの姿を知ることが重要だと説いている。
    (PHP研究所 1320円)

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